○○『私は運動が全然ダメだから、
ほんとに尊敬する』
ジミン『そんな感じするよな』
遠慮もなしに口角を
上げるジミンくんは、意地悪で
言ってるんじゃなくて、
元々サバサバしてる性格
なんだろうな、、と思うことで
メンタルを保つ
○○『、、?』
○○『頭脳部門1位の人は、
どうしたんですか?』
ナラさんもトップ4までって
言ってたけど、講堂での話では、
保留扱いと言っていた
グクくんもよく分からないみたいで
首を傾げる
グク『選ばれた人が辞退とか?』
○○『辞退できるの!?』
ジミン『辞退しようと思ってんの』
食い気味に反応すると、
ジミンくんから的を射た返しが
来て黙り込む私
ジミン『つうか、辞退なんて
出来ないんじゃないの?』
ジミン『今までそんなん
聞いたことない』
ジミン『てか、こんなに名誉ある
ポジションを自ら手放すなんて』
○○『じゃあ、、、』
○○『どうして頭脳部門の人は
保留なのでしょう』
グクくんも首を傾げるこの事態は、
もしかして私と同じ考えなのかも!
理由が分かれば、
私も辞退できたりする?
ジミン『さぁ?』
ジミン『そんなバカみたいなやつの
考えることなんか、
分かるわけないじゃん』
ううっ、バカって
仮にも、頭脳はトップなのに、、
ジミン『なんの不満があって
エクセレントの権利を放棄するって
んだよ、、なぁ?』
グク『ん〜、なんだろうな?』
グク『俺には分かんないけど、』
グク『まぁ、頭良すぎて
おかしいってことも
なくもないか、、』
グク『あれ?俺なに言ってんだ?』
はははっと笑うグクくん
ところで、最大の疑問
○○『あのローズっていうのは』
○○『一体なんなの?』
一番気になっていたことを
尋ねる私に、グクくんが
得意気に口を開いた
グク『俺が教えてあげる!!』
グク『ローズのポジションは、
共学になった10年前から
出来たんだけど、エクセレントは
元々総合2位も含めて
5人いたわけで、必ずしも
男が4人女が1人って
わけじゃないんだ。』
グク『けど、このエクセレント
システムに憧れる優秀な男子が
大勢入学してくるから、
部門別はほぼ男子になる。』
グク『だから、総合2位には女子が
選出されることが多いかな、?』
グク『その場合、ローズっていう
愛称が付くだけのことだよ』
なんて恐れ多い、、
聞けば聞くほど、
私が選ばれた意味が分からなくなる
○○『すみません、、』
○○『私みたいのがローズ、、に
なっちゃって、、、。』
○○『仕組みも知らないし、
そもそも憧れてた訳でもないのに』
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①物語は長いけど、
投稿するのが遅い。
②物語は短いけど、
投稿するのが早い。
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