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K side
苦し…っ…
これは、アダムと付き合ったらーー、
なんて考えた罰なのだろうか。
久々に重ねたルイの身体は、硬く冷たい感じがした。
普段の浮き沈みにはもう慣れていた。
けど、こんなこと今まで無かったから…何か理由があるのだろう。
でもルイの言う、俺が悪いとか嫉妬に心当たりが無かった。
ジュプ…ッ…
喉の奥まで突かれて、どろりとした唾液が唇の隙間から零れる。
K「ん”ん”ッ…!!」
限界だとルイに伝えても、全く聞き入れてくれない。
R「ッあ…ッッ…カノン…ッイく…!!!」
K「ッッ…ん”んッ!!」
触れていたルイの太腿がビクビクと震える。
口の中に熱さと濃い味が広がった。
K「ッゲホッ!…ゲホッ!!ッん”…ハァ…ハァッ…ッ」
解放されたと共に酷く咳き込む。
同時に、目に涙が滲んだ。
ボタッ…ボタ…ッ
放たれた熱と唾液が、重たくソファと身体を汚す。
R「うわぁ…カノンの顔ぐちゃぐちゃ…」
ルイが俺の顔を覗き込んで歪んだみたいに笑う。
R「汚れてるカノンも…可愛い…」
ルイの顔が下半身に下りてきた。
R「あ、萎えてる…」
K「ルイ、もういいよ……っ…!」
そういった時には、ルイの口に包まれてしまっていた。
チュ…ッ…クチュ…ッ
K「ッ…ぁ…」
情けない。
擦られると、どうしても反応してしまう。
グチュッ…クチュ…ッ…チュッ…
K「ッんん…ッ…うあ…ッ…あッ! 」
ルイが慣れたように良い所ばかりを攻める。
抵抗することを諦めた身体は、もっと…と言うようにヒクヒクと震え始めていた。
R「カノン…やらし…」
K「…ハァ…ちが…ッ…」
頭の中は、まだ違うと言っている。
なのに、ルイと何度も肌を合わせた身体は喜んだように反応してしまう。その一つ一つの反応が、ルイの行為を加速させた。
ソファに零れた液を、ルイが掴むようにして手に纏わせる。
ニュル…ッ…!
K「あぁぁッ…!」
その手で上下に擦られて、身体が跳ねる。
もう上体を起こしていられなくて、後ろに倒れ込んだ。
R「違わないでしょ?」
K「ッんん!!」
刺激が強くなる。
グチュ…ッ…グチュ…ッ…!
K「ッ…あッあッ…出ちゃ…ッ…」
もうすぐ達する…そう思った瞬間、刺激がぴたりと止んだ。
K「ッ…ぁ…ッ…ぅ…ッ…」
熱の出処を失くした身体が、小さく震える。
R「まだ、イかせてあげない」
ルイがにやりと意地悪く笑う。
K「っ…ひど…」
R「酷くしてるもん」
K「なんで…」
その問いにルイは答えない。
そして、ソファに腰掛けて両腕を広げた。
R「カノン…おいで?」
この熱をどうにかしてくれるのは目の前のルイしかいない。
求めるように、俺はふらふらしながら向かい合うように跨った。
ルイの首に腕を回して掴まる。
体重を預けると、ルイの長い腕が後ろに回ってきた。
クチュ…ッ…
K「ッ…んッ…ふ…」
濡らされた指が中に入ってくる。
K「あッ…」
R「すご…吸い付いてくる…」
達することを許されなかった身体が熱の出口を探して、ルイに縋り付く。
でも、また焦らすようにゆっくり中を撫でられて…
K「…ッ…それ…足りな…」
R「じゃ、ちゃんとおねだりして…?」
K「…っ……もっと奥……触って…」
クチュッ…クチュッ…
ルイの長い指が敏感な所を擦る。
K「ッ…んんッ…」
R「ここ?」
K「んッ………もっとぉ…っ…」
R「よくできました」
ルイが肩越しに満足そうに笑う。
グチュ…グチュッ…!
