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桃╳青
「」─≯青
『』─≯桃
絶対にばれてないと思ったのに
「…な、なに…?」
『隠してるでしょ?』
目の奥に暗闇を潜めて俺に問う彼氏
帰ってきてすぐにこの状態
玄関の狭いスペースで見つめ合う
いや、沈黙で自分を見つめられると言うべきか
「…なんのこと?言ってくれんと分からんのやけど」
『…浮気男…』
「…は?」
意味の分からないことを言ってきてすぐに反論する
「今ずっと仕事やったやん?」
「そんな時間無いやろ?」
「証拠もないし」
「俺にはないこしかいないから」
『いいの?』
「なにが?」
『嘘付いてたら怒るよ?』
「…嘘付いてないもん」
嘘はついてない
自分にそう言い聞かせる
証拠なんてひとつものこってないから
絶対にばれない
『……仲直りのぎゅー…』
「…仲直りってか…けんかしてないけど…」
靴を脱いで荷物を置く
正面で両手を広げて待つ
『…後ろ』
今日はバックハグの気分らしい
自分が後ろに行こうと思ったら
『俺がするの!』
と怒られた
後ろから彼の温かさが伝わってくる
それと同時にベルトが少し動く
「ちょっと待って」
すぐに彼の手の動きを止めるように自分の手で覆い被せる
『なんで?』
警戒をする彼に優しく言葉をかける
「ちょっと汗かいてるから…」
『全然いいよ』
即答してベルトを外そうとする
「俺が嫌なの」
『なんで』
「ないことはきれいな時にヤりたいから…」
言った瞬間に自分が失言したことに気づいた
『…「俺とは」って言った?』
少しだけ顔が青ざめていく
隠すように次の言葉がどんどん出てくる
「ないことしかヤらんし…」
「てか、ちょっと言いまちがえただけなのになんでそんな警戒してるん?」
「今日なんかあった?」
『…今日ほとけっちのとこ行ってたんでしょ』
「それはちがっ」
『違うくない』
動揺を隠せなくなり冷静を保てなくなる
『もうバレてるんだから?』
『手どけて?』
自分の握っている手が緩くなっていく
頭が追い付いていけない
『やっぱり』
じんわりと後ろが濡れている下着
絶対に見せたくなかった
「っ…ゃ”め…てッっ」
成人しているにも関わらず泣きそうになる
『は?』
『どっちが悪いか分かってんの?』
「…っ”ぼくですッ…っ」
「…っごめんな”さっ、もうしないれ”す、からゆ”るし」
『言葉じゃいくらでも言えるよね』
『じゃあ、身体で示さないとね?♡』
途切れ途切れの言葉に対し冷たくどこか楽しんでいる様子の彼が恐怖に思えた
『濡れすぎじゃない?』
『中出しされた?』
小さく頷く
「っ…/ぅ”…、/」
『そこ、手付いて』
「…、ばっく、やだ…っ/」
『だれに言ってんの?』
『はやくして』
スーツのまま、背中を反らせる
自分のアナにぴたっとあたたかいモノがくっつく
「ぇ…/まって、むりっやって」
「ッ…ぉ”っ/♡」
『あっつ…』
「あ”っ♡や”…っら/」
水音が響く
自分の汚い喘ぎ声を含ませながら
「っ♡ぅ”ッ~♡」
「ぇ”…/お”♡ッ…~♡」
「や”♡ッ…~む”♡ぃ”ッ…/っ」
嫌と言いながら
身体がずっと欲しがっている
「お”っ/♡む”ぃっ…~♡ッあ”…」
何度もイってしまう身体を恨む
『…イきそ』
「ッ~♡/ッあ”っ♡ぅ”/♡」
自分のナカにどろっとしたものが流れ込む
この快感が欲しくてずっとヤってしまう
四六時中ずっと欲しがっている
自分のナカが誰かの精子を欲しがって欲に負けてしまう
バレてるって分かっていてもこれからもずっと
俺は欲に負けるだろう。
…変な感じになっちゃった…
ごめんなさい。…