テラーノベル
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ぴぴ#fukz信者(?)
2,016
#ご本人様には関係ありません
あか
238
※注意※
この小説は、純度100%の私の妄想で出来たnmmnです。ご本人様には一切関係ありません。
ご本人様はもちろん、その周辺の方々やnmmnが苦手な方の目にも入らないよう、配慮をお願いします
私の癖を詰め込んだので、誰かの地雷の上で踊り狂っているかもしれません。それぞれで自衛をするようにしてください。
読後の誹謗中傷等は受け付けておりません。チクチク言葉が届くと泣きます。
その他、BL要素(🌵×🟦🧣)、バース要素(レターバース)あります。
膨大な文量になりそうですので、バースの説明は省いています。申し訳ありません。お手数をおかけしますが、レターバースを知らない方は、ご自身で調べるようお願いいたします。
手のひらの上に、粉薬一袋。コップの中でゆらりと揺れる自分は、分かりやすい顰めっ面だった。
「………、、にっ……が」
何回飲んだって、キツい抑制剤の苦味は慣れないものだ。飲み込んだ矢先に吐き気がせり上がってきて、慌てて水を煽った。
しかし、即効性は抜群である。うるさく鼓動を繰り返していた心臓が、気休め程度に元のリズムに戻っていく。やっと落ち着いてきた体で、デッカイため息をついた。
いい加減、どっかのFromと一緒になりたい。
Dearとして生まれて長いこと経ったが、だんだん欲求を抑え込みにくくなってきている。これも、誰かとpen pairになれば解消されるのだろうか。
それなら相手は、アイツがいいな。赤い瞳に緑のツンツンの髪、黒縁メガネの男が頭に浮かんだ。配信者仲間で大親友の、ぐちつぼだ。
ぐちつぼは好き。友達としてじゃなくて、ちゃんと恋人として。でも、ぐちつぼは多分、Blankだ。俺の欲求で振り回してはいけない。
「あ゙ー、どうしよう……」
好きな人と一緒になりたい。けど、アイツは俺と結ばれるべきではない。
その事を考えると、また胸がざわついて苦しくなる。crashになるのも、これで何回目だろう。こうなったらもう、数日は何もできなくなる。
俺は、自分のBellでいっぱいになった部屋の隅で、ぎゅっと体を縮こませた。
…
……
………
すっかり欲求不満が落ち着いてきた頃。ぐちつぼからお誘いがあって、一緒にアイツの家で遊ぶことになった。
お決まりの部屋の前で、インターホンを押し込む。ピンポーンと気の抜けた音が鳴ってすぐに、返事もなしにガチャリと鍵が空けられる。
「早かったな、らっだぁ」
「ほんと?」
「いつも遅刻するじゃん、だから時間通りなんて珍しいなーってさ。ま、入って」
ぐちつぼに促されるままに家に上がり、一回り大きい靴の横に俺のを並べた。
何回も来たことある俺は、我が物顔でソファーを陣取った。ぐちつぼはそれを気にも留めず、食器棚からコップを取り出して尋ねる。
「麦茶でいい?」
「いいよー、お構いなく」
「はーい」
冷蔵庫からポットを取り出すぐちつぼを、ソファーの背もたれ越しに眺める。こんな光景が毎日見られたらいいのにな、と考えるとなんだか憂うつになってきて、背もたれに顎を預けた。
「……なにその顔」
「別に? なんでもないでーす」
「はいはい、喉渇いてた? ほらどうぞ」
ずい、と差し出されたコップは、もううっすら汗をかいていた。
近ごろの暑さで喉カラッカラだったのは事実だけど、そうじゃないんだよな。俺は、黙ってそれを受け取った。
ぐちつぼは俺の隣に座って、自分の分のコップを手に取った。俺が誕プレにあげた、ガラスのコップだった。
「ちゃんと使ってんだ、それ」
「貰ったんだし、使わないと悪いじゃん」
「そういうとこ律儀だよね〜、お前は」
すました顔して、ぐちつぼは麦茶をあおる。誕生日だからあげた。それだけの贈り物だけど、こうして使ってくれているとなんだか嬉しい。
「今日はなにする?」
「とりあえず、ゲームしよ。飽きたら映画とか見てもいいよ」
「ほんとに? 嬉しい、ありがとう」
