テラーノベル
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rd side――――――――――
現在時刻 AM 9:45分
「クリア、周囲問題なし」
「よし、本署組もそろそろ位置につこうか」
「そうですね」
そうやって解散するところだった。
後15分かー、、。
──ブブッ。
その時、ポケットの中で端末が震えた。
取り出した画面に映っていたのは…
「……ぐちつぼ?」
(向こうから電話できるかテストしてんのか、、?いやでももうすぐ俺が任務なの分かってるから電話かけないと思うんだけど…。まぁ出るか…)
「どうした?繋がるかテストやってたの?俺もうすぐ襲撃始まるから切っていい?」
『…………っ』
ノイズ混じりの音でよく聞こえない。
凄いノイズだな?
「……ぐちつぼ?」
『らっ……だぁ……』
声が掠れている。
いつもの調子じゃないことがすぐにわかった。
「…何が…あった」
『来た……っ、急に……』
「は?」
『国が──』
その言葉で分かってしまった。
聞き間違いであってほしいと、本気で思った。
「待て、落ち着け」
『っ、通信も……もう……』
「何言ってんだよ」
理解したくないみたいに声が強くなった。
「冗談やめろよ!」
成瀬たち…。周りが心配で見つめているのが横目で分かった。
「攻めてきた?どーせ…ばどたちが何とかしてくれてるんだろ?なぁ?」
「あいつらは…あいつらは強いから…!」
大丈夫だって分かってるけど、俺がいないとやっぱり心配になってしまう。
『…』
「…なんだよ、応えろよ。」
「無事なんだよな…?」
『…』
ぐちつぼが鼻を啜っている音が聞こえた。
「なぁ、無事なんだよな?」
何度も聞いてみるがぐちつぼは黙ったままだった。
『──が──。』
ぐちつぼはやっと何かを言ったが聞き取れなかった。
「ん?」
『きょーさんが、死んだかもしれない』
『他のみんなも…分からない』
gt side――――――――――
国が襲撃された AM 9:15分から20分たった
AM 9:35分。
らっだぁに電話をかける10分前──
ふらん
5,889
Nera🍀︎❄🐈⬛
5,317
#CR
兎ゞ亜 @はじめたばかり
10,839
「……っ」
頭の上に城の一部分が落ちてきたが運良く致命傷とならないように避けることが出来た。だか少し気絶をしていたようだ。
インカムはもうまともに使えない。
『……――……』
返ってくるのはノイズだけ。
「くそ……」
一度目を閉じて冷静になろう。
しかし…視界の奥にさっきの光景が焼き付いて離れない。
「……」
「最後に見たの…きょーさんだよな…」
「あれ完全に潰れたんじゃ…」
「いや、そんなこと考えちゃダメだ」
そうだ、らっだぁ…。
電話で知らせないと…。
いやでも大切な任務って言ってたから出ないかな…。
普段の俺ならかけなかったと思う。
でもこればかりはかけないとって思った。
らっだぁにとってこの国は、運営は、大切な存在だから。
震える指でスマホをタップした。
電話の音が辺りに響いていた。
「頼む…繋がってくれ──!」
そうしてらっだぁに電話をかけることが出来たんだ。
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コメント
1件
え、まってまってまって…!?!?😭💦 今回の電話シーン、心臓ギュッてなったよ…。 ぐちつぼの震えた声、らっだぁが必死に「無事だよな?」って繰り返すところ、どっちの視点でも感情がビリビリ伝わってきてやばい…。 「きょーさんが、死んだかもしれない」の一言で一気に世界観が重くなった…続きが気になりすぎて今夜眠れないかも😢💔 ポテサラさんの引きの上手さ、毎回エグいです…!!