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コメント
7件
久しぶり〜! 忘れるはずがないじゃぁん?
なりあさんんっっ、!!忘れるはずがありませんよ、!!🥹🥹💘 こんなに長編を書けるの本当に大尊敬です…😭😭 読んでいて色んな感情が飛び交ってました…ハッピーエンドでよかったです…、!! 語彙力皆無すぎて申し訳ないのですけどとにかく刺さりました!!神作感謝です!!!𐔌ᵔ ܸ . .ᵔ ꣓
なりあぁぁぁぁっ!!!!!! 久しぶりの投稿嬉しいよぉぉっっ🥹 相変わらず素晴らしい✨最高なのだよっっ!!!
お久しぶりです!!
りあのこと覚えてくれてる方いるのかな、?
半年以上ぶりくらいの投稿です!( ᐙ )
思いついたことばばばーーって書いたから
めっちゃながい!!14000文字超え!
4日連続くらい夜更かしして書いてるから
見てくれたら嬉しいな〜!!
🐤様主人公
病み、 いじめ要素あり
最後ガチチェットコースター(ごめそ)
↓↓↓
りうらって…
どうしていれいすに入れたんだろ……
『はぁ…笑』
『もう辛いや、ポロポロ』
🐤side
あれは、VOISINGが作られ1年立つくらいの時からだった。
ちょうど社員さんも増えはじめ、これから会社が大きくなるぞ〜って時から。
もぶ『あ、あの…ちょっと相談が、』
『はい、なんですか?』
もぶ『ここだとちょっと…こっちにお願いします』
『わかりました』
特に不信感はなかった
ただ新グッズ案とかそういうのかなって
でも、そしたらね、?
『それで…相談って、?』
もぶ『…あんたってさ、なんでいれいすにいるの??( ^ᵕ^)』
『え、?』
もぶ『なんでいるのかって聞いてんだよっ!!』
『え、ちょ、、急になんですか、?』
もぶ『私ね、あんたのことずっと嫌いなの』
もぶ『目障りって、いれいすのお荷物って思ってたんだぁ~』
もぶ『だからさ、ねぇ?』
もぶ『抜けてくれない?』
『ぬ、ける、??』
もぶ『そぉ〜!抜けてくれるだけでいいの!』
もぶ『もう私たちの推しを穢さないで?』
もぶ『まぁ返事は1週間待ってあげる♡』
もぶ『せいぜい選択を間違えない事ね』
どういうこと…?
抜けろ?
目障り?お荷物?
でも、今俺はいれいすを辞めたら?
俺の生活は?
6人、6面ダイスのいれいすは?
俺を推してくれてる、りうっこは、?
俺は…、、いや、
俺はいれいすを辞めない。
これはないくんが、みんながくれた奇跡
みんなと作り上げた軌跡なんだから。
~1週間後
もぶ『さ、どう?辞める気になった?』
『いいえ。俺はいれいすを辞めないです。』
もぶ『へぇ、そう。じゃあ分からせてあげないとね』
そこから俺への暴力が始まった。
ただライブなどもあるため、見えるとこではなく見えないところを
殴られ、蹴られ、つねられ、殴り、殴られた
あはは、、女って怖いなぁ、、
でも少しずつ、着実に俺の精神はすり減った
2『りうちゃーん!今日新作飲みいこ?』
1『ぁ、ごめん、今日金持ってないや、笑』
2『じゃあ、、僕奢るよ!!』
1『ん〜、ごめんまた今度ね、笑』
4『はい!会議終わり〜!各自自由に帰って〜』
2『しょーちゃん!あそこのケーキ屋行こ!』
3『いいな!!行こいこー!りうちゃんも!』
1『…へ、?あ、おれ、?』
3『おん!行かへん?』
1『…俺は、いいや。今日ちょっと疲れててさ』
3『?そっか、?じゃあまた今度な!』
2『またね〜!!』
1『うん…また』
6『俺はジム行ってくるな〜』
5『おん!またな〜!』
5『…りうら』
1『……』
5『りうら?』
1『ん、ぁ、?呼んだ、?』
5『あ、おん…。お前、大丈夫か?』
5『今日…というか最近変やぞ?』
1『ん〜、疲れてるのかも、』
1『今日ははやくかえって休むね、』
4『…りうら、ちょっと待って』
1『じゃあ、またね!』
4『りうら!!』
1『…な、なに、?』
4『まろの言った通り、なんか変だよ…』
4『何かあるなら教えて?仲間、でしょ?』
1『…』
今度何かあったら容赦しない
仲間から見放されちゃうかもね?笑
1『ぁ…ぃや、、ほ、ほんとに、、』
1『ほんとに、なんでもないからっ、』
タタタタタタタ
4『りうら、、』
5『絶対なんかあるな』
4『でも、なんだろ…』
5『ちょっと探り入れてみるわ』
4『ありがとう』
~自宅
『はぁっ、はぁっはぁっ、』
やっと、言えるタイミングだったのに、、
怖い、怖いの…
ないくん、みんな…
りうらを…嫌わないで、
…もう、19時か、
ご飯食べないと、な…
でも食欲ない、いらないか、
ないこ
りうら〜?ファンミの準備するけど
ないこ
りうら寝てる??りうら〜!!
