テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
はじめまして!ゆはりとでございますm(_ _)m
全公開では初投稿「貴方のリクエストに応えます」です!!
こちらはこの子が皆さんのリクエストに応える小説です。
泉田サナちゃんです!!
どうでしょうか、幸薄そうな感じ出せてるかな!?
もう可も不可もないっていう女の子です!
足がないのは描くのが面倒臭かったからですので、欠損ではありません!
まあもちろんそういったのも
例えば
「メイド喫茶で働いて欲しい!」
…みたいな
サナちゃんはこちら側を基本的に認識していません、リクエストに書いてもらえれば
そうすることも可能です。
なんでもとは言いましたがまあ…限度はね
基本的にエr グr受け付けています!
ぜひぜひ皆さんの性癖をこの子にぶつけて欲しいです!!
ここからは趣味のカニバリズムのお話です!
強めのグr表現、嘔吐表現お気をつけて…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ぁ…あ……..」
殺してしまった。
触れた頬が冷たい。腹から大量の血が出てる。
親友が、人からモノに変わったように見えた。
死臭という死臭はしなくて、血の鉄臭さだけが部屋に充満していた。
どうしよう。どうしよう。どうしよう。
山に埋めようか。海の奥深くに沈めてしまおうか。
それが世の目に晒されたとき、私はどうなるのだろうか。
そのとき、本棚に仕舞われている料理本が目に映った。
『自炊始めるんでしょ?ほら!役に立つかな〜って、…どうかな、?』
そう言って親友がくれた初心者向けの料理本だ。
そうだ、食べてしまえばいいんだ。
歯で砕かれ、胃液に溶かされ、臓器を駆け巡って、排泄物となってしまえば、
それが人だなんて分からないだろう。
「ずっと触れてたから濡れちゃった…」
親友の頬を服の袖で拭い、ブルーシートの上に乗せる。
「ええと…どこ切り取ろ…」
まだ生乾き血がこびりついた包丁を握る、
できるだけ柔らかい方がいいだろう、頬やら腹やら…。
「ほっぺ抉れてるのはグロいし…お腹にしとこ」
臍の上に刃を差し込むと、勢いよく血が飛び出してくる。
「ひッ、ち…血出てきた…」
血の付いた頬をぐしぐしと擦り、再び刃を握る。
骨のない腹に刃を差し込むのは案外容易だ、
親友の顔は死んでも綺麗で、こんな事をしても表情はぴくりとも動かなかった。
「やっぱ可愛いね、ずっと、今も妬ましいよ」
拳に力を入れると、ゴトッと重い音を立て肉片が落ちた。
肉の周りには血が飛び散って、断面はグロテスクだ。
思わず情けない声を出してしまうが、震えた手で肉を抱え台所へ持っていった。
さて、調理を始めよう。
「ん〜…何にしようかな」
料理本をペラペラと捲る。
「初心者向けとか言ってたけどムズいんだよな…あ、これいいかも」
目に入ったのは美味しそうなビーフシチューの写真だ。
「具材は…牛肉、玉ねぎ、人参、ルー、スパイスっと…ぁ、野菜ないや」
野菜は前に料理したときに使ってしまった。
別のレシピにしようかと思ったが、野菜がないならどれも同じだろう。
「ええと、まずお肉を切る…」
まな板に置いていた肉は血が漏れていて、また飛び散らないかと少し不安になる。
慎重に刃を入れると、もう血は飛んでこずまるで普通の肉のようだった。
「飛び散りはしないけど…すごい血出てくるな」
血で濡れた腹の皮を切る、臍の辺りは取っておいたほうがいいだろうか、
人肉を捌くなんて生まれて初めてで、どうすればいいのだろう。
考えてもどうしようもないか、変な事を検索して情報が漏れるのは絶対に避けたい。
歪な肉を一口大に切っていく。
包丁がまな板と接触する音が、一人と一名がいる部屋に響く。
「よし、おっけー」
普段は使わない厚手の鍋の中へ、血と共に肉を入れる。
人肉は案外火の通りが良くて、5分と少しで火が通った。
そこに水を加えると水と血が混じり、魔女の鍋のような不気味な見た目になった。
「うわ、なんか食べれる気がしないかも…」
煮込むのは結構時間がかかる。ふとリビングの親友見ると、いかにも死体という見た目だ。
死んでしまったのか、ああ、殺してしまったのか。
