本作品はnmmnとなっております。
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私、レオス・ヴィンセントは
同じくにじさんじ所属ライバーの〝加賀美ハヤト〟に声が似ていると言われる。
そして、その彼のことが好きだ……
この思いに気がついたのは先月のこと。
この思いは、心のうちにある単なる尊敬。
だと思っていたが、いつしか恋心に変わっていたことに気がついた。
「レオスさん。好きですよ」
声が似ているからこのようなことも出来る。
録音した音声を聞き直すと私の声が強く、どうしても彼の声には近づけない。
「ほんと、なにやってるんだか」
そう思い、録音した音声を削除しようとしたとき、右腕を掴まれた。
「えっ……」
「なに可愛いことやってるんですか?」
「社長……!?」
終わった……見られていた。
「私の真似ですか?」
「ぁっ……いや」
「そんなことしなくても私がいくらでも言ってあげますのに」
「ふぇ……?」
「レオスさん。好きですよ」
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