TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する









『 ホバ、其奴誰、? 』


反射的に聞いてしまった。


これじゃあ、世でいうメンヘラ彼女とやらに見えてしまうじゃないか。


「 此奴ですか?僕のチングです!! 」


「 ((お前僕とか言ってんの? 」


「 ねぇほんとにうるさいッ、!! 」


『 ホバ、ちょっと其奴に電話変わって。』


このままだとメンヘラの鏡になりそう。


「 え、?あ、はい!! 」


[ . . . 誰ですか? ]


彼奴に代わった。


『 SUGAとでも覚えとけ。』


[ 砂糖なんですか。]


うっわムカつく。


『 違ぇよ。SUGA”R”じゃない。SUGA。』


[ はいはい分かってますから、 ]


分かってんならいちいち弄って来んなよ。


[ で、わざわざ僕に代わって何の用ですか? ]


『 お前とホバはどういう関係なんだ? 』


初対面で聞く奴が居るかこの阿呆。


[ どういう関係って . . . チングですけど? ]


ホッ . . . ひとまず安心だ。


[ 逆に貴方はホソガとどういう関係なんですか? ]


「 ちょ、ジュナ、もういい、? 」


ジュナ . . . ?


『 お前、女? 』


[ んな訳ないじゃないですか。何処をどう見たら女になるんですか。 ]


『 いや、ホバがジュナって言ったから、てっきり。』


[ 俺、ナムジュンです。]


いや聞いてねぇ。


『 あ、そう。』


[ なんですかその素っ気ない感じ。]


『 別にいいだろうが。』


「 ちょ、ジュナ!! 何仲良くなってんの!!!もう代われッ!!!! 」


これは所謂嫉妬ってやつか?


[ あ、ちょ、ホソガ、!! ]


「 シュガヒョン、お仕事中すいませんでしたッ、!!お仕事頑張ってくださいねッ!!!!! 」


『 え、』


「 では!!!!!! 」


『 ちょ、ホバ、!! 』


ブチッ


ツー、ツー


切られた。


いやなんなんだ彼奴 . . .


いやいやいや、今は仕事に集中しなければ。


そう自分に言い聞かせて、自分のデスクへと戻った。





loading

この作品はいかがでしたか?

52

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