ないこ
りうら、大丈夫??なんかあった?
あ、ないくんがいっぱい連絡してくれてる
ファンミ…正直いってテンション上げれない、
ごめん、体調あんま良くなくて休むね、
ないこ
え、大丈夫!?配信終わったら行くね!!
ほんとに、そこまでじゃないから
体調悪化しないように休むだけ、
ないこ
何かあってからじゃ遅いから!
とりあえず大人しくしてて!!
ほんとに、大丈夫なのにな、、
てか来て欲しくないのが本音…
実際あの社員さん、りうらの住所知ってたし
監視されてる説、全然あるんだよね
でも、もういいや
疲れたしとりあえず寝よ、
『ん、んぅ…、?』
4『あ、りうらおきた?おはよ!』
なんで、ベットにいるの、?
りうらリビングで…
4『ごめん、合鍵ではいらせてもらった 』
4『でもリビングで寝たら余計悪化するよ〜?』
4『今も熱38度台まであるからちゃんと寝てなね』
『…ごめん、迷惑かけたよね』
『もう、帰って大丈夫だから』
4『…あのさ、りうらは心配かけたいの?』
『へ、?いや、そういう訳じゃ…』
4『熱ある人置いて帰ったりしないよ』
4『そりゃ、自炊とかは全然しないけどさ』
4『看病くらいできるから、ちゃんと頼ってよ』
それが出来ないから今困ってんだよ
どうしたらいいかわかんない
いれいすをやめたくない
絶対にやめたくないのに
いれいすのりうらでいたいのに
どこかでもう諦めたい俺がいる
こんな辛い生活から抜け出したい
いじめから開放されたい
4『だから、さ。ねぇ、りうら。』
4『何があったのか教えて?』
『…そうやって、すぐ言えたら何も困ってないよ…ッ』
4『りうら、?』
『ないくんに言って!!何が変わるの!?』
『俺は!!解放されるの、?されないじゃん…ポロポロ』
『何が助けたいなの、何がほっとけないなの…ポロポロ』
『そんなこと言うんだったら何も言わず、見ないふりしててよ!!ポロポロ』
4『りうら…ッ、』
4『ごめん、そうだよね。中途半端に言っても傷つけるだけだったよね、』
4『でもこれだけは言わせて…』
『ッ…帰って、』
4『りうらっ、』
『帰って!!』
4『…りうら、俺らは何がなんでもメンバーを1番に思ってるから』
4『それだけは忘れないで…。』
4『じゃあ、ゆっくり休んでね、』
バタン🚪
ひぐっ、ぐすっ、ポロポロ
あんなこと言いたいわけじゃないのに
ホントのこと言いたいだけなのに
りうらが臆病でごめんなさいです、
あの日からりうらは外に出なくなった
メンバーからの連絡もだんだん返さなくなって
LINE、discord、X、
色んなものから連絡が来る
ないこ
りうら?りうら大丈夫?
ないこ
家行くね!何か食べたいのとかある?
ないこ
りうら、鍵開けて欲しい、
ないこ
返事、して欲しい
ないこ
せめて既読だけでもつけて
ほとけ
りうちゃんだいじょうぶー?
みんな心配してるよ!!
しょう
りうちゃーん??
なんかあったんなら教えて欲しいなー!
いふ
りうらー?生きてるー?
おーいおーい
あにき
りうら〜大丈夫か?
こんな弱いりうらでごめんなさい、
みんなと会わなくなってから
りすかも、Odもしちゃった、、
でもこれしか楽になれないの
だからお願い
許して
いや、許さなくていい
だから…見捨てて…
はぁ~やっぱ、Odさいこっー!!