親友と過ごした楽しい出来事、苦い出来事、
自分の記憶の半分以上を占める思い出が肩にのしかかる。
目が潤み下を向くと、親友の肉が目に入った。
ソレが生きている親友を解離させ、何を考えても仕方がないと冷静にさせた。
「…もうお肉になっちゃったんだから、後悔やらなんやらするもんじゃないよね」
考え事をしていたらもう二十分が経っていて、慌てて火を止める。
ルーを血みどろの液の中に入れてみる。ルーが溶けると血の赤みを完全には消せないが、
いかにも食べ物、という見た目になった。
「え、結構美味しそう…!?」
最後に少し火を入れ、スパイスを少し入れる。
ビーフシチューが完成した。
「い…いただきます」
恐る恐る肉を口に入れる。
「ン”!?おえ”ッ ゲホッゲホッ」
まずい。まずい。まずい。食べ物の味じゃない。
当然だ、これは人の肉だし、碌に血抜きもしなかった。
生臭い血の味が不味くてたまらない。
「ぅ”…おえ……ぁ、吐いちゃった…だ、め…まだ消化しきれてない…
げろのままじゃバレちゃう…」
テーブルの嘔吐物を全力で鼻を摘み啜る。
だが血の生臭さと胃酸の酸味はどんなに力を入れても突き抜ける。
何度も吐き戻しそうになるのをなんとか抑えて、ようやく 管を通ってくれた。
どうしてこんな事をしたのだろう。もっと考えれば楽な方法が思いついただろう。
こんなものを作ってしまったことに強く後悔する。
味を誤魔化すために色んな調味料を入れる。
だけどどんな事をしてもこの気持ち悪い味は変わらない。
更にスパイスを入れすぎたせいで粉っぽくなって更に飲み込みにくくなった。
どうしようもない馬鹿な自分が、最大の罪を犯してしまった自分が恥ずかしい。
「…ぁ、あぁ…まだこんなにある…どうしよ、どうしよう」
大量の涙を流して、肉を水で流し込む。
食べているのに、こんなに体力が、気力がなくなるのはどうしてだろうか。
消化物、水、唾液、胃液。色んな液体で汚れきった口を皿のふちに付け汁を啜る。
残った汁も肉と同じくらい血生臭くて不味い。
「ず…ずず……ぉ”え…はぁ…は、ぁ…た、食べ切った」
ご馳走様という気は起きなかった。これがご馳走なら、普通の食べ物は 一体何になるのだろうか。
気持ち悪い、吐きたい欲を抑えて、ふらふらと歩く。
親友の顔を覗く、相変わらず綺麗な顔だ。
自分の血肉を食べられても、怒っても喜んでもくれないのだ。
ただ、美しい顔で眠りについている。
「…ぅ、ああ…ああぁ……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…!」
些細な事だった。不安定なときに癪に障る言葉をかけられた。
でもそんなの私の気にしすぎで、親友はずっとずっと、不登校の私に寄り添ってくれて、
毎日毎日外が暗くなっても話を聞いてくれた。
あの言葉も、私のお守りに疲れて、不意に出てしまった言葉だ。
友人は自分の小さな身体に収まりきらないほど沢山の事を許してくれた。
なのに私は、不意に出た一言に激昂して一つの命を奪ってしまった。
全部が全部、私のせいだ。
「どうすれば許してくれる…?いくら苦しんでも足りないと思うけど、足りないけど、っ」
「…私もそっちに行けば、教えてくれる?」
噴き出た赤い液体を見て最後、視界は真っ暗になった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
終わりです!!
どうでしょうか、どうでしょうかって言ってもアレなんですけどね
初めてこんなに文章書きました…疲れた……_:(´ཀ`」 ∠):
流石に毎回この量は書かないかもです
いーーやサナちゃん可哀想で可愛いね
あと親友ちゃんがガチ聖母だねえ
それと 美味しそうじゃない!?→オエ〜〜 までの流れが早すぎて
即オチ2コマみたいになってしまった…
不味かった要因は血抜きをしなかったからなんですが、それでもこんなに苦しむかな…
と書いた後に思いました…笑
まあ親友ちゃんのお肉が特別不味かったと思ってください!
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
ぜひぜひリクエストお願いしますm(_ _)m