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knsm
⚠︎shkとsmの兄弟表現あります
⚠︎なんでもありな方のみ
⚠︎knsm
sm視点
俺には兄がいる。2つ上の高校1年の兄ちゃん。
兄ちゃんは明るくてゲームが強く、勉強も運動も出来る完璧な兄ちゃん。誇りに思っている。
そんな兄ちゃんの友人にきんときという男がいた。
きんときはたまに遊びにこの家に来ている。
3人でゲームをしていると兄ちゃんが御手洗で1度ゲームを中断することにした。
きんときと俺ふたりだけの空間。俺は密かにきんときに好意を抱いていた。チャンス、と思い色んな恋話をきんときに持ちかける。そう話しているときだった。
kn「そんなに俺の事気になんの…笑?」
俺のこと知ってても意味ないよー、と軽く微笑み俺の顔を覗いた。俺は顔を赤らめきんときから目を逸らし自分の思ってることとは反対の事を言っていた。
sm「…ッべつ、に…?…ほら、高校生だし??そーゆーの、興味あるのかなー……って、さ?」
すごく変な誤魔化し方をした気がするが、きんときの顔が一瞬強ばったのを見た。
sm「…もしかして、………ある、の…?」
俺がそう問うと、きんときはこちらに顔を寄せてきて驚き、つい俺は目を閉じた。その瞬間、きんときは俺に軽く口付けをした。
ちゅ、と唇が重なった音がした。俺は思わず目を開けた。そこには微かに微笑み何も無かったかのようないつものきんときに戻った。でも微かに、少しだけ寂しそうな表情をしていた。俺は好きな人とキスをしてしまったという恥ずかしさとファーストキスをこんなときに消費してしまったという寂しさがあった。
kn「興味あるのはsm、なんだけど」
俺はその言葉をきんときから聞いた時に一瞬脳がパンクした。きんときが?おれに?興味を持ってる?…
そんなとき、シャークんが御手洗から帰ってきた。
shk「っよーし、ゲームの続きやろ」
kn「…いや、俺もう帰るわ。また明日…ね」
shk「まじ?じゃあな〜」
sm「…また、あした…。」
俺は不思議な気持ちでこの後を過ごした。未だ唇に触れてしまった感触が残っている。俺は中学生で、彼は高校生だった。
それからというもの俺はどんどん成長していき、あの時の彼と同じ高校1年生になった。同じ高校だったものの一切会わなかった。多分、きっと、気まづいとかそーゆーことじゃなくて。お互いの心境の問題。…いや、殆ど俺の問題だが。あのとき、唇を重ねてしまった時から決まっていたのだろう。知ってしまった次の日から決まっていたのだろう。何故、彼は俺にキスをしたのか。ずっと悩んでいた。…彼は教えてくれなかった。
sm「…あのときの感触、わすれちゃったよ…」
sm「……ずっ”と、”、…好”きだっ”た”ッ、…!」
俺は彼の墓に花を置いた。
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見てくれてありがとうございます。
初めて死ネタを考えました。
最初はどろどろしてるshksmのつもりでした。
1240字!でした!
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