あたまふわふわでね!
きもちいーの!!
このときだけはね!
なにも、かんがえなくていいかららくなの!
さいきんはねー!!
このままりすかするのがしゅみなの!!
たまにざくっていっちゃうけど~
でもほぼいたくないからたのしいんだよ!
それにこのあかだけはゆいいつきれいなの
くろくもない、きれいなあか
もっと、もっともっともっと
もっとこのあか、りうらにみせt…
4『ッ、ばかりうら!!ポロポロ』
4『何してんだよ…こんなに傷つけて』
1『なぁいく、??なかないで、?』
5『ッ…りうら、1回病院いこう?』
1『なんで…なんで、いやだ!!』
1『りうらげんきだもん!!どこもわるくないの!!』
5『りうら、お願い…このままじゃ、お前壊れるで、?』
1『いやだ!!びょういんいくならこのかったーココ(心臓)にさすから!!』
4『りうら!!落ち着いて、お願いギュ』
1『はなして!!いやだ!!やめてよっ!!』
1『りうら、りうらはっ、ポロポロ』
1『りぅ…ゲホッゴホ、ビチャ』
4『へ、りう、ら、?』
5『…吐血、やな、』
4『へ、やだ、やだりうら死なないで!!』
5『大丈夫、死なへん…多分久々声出して喉傷ついたんちゃうかな、』
1『ハァッ、ハァッ、ゲホッゴホ』
5『…りうら、病院はとりあえずいいから、』
5『せめて、今日はもうそれ辞めよ、?できる?』
1『…ん、ポロポロ』
5『ん、良い子。今日はとりあえず寝るか?』
1『…(。_。`)コク』
1『出てって、』
4『りう…』
5『ん、わかった。リビングには居てもええか?』
4『ちょ、まろ、!?』
1『静かにしてるなら、』
5『はいよ。ありがとう。ゆっくり休んでな』
1『……』
カッターも取られちゃったし、
薬もさっきので終わっちゃった、
我慢して寝る、か…
ーリビング
4『ねぇまろ、どういうつもり?』
5『しゃあないやん、今はあれしかできんかったんやし』
4『だからって部屋にひとりは…』
5『カッターは回収してきたし、見る限り薬もなかった』
4『…りうらは、ずっと苦しんでたのかな、』
5『…きっと、な、』
5『でもそれは気づけなかったせいじゃないと思うで』
5『何か理由があって必死に隠してきたんやと思う』
4『……』
りうらがここまで必死に隠してきたことってなんだろう…。
アンチ?それとも声とかそういうこと?
でもりうらなら既に解決策を見つけてるはず
なら、なんだ?
1晩考えても出てこない
ガチャ🚪
1『……』
4『ぁ、りうらおはよ』
1『…まだ居たんだ、』
4『ごめん、迷惑だった、?』
1『そういう訳じゃ……ぁ、ぃや、、』
1『ぇっと、、その、』
4『ねぇ、りうら?りうらが今必死に隠してることって俺らに言えないこと?』
4『俺らって、そんなに頼りない?』
1『ちが…そういう訳じゃ、、』
4『じゃあ、何、?』
1『それは…今、言えない、、』
4『…そっか。じゃあ帰るね。まろ起きて』
1『は、へ、、?かえ、るの、?』
4『うん。だってりうらからしたら迷惑でしょ?こんなの』
1『や、ぁ、いや、あぁ、、』
4『まろ、まろ起きて』
5『ん〜なぁにないこ』
4『帰るよ。すぐ仕度して』
5『りうらはぁ〜?』
4『りうらは大丈夫だって、、それに他人いたらゆっくり休まんないでしょ』
5『…そっか、じゃあまたな』
4『またね、りうら』
1『ぁ…ぅん、また、ね、』
どうしよう、1人になっちゃった…
やめて、置いてかないで
本当は言いたいんだよ
でも言えないの、
だって今は隣にイルカラ。
も『へぇ、言わなかったの偉いじゃん』
も『でも何心配されてんだよ』
も『もう次は無いって言ったよな?』
も『あんたの人生、』
5『…なぁ、ないこ?』
4『ん?』
5『あれからりうら見てないんやけど、ないこみた?』
4『…見てない、けど体調悪いから実家帰るって言ってたよ?』
5『…ほんま、かなそれ。』
4『どういうこと?』
5『俺な?聞いたんよ』
5『聞いたってか、聞こえた、やけど』
ーー
も『ねね、最近どうあいつ?』
も『えーもう最っ高♡』