にっこり笑ってみせると、ぐちつぼは、優しい笑顔を向けてくれた。その顔に、不覚にもときめいてしまう。
「はい、コントローラー」
「あ、うん! ありがと」
手渡されたコントローラーを、ぎゅっと握る。隣でゆれる緑髪を、横目でずっと見つめていた。
「どした?」
「……何でもないよ、別に」
不思議そうに俺を見ていたぐちつぼだったが、テレビから軽快なゲーム音楽が流れ始めると、すぐにそちらに目をやった。俺も、それにならって前を向く。
あぁ、この時間が、永遠に続けばいいのに。結ばれないのならいっそ、このままずーっといれたら、どんなに良いことか。
ぐちつぼと2人きりだと、そう思うばかりで。胸の内が、またざわざわと荒れ始めた。
…
……
………
「……っ、は、……ふ、」
遊び始めてからしばらく経ったが、どうにもぐちつぼの様子がおかしい。俺はコントローラーを放り出して、ぐちつぼの顔をのぞき込んだ。
顔色がヤバすぎるし、瞳孔がゆらゆら揺れている。さっきから操作もおぼつかなくて、話しかけても反応が薄い。
心配になって、肩を掴んで揺さぶる。そこでようやく、ぐちつぼと目が合った。
「ぐちつぼ、おいぐちつぼ」
「ん、あぁ、何?」
「何、じゃねぇよ。大丈夫なの?」
「大丈夫、だいじょーぶ」
「ほんとにそれ、大丈夫なヤツ? 今日はもうお開きにする?」
「すぐ直るから、いい」
気丈にそう振る舞ったぐちつぼだったが、みるみるうちに真っ青になり、すぐに席を立った。
「……っごめん、一回薬、飲んでくる」
「おっけー、分かった」
そう言い残して、ぐちつぼは部屋の奥に消えていった。
カチカチ、秒針の音が静かな室内に木霊する。1つ、また1つと針が進むたび、俺の不安は最高潮になっていく。
いや、絶対大丈夫な感じじゃなかったよな。十数分立った辺りで、俺はついに席を立ち、ぐちつぼが入ったとおぼわしき部屋に向かった。
「ぐちつぼ、大丈、ぶ……?」
その扉の隙間から、甘い匂いが漏れ出している。なんだろう、これ。俺は、匂いの出るそこに顔を寄せて、もう一度大きく息を吸った。
瞬間、脳みそがばちばちと弾けるような、気持ちよさに似た感覚が走った。
Fromの、匂い。
それを嗅ぎつけた身体は、本能に操られるように勝手に動き出した。震える手でドアノブに触れ、ガチャリとひねる。
「……ぇあ、らっだぁ?」
こちらを向いて目を見開くぐちつぼから、spamの酷く甘ったるい匂いが香った。
その匂いを嗅いでいると頭がぼーっとして、鼓動がどんどん速くなる。薬で押さえつけていたはずの、愛してほしい、愛されたい、という欲求が胸の内から溢れて止まらない。
この感じ、数日前にも。治ったと思ったのに、ぐちつぼの匂いでcrashが誘発されたようだ。
ぐちつぼにも俺のbellの匂いは届いたようで、驚愕して目をひんむいている。
「は……? お前まさか、」
「っ、は、あは、いい匂い……薬飲んでたから気づかなかった? 俺、Dearだよ」
「ぃ゙、やめろ! 来んな……ッ!!」
一歩、一歩と歩みを続ける度に、頭がクラクラするほどに匂いが強くなっていく。それは、ぐちつぼも同じらしい。ひくり、と喉仏を上下させる。
「ちょ、ほんとに、やめろって!!」
「ぐちつぼ、Letterなに?」
「え、ハグと、キスだけど……」
「じゃあいいや。はい、ぎゅ〜っ」
俺は、有無も言わせず力いっぱいぐちつぼに抱きついた。間にあった距離が縮まって、ぐちつぼが生つばを飲み込む音まで聞こえた。
「……なんのマネ?」
「なにって、助けに来たんだよ」
「助けに、って。お前、俺に何されるかもわからないくせに」
「ハグとキスでしょ? そんぐらい、別にいいよ。ぐちつぼは俺のこと嫌い?」
欲しい、ほしい、ぐちつぼのLetterがほしい。重いcrashに思考を乗っ取られ、無意識のうちにぐちつぼに擦り寄った。
そんな俺の肩を、ぐちつぼは力なく押し返した。
「好きに決まってんだろ。じゃなけりゃ家にも呼ばんし、貰ったもん使ったりもしない」
「……は、っえ?」
「お前に無理矢理そんなことできない……傷つけたく、ないんだよ」
