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🦖🐙
両思い
アイドルパロ
――
俺は今あるアイドルに恋している。
といっても俺もアイドルだ。 アイドル同士の恋愛なんてタブー 。 しかも同グループの奴に恋なんて世間に知れ渡ったら批判の嵐だ。今日は正直いうと苦手の部類に入るダンスだ。気分は下がるが彼に会えると思うと足取りは重くない。
――
「すいません遅刻しました ッ ! 」
扉が開いたかと思ったら長髪で相変わらずスタイルと顔だけはいい奴が来る。この遅刻してきたやつは俺の相方。 此奴は俺よりは遅刻しないがする。まぁ生憎今日は俺の方が早かった笑
「るべしょう遅いよ ~ ! 」
「ごめん ~ ! 」
「はぁ 。 全く何遅刻してんだ」
「ろうきゅんも遅刻してたよね ? 」
「ろうきゅんって呼ぶな」
「おい ! るべるべ」
「何 ~ リト」
そういい彼奴はリトの近くに行く。
「今日あの先生だぞ」
「え ? あの怖い先生 ? 」
「そうそう」
「ひぇ ~ 。 なんかあったら助けてね ! 」
声は小さいが俺の耳を舐めてもらっちゃ困る。あの先生とは彼奴がいちばん苦手としている先生。できないところを厳しい言葉でずっと言われ続けるためダンスが苦手な彼奴にとっては苦手とする人物に入るのかもしれない。
「はぁ ~ 。 今日も俺の推しかわいい ~ 」
「また惚れてんの ? 」
「いくら見てもいいもんですからね」
「まぁでもガチ恋なんだろ ? 」
「まぁ … 」
「おはようございます 。 先週始めるのでいつもの位置に 。 早く」
ぅげっと言わんばかりの顔を一瞬するが笑顔になる星導。まぁここから地獄の時間にもなるしな。この先生は基本ぶっ通し。昼飯の時、3時間に一回の水分補給は貴重な時間だ。
――
貴重な休み時間。水分補給をしたらゆっくりしたいのに今日も今日とて此奴の好きな人の話。
「なんであんなにメロいんですか ~ 」
「知らねぇよ」
「まじ俺ウェンにガチ恋してるんですよね」
「まぁこんなこと世間にバレたら終わりですけど 笑 」
「はぁ … 」
此奴 。 俺は知ってる此奴らが両思いなのを。
――
今日は珍しく何も無い日。やるのともなくただただネットを見ていると彼がLIVEをしていた。LIVEを開くとこの前の話をしており、相変わらず可愛らしい声で喋っていた。しばらく見ていると彼はとんでもない言葉を発した。
「この前るべしょうがね遅刻してきたんだけどその日急いでたせいかいつもより服とかが乱れてて。 いつも思ってるんだけどその日はいつもより可愛いなって思っちゃったんだよね」
きっと今している顔はみんなに見せられたものではない。好きな人に可愛いって思ってもらっていた事実といつもそう思われてた事実。きっと小柳くんはこれを知っているのにいつも話していた事実。恥ずかしい決まっている。
数時間後。とある人に電話をかけた。
「もしもし ~ ?どした ? 」
電話越しに聞こえる声。
「もしもし ? 」
「あのね 。 単刀直入に言うね ? 」
「俺のこと好き ? 」
「ぇ ? まぁ好きだけどなんで ? 」
なんの戸惑いもないまっすぐとした返し
「ウェンがLIVEしてるの見てて 。 俺のこと可愛いって言ってくれてるのが嬉しくて 。」
「俺もウェンのこと好き」
向こうもびっくりしたのだろう 。 少し沈黙が響いた後、彼から言葉が来る
「じゃあ俺から言うね 。 付き合ってください 」
「ッ 。 喜んで ッ ! 」
きっと今の顔もきっとみんなには見せられない 。 涙でぐちゃぐちゃな顔。この日から正式にお付き合いか。
――
ちなみに後日メンバーに言うと「やっとか」という言葉が飛び出た。
――
こんにちわんのすけ。 今回2秒で思いついたんで雑っす。 最近pixivに引きこもってるので。 まぁあれですね。ネタもないし投稿する気力もないというやつです
名前変えました ❤︎↝→ 山田
今のところ仮なので
コメント
2件
ちなみに名前決まってません 案ください。ど下ネタ以外受け止めます
🦖🐙って本当にマイナーで二度くらいしか見た事無くて……😻