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「あ、そろそろお昼ごはんの時間ですね」
「え!!?もうそんな時間!?」
俺はびっくりして時計をみる
時計の針はてっぺんを向いていた
「寝すぎてたw」
「ご飯は自分が作ってきます」
「お、よろしく~~~」
すーが階段を下りていく
だんだん足音が遠くなってく
なんか、苦手だな
独りになるって感覚
感じたことないはずが懐かしく感じる
覚えてもらえてないのが怖い
死ぬわけでもないのに
よくみると、ここは赤色テーマの部屋だった
水さえも赤だった
血…ではないはず
「ゴクッ」
気になってのんでみると、普通の水だった
いろはすでもない、ジュースでもない
ただの水
ベッドも、ソファーも、マットも
全てが赤だった
ベッドだけが、少し濡れていた
「ソーーッ」
触ってみても濡れてると言う感触はなかった
一週間前ぐらいの水の痕…?
それぐらいしか思い浮かばなかった
「ガチャッ」
部屋の外に出てみると他6つの部屋があった
どうやら他にも兄弟姉妹がいるらしい
7人兄弟姉妹!?とは思ったが…
まぁそういう種族だもんな~
オレンジ
水色
緑
黄色
青
濃い黄色
と、部屋で色がわけられていた
また懐かしい記憶だ
笑いあっていた日々
殴られて痛かった感覚
喧嘩を止められて中途半端な仲直りをした
ガムをくれた、記憶
嫌われた記憶
煽られた記憶
怒った、悲しんだ、笑った
……家族の…思い出…
経験したことがない…家族の思い出…?