ぐちつぼは、口元を押さえてフラフラとドアに向かう。薬でも飲みに行く気なんだろう。
途端、自分が恥ずかしくなった。フェロモンに頭を支配されて、理性を失いかけていた自分が、酷く幼稚に思えた。ぐちつぼは、必死に我慢してくれているというのに。
その背中に、俺は懲りずにまた引っ付いた。
「おい、」
「つらいよね、ぐちつぼは俺と同じ……crashになっても、助けてくれる人なんていなかったよね」
「……だからって、お前を使うのは───」
「ぐちつぼになら、何されてもいいよ。だから、お願い。助けにならせて」
緊張して、喉に言葉がつっかえる。心臓の高鳴りが抑えられない。突然、体中の血が沸騰したようだった。
しばしの間、ぐちつぼは息を詰めた。葛藤しているのだろう、理性と本能の間で揺らいでいる。
しかし、俺のcallの前で理性は溶けていき、Fromとしての本性があらわになった。
「……どうなっても知らないからな」
ぐちつぼは小さくそう呟き、俺を壁に追いやって、一回り大きな体で俺を包みこんだ。
途端、ぶわっと甘い匂いが増した。強いフェロモンに頭をぶん殴られ、視界が揺れる。
やばい、こんな強いの、嗅いだことない。
思考が溶ける、勝手に体から力が抜けていく。頭から手先まで、まるで自分のものじゃないみたいで、怖くて腰が引けた。が、壁に邪魔されて逃げることも叶わない。
首筋に頭をねじ込まれ、ちくちくと髪が肌を刺した。
「ちょお、っ、」
「はァ゙ー……好きだよ、らっだぁ」
好き、好き、と呟かれた言葉が鼓膜にじんわり染み渡る。未知の感覚に体が震えた。怖いはずなのに、どうしようもなく嬉しくて、もっともっとと求めてしまう。
いっぱいいっぱいになっているうちに、ぐいと顎を掬われた。ギラギラと光る赤い瞳と目が合って、一際大きく心臓が跳ねる。
「ぇ゙あ、っ……ぐち、つぼ?」
ぐちつぼのLetterは、ハグとキス。目尻に甘く口づけられ、自分が今から何されるのか、無理やり理解させられる。
「ごめん、」
そう呟いて、ぐちつぼは噛みつくように口づけた。
「ん、ッ」
「……ふ」
何度も何度もついばむようにキスをされて、緊張で息が詰まる。はふはふと余裕なさげに胸を膨らませる俺を、ぐちつぼは愛おしそうな瞳で見つめた。
「ぁ、ん、、!?……は、ッ、っ゙、、、」
「、…ふ、」
呼吸の合間に開いた口から、舌が侵入する。驚いて抵抗すると、抱きしめる力がますます増した。
唇から喉の奥まで、口の中をしつこいぐらいに犯される。ぐちつぼの舌は熱くて、どろどろに溶けてしまいそうだった。
変な感じ、でも気持ちいい。フェロモンでおかしくなった身体は、すぐに快楽を拾ってしまって。舌を絡められるたびに、ぞわぞわ全身が粟立った。
しばらくして、満足げに笑ったぐちつぼはゆっくり顔を離す。
「っは、は、ぅ゙う……、、」
「はは、可愛い顔」
「なんっ、ぇあ゙ッ!?」
突然、ぐちつぼの手が腹を撫でた。急なこそばゆさに見をよじり、思わず大きな声が出る。
ぐちつぼはそれに構わず肌に触れて、もう片方の手で服を脱がし始める。さすがにそれはマズい、俺は慌ててその手を掴み制止した。
「えええ、ちょ、ちょ待って!!!」
「ん?」
「え、どこまで行く気……です、か、」
「……好きにしてって言ったのは、らっだぁでしょ」
あー、もうこいつダメだ。完全にフェロモンに飲まれている。
緊張で固まった体を察したのか、ぐちつぼは一旦手を止めて、俺の首筋にキスを落とす。こつん、と額を合わせ、甘えるように笑った。
「ごめん。終わったら絶対、面倒見るから」
「そういう話じゃ、ッ、んぇ」
文句を言い終わる前に、また強引に唇を塞がれた。黙らせるようにフェロモンが香って、それにあてられて、とろとろ脳が蕩ける。
もう、もうどうなってもいいや。俺は、肌をなぞる手に体を任せた。
…
……
………
窓から差し込む光で目が覚める。しぱしぱ瞬きを繰り返し、ぼやけた視界で見覚えのない天井を見上げた。
「んん゙〜〜……っ、ン、、?」
ここ、どこだっけ。寝ぼけ頭で寝返りを打つとら腰に鈍痛が走り、毛布から馴染みのある柔軟剤の匂いが香った。
これは、ぐちつぼの匂い?