も『怯えちゃってなぁーんも言わないの笑』
も『なにそれ最高じゃんw』
も『もう外にも出れないんじゃない?』
も『プライド、引き裂いて来たからさ笑』
ーー
4『…なに、それ』
4『もしかして、虐められてたってこと?』
5『可能性はある』
5『ただ、今ある証拠がこれだけじゃりうらっていう確証もないから、』
4『そっか…』
5『だからさ、とりあえず家行って見いひん?』
5『いなかったら居なかったでいいし』
4『それもそうだね 』
5『じゃあ今日は早めに上がろうな』
4『おっけ』
りうら…
もしかしたら俺が会社をたちあげたばっかりに虐められてたなんて、、
ほんとごめんな
気づいてあげれなくてごめん
統率できてなくてごめん
苦しめてごめん
ーー
1side
あれから外に出てない
実家に帰ると言ってから連絡もしない
誰にも助けを求めない
だって怖いから。
あの日、あの後俺は
横に引っ越してきたあの女に
暴力を受けた
盗聴されてて
全部、見透かされてた。
足の骨も折られた
きっともうプライドなんて持てなかった
いや、持ちたくなかった
持ったら壊れる気がして
自分がどんどん壊れる気がして
\ピンポーン/
誰か来たのかな、、
でも確かめる術なんてないや
だって歩けないし
ここは2階
玄関に行くには階段をおりるしかない
もういいや、
強盗でもなんでもいいよ、
いっそのこと、タヒたいし、、、
4side
仕事が終わって19時を回った頃
りうらの家に来た
チャイムを押してもりうらは出てこない
やはり、実家に居るのでは?
4『ねぇ、まろ。やっぱ帰ろ?』
5『…なぁ、なんか変やない?』
4『なにが?』
5『なんか…。言葉にするのはムズいんやけどさ…』
5『何となく、ここ誰かに見られてる気がして』
4『まさか、リスナーとか、?』
5『いや…多分ちゃう、けど』
5『とりあえず、中入ろうや』
5『鍵もってるし』
4『…そうだね、』
家の中に入った
一階には人気がまるでない
やはり実家だろうか?
だけど、いつものりうらの匂いじゃない
フレグランスではなく、違う
まるで動物でも飼っていたとでも言うような
そんな匂い
5『なぁ、ないこ』
5『この匂い、2階の方が強い気がする』
4『…行ってみよっか、』
1side
話し声が聞こえる
きっとこの声はないふ、かな、?
なんで今更来たんだろう?
この今の姿見たら、失望するんだろうな
風呂も入らず
排泄物もベットの上
その上床には吐瀉物も広がっている
4『りうら〜居る?』
5『ないこ、ここ匂い強い、』
やめて、入らないで
今のりうらを見ないで、
やめて、やめてよ、
4『失礼、します~、、』
5『ッ、なん、この匂い、』
あぁ、終わった
りうらはもう終わったんだ
活動もできない
生きることももうできないんだろうな
4『!?ねぇ、まろ!ベット、』
5『りうらっ!?りうら、大丈夫か?』
1『……』
5『りうら、?』
5side
ベットに包まるりうらを見た
りうらはきっともう生きる意味を無くしてる
目のハイライトもなければ
なんの感情もない
強いていえば負の感情で支配されてるくらい
呼吸も少し弱い
緊急事態ということはすぐわかった
5『ないこ!!救急車呼んで!!』
4『ッ…』
5『ないこ!!!』
4『ぇ、あ、』
5『大丈夫、落ち着け。とりあえず救急車』
4『ぁ、あうん。、わかった、』
取り乱してるのは一目瞭然
でも今はりうら優先にせんと
こいつの命が危うい
5『りうら、りうら〜』
5『りうら、聞こえてたら手握るか、まばたきしてくれ』
1『……』
4『まろ、りうらの容態はって、、』
5『現在、呼吸は弱いですがしてて…でも意識はおそらくないと思います、』
5『起きとるけど、返事とか反応がなくて』
5『はい、はい分かりました。お願いします』
4『まろ、救急隊の人なんて、?』
5『意識以外に問題あるか見れる範囲で見て待ってろって』
4『そっ、か、』
5『りうら、布団めくるで』
4『ッ!?まろ、これ、足…』
5『折れてる、な、やけど不自然やな、』
なんで太ももなんか折れる?