K「ッあッ…ぁッ…!」
良い所を何度も刺激され、腰がビクンと跳ねた。
ルイの首に回していた腕に力が入る。
R「カノン、苦しい」
K「あッ…だって…ハァ…ッ…」
身体の中の熱が増す度に体勢が保てなくなっていく。
R「ふっ…かのん、腰下りてる…」
K「ッ……むり…ッ…」
R「ね、俺の目、ちゃんと見て」
K「っ……」
R「早く」
ルイに預けていた身体を起こし、少しずつ視線を合わせる。
R「ふ…カノン蕩けてる…」
困惑しながら目を合わせると、ルイは嬉しそうに目を細めた。
グチュ…ッ…
K「ッ…!!」
急に中を激しく擦られた。
その瞬間、カクンと膝の力が抜け、思わず目を瞑る。
R「だめ、目ぇ開けて?」
中の刺激が止む。
これ、ちゃんとできないと、また…焦らされる。
K「ッ…ハァ…ハァ…」
頑張ってルイを見つめ返す。
よくできましたと言いたげにまたルイが微笑んだ。
クチュッ…クチュッ…ジュ…ッ…
K「ッ…んんッ…!!」
不規則に、刺激が弱くなったり強くなったりする。
それに翻弄されるように、身体が突然跳ね、腰が揺れる。
そんな俺を見上げてるルイは、欲たっぷりの熱い眼差しを向け、口の端を上げている。
ルイが指を動かせば跳ねる身体。
まるで玩具のようだ。
R「ッ…ハァ…カノンの顔、すげぇ良い…」
ルイの頬が赤い、息も浅くなってきた。
K「ッ…ルイ…もぉ…」
R「…わかってる…」
ズプ……
俺の中に、ルイの熱い塊が押し割って入ってくる。
K「…!…んんんッ…ハァ…ッ…」
奥まで来て欲しい。
息を逃がして身体の力を抜く。
R「ッ…ハァ…ふっ…」
ルイがほとんど息みたいな笑いを吐く。
R「夢中で俺のこと飲み込んで…」
K「…あッ…あッ…」
ルイが何か言ってるけど、俺は快感を受け止めるのに必死だ。
R「…アダムが見たら…どう思うんだろうな…」
アダム…?見る?
どういうこと…。
R「ねぇ、カノン…っ」
ドサッ
ルイが覆い被さってくる。
その瞬間、熱い塊が最奥まで入ってきた。
頭の中が痺れる。
K「ん”ッ…!…ッな…の…こと…ッ」
R「…やっぱり、自覚無し」
耳の横でルイの低い声が響いた。
感情を失くしたような声。
ヂュ…グチュッ…グチュ…ッ
K「ッあ”ぁ!!」
中が苦しい。
縋り付くように、頭の近くにあったクッションを強く握る。
ルイを見上げた。
視線が合わない。
眉をひそめながら、ただ自分の欲望を打ち付け、呼吸を荒くしてる。
K「ルイ…ッ」
怒りのようなものをぶつけられてるみたいだった。
不安になって、名前を呼ぶ。
すると、ルイの視線がゆっくりこちらに戻って来た。
K「…ッ…」
冷たい瞳と視線が合う。
呼ばなきゃよかった… こんなルイ、見たくない。
何も見たくなくて、腕で視界を遮る。
R「…ぁッ…あッ…」
ルイの声が上擦る。
R「ッ…イく…ッ…カノン…ッッ!!」
K「ッ…あ…ッ…ぁぁぁッ!!」
俺も限界まで溜まっていた熱が溢れた。
下半身がビクビクと痙攣する。
やっと、終わった…。
K「んッ…ハァ…」
肩で息をしながら、ルイのを抜こうと身体をゆっくり動かす。
R「なに勝手に抜こうとしてんの?」
K「…ッ!」
その瞬間、逃さないとばかりに肩を掴まれ、またルイが動き始めた。
クチュ…ッ…
ルイが放ったものが中から溢れ、肌を伝う。
K「ッん…も…やめ…ッ…」
身を捩る俺を見て、ルイが笑いの混じった溜め息を吐いた。
