テラーノベル
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#両片思い
ゆき🍭❄
25
さくら
28
沢山の💬ありがとうございます︎🫶🏻
ほんとにいいねだけしてるんですがちゃんとコメントも読んでます‼️
後、活動初めて2年になりました🥳🎀
そしてフォロワーも1400人になったのでなにかまた新しい作品作るか迷い中です🙄💭
ハイキューか、もうアニメ始まった桃源暗鬼などなど、!
長話になってすみません🥲🙏🏻ではすたーと!
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翌朝、月島が意識の表層へと浮上したとき、最初に感じたのは、身体の自由を完全に奪われたという「異変」
(…..動け、ない…..?)
目を開けるよりも先に、両手首に食い込む鈍い感触と、冷たい感触が伝わってきた。
慌てて目を開け、自分の腕を引き寄せようとしましたが、ジャラリ、という金属の擦れる音が虚しく響くだけ。
「….っ!?なに、これ…..つ、放して!!」
視界に入ってきたのは、ベッドのフレームに固定された厚手のミトンと、それを繋ぐ頑丈なべルト。そして、自由を奪われた自分の無様な姿。
記憶は、やはり真っ白な霧の中。
目覚めた瞬間、自分がなぜこのような「家畜」のような扱いを受けているのか。
自分は拉致されたのか、それとも誰かの玩具にされているのか。根源的な恐怖が、月島の喉を突き破った。
「…..助けて!!誰か…….、放して、やめてください!!」
月島は狂ったように身体をよじった。
手首を無理やり引き抜こうとするたびに、ベルトが白い肌を擦り、鋭い痛みが走る。
しかし、パニックに陥った彼は、自分の骨が折れることさえ厭わないほど激しく暴れ、金属音を部屋中に撒き散らした。
「…..っ、う、あぁあっ!!だれか、たすけ…」
「蛍……」
部屋の隅、影に溶け込むように座っていた男が、ゆっくりと立ち上がった。
ボサボサの黒髪に、鋭い目つき。けれど、その表情を見た瞬間、月島の叫びが喉の奥で凍りついてた。
男は、今にも泣き出しそうな、世界で一番深い絶望を煮詰めたような、ひどく悲しそうな顔をしていた。
「….起きたか。…..ごめんな、蛍。痛いよな、怖いよな」
男の声は震えていた。
月島は、その悲しげな顔に一瞬だけ怯みましたが、本能的な恐怖がすぐにそれを上書きした。
自分をこんな目に遭わせる人間が、なぜそんな顔をするのか。その矛盾が、さらに月島の恐怖を煽る。
「なんで……僕を、こんな目に……何をするつもりなんですか!?殺すなら、いっそ今すぐ……っ」
「殺さない。…..絶対、殺させない」
男は、這いずるような足取りでベッドの傍らに膝をついた。
そして、拘束された月島の手に触れようとして…..その手が激しく震えているのに気づき、空中で止めた。
「昨日、お前は自分の爪で自分の喉を裂こうとしたんだ。…..俺を、知らない男だって言って、俺の手から逃げるために、自分を壊そうとした。…..俺には、それを見てることしかできなかった」
男の目から、一粒の涙がこぼれ、拘束された月島の指先に落ちた。
「お前に恨まれてもいい。…..お前に、一生『人殺しの顔をした誘拐犯』だと思われてもいい。….でも、お前が自分の命を捨てるのを、俺は指をくわえて見てるなんて、逆立ちしたってできねーんだわ」
男は、月島の顔にかかった髪を、震える指先でそっと払った。
その指先からは、焼けるような熱さと、張り裂けそうなほどの愛情が伝わってくる。
(…..怖い。…..知らない人。…..僕を縛っている、恐ろしい人)
頭はそう繰り返しているのに。
目の前の男が浮かべている「悲しみの色」が、あまりにも純粋で、あまりにも孤独で。
月島は、激しく上下していた肩の動きを、少しずつ緩めていった。
怖い。縛られているのは耐えがたいほどに怖い。
けれど、自分を縛りながら、自分以上にボロボ口に泣いているこの男から、目を逸らすことができない。
「….名前、は…..」
月島が掠れた声で問うと、男は歪んだ笑みを浮かべ、涙を拭いた。
「…黒尾。黒尾鉄朗だ。…..お前を、何があっても地獄から引きずり戻すと決めた、大バカ野
郎だよ」
窓の外には、昨日よりも深い雪が積もっていた。
白い檻の中で、縛られた恋人と、泣きながら彼を見守る恋人。
音のない世界で、二人の狂ったような愛が、静かに、そして残酷に重なり合っていた。