ベットは低め、
テーブルは腰あたりの高さ
1階のソファーなら高さ的に有り得るが
成人男性の太ももの骨を折れるほど
固く、尖った作りはしてないはず
それになんで救急車呼ばなかった?
俺らを呼ばなかった?
誰かに意図的にやられた、?
4『…まろ、?』
5『あ、ごめんな。考え事しとってん 』
4『とりあえず、救急車来たから俺らも病院行こ、?』
5『そうやな』
4side
りうらの足を見てからまろの様子が変だ
何か心当たりがあるのか
それとも原因を考えているのか
しばらくしてりうらの手術が終わったと
看護師さんが伝えてくれた
そして今日は夜遅いから
と病院に泊まりの許可もくれた
りうらの状態は明日聞くことになった
4『…まろ、?さっきから何考えてるの?』
ずっと思ってた疑問
消灯された秋病室に用意されたベットの上で
質問してみる
5『…怪我の原因、考えとるんよ』
4『原因、?そんなのベットから落ちたとかじゃなくて?』
5『りうらのベットは低め、そして怪我してるのは太ももや』
5『ベットから落ちたと仮定して怪我するのは手、手首、足首とか足の下の方やと思うんよ』
4『…たしかに、』
5『それに1階で怪我してたなら2階に行く意味がわからん』
5『それと、なんで誰にも連絡しなかったのか、』
たしかに、そう聞くと疑問点は多い
5『やからな、俺は誰かか意図的にやったんやないかなって思っとる』
5『そしてりうらは無意識に助けを求めてたのかもしれん』
5『誰にも言わず、ただじっと待つことで』
4『でも、なんで言わないの、?』
5『…考えられるのは、誰かの監視下というかそんな状況だった、とかかな』
5『俺が入る前、見られてるって言ったの覚えとる?』
4『そういえば…』
4『じゃあ、誰かかりうらが助けを求められない環境を作ってたってこと、?』
5『可能性はある』
5『でもまぁ、今日はとりあえず休もか』
5『きっとこれ以上考えても同じことの繰り返しやと思うし』
4『…そう、だね』
4『ん…ぁ、』
いつの間にか寝てたみたい
まろはゆっくり休めただろうか
りうらは無事だろうか?
不安だったのか今は朝の6時
健康的な時間とは言えるが
あいにく昨日は2時までは確実に起きていた
りうらのX最終更新日から遡ってみる
1週間前からそれ以前のもの
こんなに元気だったのに
昨日のりうらは
1週間前の面影はなくなくってたな
衰弱しきっていて
5『なんや、ないこ起きてたんやな』
4『え、?あ、まろ…おはよ』
5『おはよ。りうらのこと?』
4『うん…』
4『…ねぇ、りうら死なないよね、?』
5『…それは、、なんとも言えん、』
4『へっ、、?』
5『最終的に生きるか選択するのはりうら』
5『だから選択するまでに俺らがどれくらい頑張れるかが鍵になる』
4『そんなの…おれ、』
5『自信ないよな、、俺もないんやで、?』
5『正直、今のりうらに俺らの言葉が届くのかさえ怪しい』
5『それに下手に前向きなことを言ってるだけじゃダメなこともわかっとるんよ』
5『きっと俺らは待つしか出来んのやろな、』
4『そっか、、』
看『失礼します。先生からお話があるみたいなのでこちらへ』
5『ありがとうございます』
看『こちらへどうぞ。先生お待ちです』
ガラガラ
先『来てくれてありがとうね、』
先『ところで君たちはりうらさんとどういったご関係で?』
4『…家族、みたいな形ですかね』
4『形式的には仕事仲間になるのでしょうけど…』
4『友人としての仲間、そういった感じの方が強いと思います。』
先『分かりました。とりあえず、今わかることだけ伝えますね』
先『りうらさんは、 まず両足の粉砕骨折、 摂食障害、睡眠障害、中度もしくは重度の鬱である可能性が高いです。 』
先『最近りうらさんについて変な点はなかったですか?』
5『実は、俺らには実家に帰ると嘘ついてたんです。』
先『嘘、ですか…』
5『それが大体1週間前、そして言われる前日に俺ら二人で会いに行ってて』
5『その時も情緒不安定というか、極度に怯え、不安があったように感じました』
先『なるほど、』
先『ちなみにお仕事ってなにされてますか?』
4『…主にはネットでの活動をしてて』
4『イメージで言うと、VTuberさんみたいな感じでしょうか。歌、配信、ネットの更新、あとはその準備など裏業務などですね』
先『なるほど、、分かりました。』
先『とりあえず今のところ帰っていただいて大丈夫です。意識戻りましたらまたご連絡させていただきますね』
4『ありがとうございます』
5『すみません、あと見舞についてなんですけど一応のため俺ら2人、いふとないこ以外の人は入れないで頂けますか?』
先『できますよ。理由お伺いしても?』
