恋
それは、人が一度や二度するものだろう
だけど俺は、したことがない
小さい頃から俺は、人に興味がなかった
誰かに好きと言われても何も感じない
女子「りょうたくん、わたしねりょうたくんのことすきなの!!」
宮舘「すき、?なにそれ、へんなのぉ」
女子「え、ぇ、…うわぁぁぁん、せんせぇぇ、りょうたくんがぁ」(泣
こんな風に、女子をよく泣かせていた
けど、小さい時の俺はなんで泣いているのかわけがわからなかった。
それから俺は、小学生、中学生、高校生、大学生 と普通の学校生活を送っていた
告白される場面は、何度かあったが付き合って何になるのか分からなかったため振った。
そして俺は、一度も恋をしたことが無いまま社会人になった
社会は、厳しい。上下関係も激しい。
そんなこの世の中で、俺は恋愛する気にはなれなかった。
宮舘「はぁ、疲れた、」
深澤「おっ、仕事終わった?」
宮舘「はい。なんとか」
深澤「お疲れ様」(頭撫
この人は距離感がよく掴めない先輩
こんな俺にでも、優しくしてくれる人だ。
けど俺は、この先輩の前でなら素が出せる気がする。何故かはわからないけど
深澤「宮舘くんってさ、しょーじきモテるっしょ?」
宮舘「え?」
深澤「だってさ、仕事もできるしかっこいいし。おまけに、性格もいい」
宮舘「そう、ですかね、笑」
深澤「そうだよそうだよ!てか、ぶっちゃけ、結構告白されてきたでしょ?笑」
宮舘「まぁ、それなりに、、」
深澤「やっぱり?笑」
宮舘「でも、全部振りましたよ、笑」
深澤「え、なんで?!勿体なくない?!」
宮舘「そうかもですけど、俺には付き合う意味が分からなくて」
宮舘「付き合ったとしても、何をするのかもわからないし。」
宮舘「付き合って、何になるのかも分からなくて。」
俺は、深澤先輩に俺が思ってること全てを話した
先輩は、ずっと俺の目を見ながら話を聞いてくれた
ほんと、いい人だな~
深澤「ふーん、なるほどね~。」
宮舘「はい、、」
深澤「てことは、まだ恋したことないの?」
宮舘「はい、」
深澤「え~!そうなんだ。じゃあさ、」
宮舘「?」
深澤「俺と、、試してみる?恋」
宮舘「た、試す??」
深澤「そう、俺が宮舘くんを惚れさす」
宮舘「それ、試すって言うんですか?」
深澤「いや、わかんない笑」
俺は、深澤先輩の案にいいかも と思ってしまった
深澤「まぁ、とりあえずやらなきゃわかんないじゃん?」
宮舘「それは、、たしかに」
深澤「だから、試してみない?俺との恋」
宮舘「…で、でも、先輩はそれでいいんですか?」
宮舘 「もしかしたら、ほんとに恋しちゃうかもなのに」
深澤「うん、全然いいよ。逆に、俺が宮舘くんの初恋奪っちゃっていいの?笑」
宮舘「別に、先輩だったら嫌じゃないですけど、、」
深澤「あはっ笑 かあいいね~」(頭撫
宮舘「なっ、!!」
深澤「んじゃ、俺、明日から本気で惚れさしに行くからね。宮舘くんのこと」
宮舘「惚れさせれるもんなら、笑」
コメント
9件
あの…昔幼稚園で泣かされた者です、(?)
猛スピードで結婚式場持ってくる!!!!
ちょ、入り方から好きすぎる