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拘束を解かれた月島の手首には、薄く赤い跡が残っていた。
黒尾はその跡を隠すように、自分のものだという厚手のニットを月島に着せると、何も言わずに彼を車へと連れ出した。
車に揺られること数時間。辿り着いたのは、冬の灰色い空を映し出す、深く、冷たい「海」だった。
「…..海?」
月島は、助手席から呆然と外を見つめました。
もちろん、記憶のどこを探しても、この場所の風景は見つからない。 けれど、打ち寄せる波の音を聞いた瞬間、胸の奥を鋭い針で刺されたような、言葉にできない痛みが走りました。
「…..ここ、初めて来た気がしません。…..でも、思い出せないんです」
「いいよ。俺が覚えてるから」
黒尾はそう短く答えると、月島を促して砂浜へと降りた。
凍てつくような潮風が、月島の頬を撫でる。
黒尾は月島の隣を、決して離れず、かといって無理に触れることもなく歩いた。
「ここはさ…..お前が、初めて俺に自分から『好きだ』って言った場所なんだよ」
黒尾は、水平線の先を見つめながら、独り言のように呟いた。
「あの時のお前、顔を真っ赤にしてさ。…..今みたいに、震えてた。…..今の俺を見てるお前の目は、あの時とは全然違うけどさ。…..でも、この海の匂いは、あの時と同じだな」
月島は、黒尾の横顔を見つめた。
悲しそうな、それでいて全てを包み込むような眼差し。
「知らない人」のはずなのに。この人と一緒にこの海を見ていると、なぜか「帰ってきた」ような錯覚におきる。
「…..黒尾さん。僕は、あなたのことが分かりません。…..でも、この海を見てると、涙が出そうになるのは……どうしてですか」
月島の目から、ひとすじの涙がこぼれ、砂の中に吸い込まれていった。
記憶は失われても、心が流した涙の跡だけは、海風が運ぶ潮の香りに刻まれていたのかもしれない。
黒尾は何も言わず、ただ静かに、月島の肩に手を置きました。その温もりだけが、今の月島の「現実」だった。
帰り道、車内は沈黙に包まれていた。
月島は車窓に流れる夜景を見つめながら、激しい疲労感に襲われていた。
記憶の欠落を埋めようとする脳が、限界を訴えていたから。
家に着くと、黒尾は手早く月島をベッドへ誘導した。
「蛍、今日はもう疲れただろ。先に寝てていい
よ」
黒尾は月島の額を優しく撫でた。
その手は、昨日のように月島を縛るためのものではなく、慈しむためのもの。
「…..黒尾さんは、寝ないんですか?」
「ああ。ちょっと、…..出かけてくる。すぐに戻るから」
黒尾は、壁に掛けていたコートを手に取った。
夜の10時を過ぎた時間。月島は、なぜか言いようのない不安に襲われた。
「知らない男」を怖がっていたはずなのに。いざ、彼が自分の視界から消えようとすると、深い闇の中に一人取り残されるような恐怖が、背筋を這い上がってくる。
月島は暗闇の中、一人で布団を握りしめました。
先ほどの海の匂いが、まだ鼻の奥に残っています。
黒尾がどこへ行ったのか、何を買いに行ったのか、月島には分からない。
けれど、一人残された部屋で月島が感じていたのは、昨日までの「恐怖」ではなく、自分でも驚くほどの「寂しさ」だった。
(…..明日。僕はまた、あの人を忘れるんだろう か)
月島は、窓の外を走る車のヘッドライトを見つめながら、来るはずのない「記憶」を探して、深い眠りの淵へと落ちていった。
__記憶が無くなるまで×日??
皆さん等々終盤ですよ!?
めっちゃ頑張りました💦
皆さんはハッピーエンドはバットエンドどちらが見たいですかね?
コメントの数が多い方をやろうかなと思います♪
ハッピーエンドがいい方はコメントにハッピーエンド。
バットエンドがいい方はコメントにバットエンドと書いてください!
私的にはもうどちらも思いついてるので大丈夫なんですけどね笑
コメント
2件
やっぱ最後はハッピーエンドみたいです!あと、今回の作品も最高でした!これからも頑張ってください!
あああもうこの回エモすぎる!!😭💕 黒尾が月島を縛りながら、自分はそれ以上にボロボロに泣いてるの、逆に怖いんだけど切なくて…「♡♡♡せない」って言い切るのがもう、愛の重さと狂気と優しさが混ざりすぎてて胸がぎゅってなったよ…!! 月島が記憶なくても海で涙が出るのも、心がちゃんと覚えてるんだなって思うと泣ける🥺💦 そして最後の「寂しさ」に気づく月島…この変化が尊すぎる…! 終盤ってマジ!?ハッピーもバッドも気になるけど、どんな結末でも受け止める覚悟はできてる!! 続きが待ち遠しすぎるよー!!🌸✨