5『実は…社内にちょっとした問題を抱える社員がおりまして。もしかしたらりうらを苦しめる原因かもしれないので』
先『分かりました。ありがとうございます。そのように対応させていただきますね』
その後はとりあえず帰されたため
そのまま出社した
二人で会議室に籠り
作業をしながら話し合う
さすがにしょーとけーき組もりうらについて
気にはなっているが
誤魔化し、りうらの許可が得られたら
話そうと思っている
まぁ社員が問題だった場合、
その社員は解雇、
そして法的措置を取るつもりだ
5『…とりあえず、りうらは活休だよな』
4『まぁ入院してるからね、』
5『3人にどうやって説明するかぁ、、』
4『これ以上誤魔化しも効かなそうだし』
4『うーん… 』
3『…なぁ、誤魔化しってどういうことや?』
4『!?しょ、おまえ、、』
3『実家に帰ってるってのは嘘なんやな?』
5『どっから聞いてた?』
3『入院あたりから、』
3『なぁ、どういうことなん?何を2人は知ってるん?』
4『…これ以上、初兎には無理だね、』
4『りうらは実家に帰ってない。でも入院はしてる』
4『精神状態が1番良くなくて、あと…怪我も、、してる、』
3『…怪我、?』
5『おん。不自然な、な。』
3『そっか…。これ、いむくんとゆうくんには言わないん?』
4『本当は、りうらに確認とってから初兎達に言うつもりだった』
4『さすがのメンバーでも、隠したいこととかあるからさ』
3『…まぁ、、そう、やな、』
3『りうちゃん、さ…活動戻ってこれるようになる、よな?』
5『…今は、なんともやな、、』
4『うん…とりあえず、話せるようになってもらわないとね、』
3『…話せ、ないん、?』
4『うん…俺らも何があったかは分からないんだけどs……』
プルルルル
4『はい、ないこです。』
📞『もしもし、ダイス病院です。』
📞『りうらさん目覚めましたよ。お話はしてくれないんですけど…。』
4『そうですか…。とりあえず、行けばいいですか?』
📞『はい。お願いします。』
4『分かりました。今から向かいますね』
5『なんだって?』
4『りうら起きたって。とりあえず行こっか』
4『ぁ、初兎は一応待っててもらってもいい?』
3『ぇ、なん、で…嫌や!!』
4『嫌って言われても…』
5『…病院まではええんちゃう?病室だけ入らんでさ、』
4『…それでも、いい、?』
3『いい。一緒に行こや』
ー病院
4『じゃあここで待っててね』
3『おん。りうちゃん頼んだで』
5『任せとき』
4『りうら、入るよ』
1『……』
4『りうらおはよう。体調とかどう?』
1『……』
5『昨日よりは顔色もええな』
5『なぁ、りうら。お願いがある。聞いてくれるか?』
5『出来ればちゃんと全部話して欲しい』
4『りうらッ、』
1『…も、、いぃから、、』
4『へっ、、?』
1『おねがぃ、、りぅら、ころ、して、?』
なんで、そんなこと…
それにそんな潤んだ目で言わないでよ
俺はりうらを殺せない
りうらのお願いに答えられないのに、
5『なぁ、りうら。そう思う理由、教えて欲しい』
1『…ッ、、ポロポロ』
5『…まだ、無理そうか、?』
1『コク、ポロポロ』
5『ごめんな、嫌なこと思い出させたよな』
5『だけどこれは覚えといて』
5『りうらは独りじゃない。何かあれば俺らはどんな手を使ってでもりうらを助ける』
5『だからもう…殺して、とかそういうことだけは言わんで欲しい、』
1『……ッ、』
1side
ほら、そうやって期待させて
どうせ裏切るんでしょ
めんどくさいって
ダルいって、
だったら最初から期待させないでよ
りうらは怖いの
ずっと、ずっとあの人が
どこかで聞いてるんじゃないかなって
殺して、なんて簡単なお願いじゃん
りうらはもうこの世に居なくてもいいんだから
きっともうりうっこも心配してない
誰も《りうら》なんて
求めてないんだから
1『…いぃ、よね…気楽な人は』
4『、、?』
1『誰からも虐められない』
1『沢山の人から必要とされて』
1『なにかいえば全部かわいいとかかっこいいって返ってくる』
1『りうらは…そんな人になれなかった』
1『誰からも、必要とされてないの!!』
1『りうらは誰かのせいにしないと生きていけないようなダメ人間だから、』
1『だから、誰からも求められない。』
1『必要とされない』
1『そんな奴に、何言っても無駄なことくらいわかってる』
1『だから、りうらが求めるのは一つだけ』
1『さっさと殺してよ』
この状況から助けてよ
今のりうらは両足動かない
さっき先生が来てもう歩けないかもって言われた
何も出来なくなるんだよ
元気で健康なりうら、はもういなくなる
だったら次のりうらは?
