私の名前は、紫音(しおん)。
ただの、中学生。
私は、得意なことなどは特にない。
好きなことも特にない。
友達は、そこそこいる方だ。
でも、その友達も、私にとってはただ見た目だけの友達。のような感じ、なのかもしれない。
まぁ、どうでもいいけど。
クラスの人達は、私が体育などで何かが綺麗にできた時などに、「やっぱり紫音ちゃんはすごいね」と言ってくれる。少しは嬉しくなる時だってあるけど、そんなの一瞬だけだ。
「何か、困っているなら、相談乗るよ?」などと声をかけるだけで「紫音ちゃんは、優しいね」と言われる。確かに、そんなことを言う人は、あまりいないとは思う。
けど、暇だから声をかけているだけ。
私は、みんなが思っているような、優しい人間でも、心が綺麗な人間でもない。
本当の私を知った時、みんなは、私のことを避けていくだろう。
そのくらい知っているし。
どうでもいい。
私を、認めていてくれていても、何かが違う
コメント
2件
君ってストーリー書くのほんと上手だよね! しかも投稿スピード速いし…マジ尊敬! 今回の話も好きだな~