それに気づいた瞬間、飛び起きた。
「………う、わー……やっちゃった」
昨日?かはよく分からないけど、眠りにつく前のおぼろげな記憶を思い出して、カッと顔が熱くなる。
ていうか、最初の方はいいけど、途中から記憶がぶっ飛んでいる。何されたらそんなことになるんだ、と恐ろしくなった。
それでも、組み敷かれて見上げたぐちつぼの真っ赤な瞳だけは覚えていた。あの目は、今まで見た中で一番きれいで、めちゃくちゃカッコよくて……思い出すだけで顔が熱くなるぐらい。
ウワサをすればなんとやらか、パタパタとスリッパが床を叩く音が廊下から聞こえてきた。
「あ、」
「あ」
がちゃり、と音を立てて部屋に入ってきたぐちつぼと目が合う。片手にペットボトルと、軽食を引っさげていた。
俺が起きているのを見るなり、ぐちつぼはベッドの側まで来て、それはそれは深々と頭を下げた。それが面白くて、俺は思わず噴き出した。
「誠に、申し訳ありませんでした……」
「あはは、謝んだよね??」
「いや、いくら謝っても足りないっていうか……真面目にゴメン、ほんっとに申し訳ない」
ぐちつぼは今にも泣きそうな顔して、ペコペコ頭を下げた。純朴そうだし、こんな無理矢理コトを済ましてしまうのは許せなかったのだろう。
「いいよ、別に。体調は?」
「全回復です、おかげさまで」
「……じゃー、俺は文句ないかな」
すっかり顔色も良くなって、むせ返るようなフェロモンの匂いも消えている。それが嬉しくて、色々されたことはどうでもよくなった。
「てか、全然気付かんかった! よく隠せたね、Fromってこと」
「それは俺のセリフ。薬飲んでたって、漏れるもんは漏れるでしょ」
「そこはもう、気合よ気合」
「だよなぁ、らっだぁは変なとこで器用だから……ちくしょう、Blankだと思ってたのに」
「油断した?」
「完ッ全に油断した。お前がFromだったら、もうちょいキツめのやつキメてたもん」
ため息はいて、ぐちつぼはずるずるとイスにもたれ掛かった。伏し目になったおかげで、キレイな長いまつげが目立つ。
いいなぁ、かっこいい。やっぱ俺、ぐちつぼのこと好きだなぁ……。
そう考えて、ハッとする。そういえばコイツ、『好き』って言ってなかったっけ?
思い出せば出すほど、言ってた気がしてならない。俺は、思い切って尋ねた。
「あのさ、ぐちつぼ」
「なに?」
「あの時、好きって言ってくれたの、ほんと?」
「……それ聞いちゃうんだよね」
「そりゃ聞くでしょ」
やっぱり聞き間違えじゃなかったんだ! みるみる顔を赤くするぐちつぼに、こちらまでドキドキしてくる。喉が異様に渇いて、全身熱くて仕方がない。
部屋が静寂に包まれる。その時間があまりにも長く、あーやっぱり俺じゃイヤか、とどんどん気持ちが沈む。
いいよ、無理しないで。そう言おうとして口を開くが、ぐちつぼの方が俺より早かった。
「……んとに」
「なんて?」
「ほんとに決まってんだろって、言ってんの」
首まで真っ赤にして、クッッッソちっちゃい声で、ぐちつぼはぎこちなくそう言った。
居ても立ってもいられなくなり、俺はぐちつぼの服の襟を引っ掴んでベッドに引きずり込む。困惑して固まるぐちつぼを、力いっぱい抱きしめた。
「ら、らっだぁ? お前、Dearじゃ……」
俺の腕の中でうろたえるぐちつぼが可愛くて仕方ない。一度は諦めかけた人だけど、やっぱり好きだ、大好きだ。
だから、ぐちつぼには俺のとっておきをあげる。
「ふふ、俺も好き!」
部屋いっぱいに、俺のcallの匂いが立ちこめる。俺は、驚いて半開きになった口に、キスを落とした。
お久しぶりです、らいむです。
レターバースは、いいぞ。純愛ラブラブからハレンチ、暴力ボコボコ系まで表現できて素晴らしいです。
私と同じで、バースは書きたいけどR18を書くことに抵抗がある人に強くオススメします。
コメント
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投稿してくれてとても嬉しいです いつもらいむさんのお話で、 命繋げさせていただいてます笑! 本当に文章力や、口調の捉え方が 凄くて尊敬してます✨️忙しいと 思いますが、これからも応援してます!!