障害者のりうら
両足が虐めで動かなくなったかわいそうな人
そんなの嫌だ
惨めなりうら、で居るんだったら
まだ逃げたりうら、で居たい
4『…ばか、ばかりうら!!』
4『なんでそんなこと言うんだよ!!ポロポロ』
4『俺は、、りうらに生きてて欲しい、』
4『活動辞めるなら辞めてもいい、』
4『だけど…俺の前から居なくならないで、』
4『生きてればもう、なんでもいいから、』
1『…そうやって、綺麗事ばっか』
4『ちが、ほんとのことでッ、』
1『そう思われるのがいちばん惨めなの!!』
1『りうらはもう…嫌なの、』
5『りうら、』
1『もう苦しみたくない、』
1『惨めって、可哀想って、思われたくないの!』
1『ずっと思ってた、』
1『なんで努力する人が苦しむ世界なのかなって』
1『でも、やっとわかったの』
1『努力する人を笑う人間がいるから』
1『だからこの世界、どれだけ対策しても良くならないの』
1『だから努力する人がどんどん壊れてく』
だからね、、りうらはもう逃げたいの
これからも輝き続けるみんなと居たくない
1『りうらね、期待してた』
1『1週間前、りうら最後少し引き止めたよね』
1『もうあの時には心も身体も限界だった』
1『また明日、きてくれるかなって』
1『でも実際どうだった?』
1『来たのは1週間後』
1『りうらはもう分かったんだよ』
1『どれだけ仲が良くても、信頼してても』
1『結局、壊すのは時間なんだなって』
だからりうらはもう期待しない
ただ死ぬことだけを目標に頑張るだけ
3『…りうちゃん。』
1『なんで、、いるの、』
3『なぁ、りうちゃん。本当は助けて欲しいって思ってるんちゃうか?』
1『は、』
3『本当は助けて欲しい。ただ裏切られるのが怖いから、もう死にたいとか』
3『そういうことちゃうの?』
1『ッ…だったら、なに』
1『初兎ちゃんは!りうらのためだったら殺人でも何でもしてくれるの!?』
1『そうじゃないでしょ!?ポロポロ』
3『おん…さすがに殺人とかまでは出来んけど』
3『それでも社会的な制裁を加えることはできるやろ』
3『俺は、りうちゃんに生きてて欲しいし』
3『原因になった人にも、更生して苦しみながら生きて欲しい』
1『結局、、なにが言いたいの、』
3『俺はりうちゃんに生きてほしい』
3『だから死ぬ以外のことには全部協力する』
1『でもいつか裏切るんじゃ、』
3『裏切らん。絶対に』
3『約束したっていい。りうちゃんが裏切ったと感じたら俺を殺したっていい』
1『…わかった、』
3『だから、今まであったこと教えてくれるか?』
1『…ぅん、』
だから俺は今までのこと全部話した
女社員3人から虐められてたこと
暴力受けていたこと
家を隣に引っ越してきたこと
りうらの家のどこかに盗聴器があること
あの日帰った後、骨をおられたこと
そしてそれらを5人に話したら5人を傷つけると脅されてたこと
全部、全部話した
4『そっか、そうだったんだね』
5『辛かったな、よく耐えた。お前は偉いな』
3『もう大丈夫、俺らが着いてるから』
聞いた3人は自分事のように傷ついた顔をして
りうらを理解してくれた
そっか、りうら相談しても良かったんだ
ずっと苦しんでたのに
話すだけでこんな楽になるんだ
でも気がかりなことが一つだけ、
5人を傷つけること
5『どうせりうらのことやから、傷つけたくないみたいな思ってたんちゃうか?』
1『へ、、なん、で…』
5『まぁそりゃ誰でもりうらの立場だったら思うことやしな』
5『でもな?いれいすには、法学部出身でそういう事に詳しい奴もいるし、物理的に強いやつも居るやん』
5『それにりうらのせいで、なんて誰も思わんよ。』
4『そうだよ〜?いつでも力にはなれるからさ、大丈夫だよ』
4『でも、とりあえず話してくれてありがとう。』
4『気付くの遅くなってごめんね』
1『うんん、ないくんたちこそ、ありがと…ポロポロ』
りうら、ほんとにないくんたちが居てよかった
ずっと支えられてたんだって感じたよ
3『まぁとりあえずりうちゃんは治療に専念!!それまでにこっちで何とかしとくからさっ☆』
1『なんか、頼りないけど…笑ポロポロ』
1『よろしくね、!!』
3『おん!!』
ー1ヶ月後
あれから俺は治療に専念し何とか歩けるまで回復することができた
そしてその間にあの女社員3人は会社をクビ
そして精神的、身体的苦痛を与えていたため社会的制裁を加えられ今もないくん達が戦ってくれてる
そして今日は、被害者であるりうらが自ら裁判所へ赴き、事実を述べていく日
まぁ今のとこないくん達が優勢らしいから大丈夫だと思うけどね!
5『あ!りうら!!』
2『りうちゃぁぁぁあん!!会いたがったよぉぉお泣』
1『おまたせ、心配かけてごめんね、?』
2『もうばか!!ほんとばか!!』
5『体調とか大丈夫か?』
1『うん!もう完璧だよ〜!』
5『それじゃ、行こっか』
1『うん!』
裁『当事者であるりうらさん。今まで何をされてきましたか?』
1『はい。りうらは今までこの3人に、精神的、身体的暴力、盗聴、不法侵入、脅しなど様々なことをされ苦しめられてきました』
裁『では加害者側に何を望みますか?』
1『そうですね…、りうらが望むことは、反省し、今後誰にも被害を加えないことを約束して欲しいです。』
そう、りうらが望むのは死刑でもなんでもない
ただ反省して欲しい。
本音を言うと、会社にとって力にはなっていた
ちゃんと実力のあった三人だった。
だからこそ、また1から頑張ってほしい
そしてもう1つは、今後誰にも害を加えないこと。
りうらみたいな人が増えないように
ひとりで苦しむ人が少しでも減るように
4『りうら、ほんとに良かったの?』
2『そうだよ!?あんなに大変な思いしたのに制裁加えないとか…』
2『ちょっと…いや、だいぶ!!優しすぎるよ!?』
1『いいの。まぁ憎くないって訳じゃないけど、ちゃんと直すべきところも教えてくれたし。それに…』
3『それに、?』
1『みんなが居るってこと教えてくれたしさ』
1『実は感謝してるかも…』
6『ほんま、お前ってやつは…笑』
5『どうしようもない優男やな笑』
4『これはりうっこちゃん達苦労するわぁ笑』
1『はぁ!?りうっこたちは関係ないでしょーが!!』
3『でもまぁ、りうらが無事で良かったわ』
2『今日はパーティーしよ!!』
5『ないこたんちで!!』
5『おすし!おにく!らーめん!おかし!おさけ!おすし!おにく!おさけ!!』
4『あー、、はいはい、良いけど騒ぎすぎんなよ〜?』
1『いいんだ笑 』
あの時、死ななくてほんとに良かった
みんな居てくれてありがとう。
ないくん、まろ。
あの時怒っちゃったけど、本当は嬉しかった
諦めてた時にもう一度光を当ててくれて
暗闇から日の指すところに
連れ出してくれてありがとう。
そしてみんなへ!!
りうらを引っ張ってくれてありがとう
生きさせてくれてありがとう
みんな、大好きだよ!!
これからもいっぱい迷惑かけるけど
よろしくねっ!!