R「カノン…俺の気が済むまで飛んじゃダメだよ…?」
その感情の無い声に、必死に首を横に振った。
でも…、俺の願いは届くことはなく、行為は続いた。
何回果てたか分からない。
段々と酸素が無くなったように頭が痺れてきて、その時に、ふと見たルイの顔が泣きそうな顔をしていた。
何でお前が……と思った所で目の前が暗くなった。
「ん…」
身体がベッドに張り付いたように重い。
その身体の重さが、あの時間を全て思い出させた。
R「…ぁ…」
瞳だけ動かすと、泣きそうな顔で俺を覗き込むルイがいた。
K「何でいるんだよ…」
あれだけ酷いことして。
約束も破っておいて。
R「カノン…ごめ…」
K「いい…今日は帰って…」
R「…でも…」
K「帰って」
今は何も聞きたくない。全部言い訳に聞こえるだけだ。
R「………わかった…」
もっと食い下がってくるかと思った…。
ルイは項垂れながら、とぼとぼと部屋を出ていく。
玄関のドアが閉まると、やっと身体の力が緩んだ。
風呂、入らないと…。
動かすと軋む身体に、視線を落とす。
K「え…」
綺麗だった。
頭から足の先まで。
指の間も、隅から隅まで。
何、調子狂う…。
ふらふらと、水を取りに冷蔵庫を開ける。
K「は…?」
中に、これでもかとぎゅうぎゅうにスイーツが押し込まれていた。
その一つに、”ごめんなさい”とメモが貼られている。
こんな必死になるなら、あんな事しないで欲しかった。
K「…はぁ」
スイーツを適当に掴み取る。
口に入れると甘い味がちゃんとした。
美味しい。こんな時でも。
なんか、悔しい…。
静かな部屋。
ルイの言葉が頭を過ぎる。
『アダムが見たらーー』そう聞こえた。
嫉妬って…、俺とアダムに?
そんな、近付きすぎた覚えも無いけど。
2つ目のスイーツを手に取る。
明日もオフだ。
会いたくない…。
でも、話さないと変な距離感が続くだけだ。
メンバーに、迷惑をかけたくない。
K「う…甘ったるい…」
もう少しいけると思ってたのに…、3つ目を食べ切った所でもう手が止まってしまった。
ー朝。
【ルイの買ったスイーツ食べきれないから、来て】
話し合いたいーーとか言ったらルイが来てくれるか分からなかったから、当たり障りないメッセージを送る。
【行く】
すぐに既読が付いて、一言返ってくる。
ピンポーン…
K「はっや…」
スイーツの消費期限を確認している内にもうルイが来た。
ガチャ…
ドアを開けると汗だくのルイが立っていた。
R「ハァ…こ、これ…」
肩で息をしながら、ビニール袋を差し出す。
中を見なくても分かる、ホットスナックの匂い。
K「あのさ…食べ物で許してもらう気なの?」
呆れて溜め息が出た。
ルイは首を横に振る。
R「っ…カノン…ごめん…」
小さな掠れた声。
ルイは指先を弄りながら、俯いている。
K「何が?」
R「…俺が…弱かっただけ…、2人に…勝手に嫉妬してた…」
K「でも、それと約束破るのは別だよね」
R「ごめん…なさい…」
玄関からリビングに移動する。
ルイはその後を身体を小さくしながら付いてくる。
R「カノン…これアダムから…」
おずおずとポケットからスマホを取り出す。
そして、画面を向けられた。
【カノンと会って話した?オフの内に何とかしてくれないと俺の肩身が狭い】
K「え…これ…」
R「…どうしよう」
アダムには、全部お見通しだったらしい。
自分の察しの悪さが、今さらながら恥ずかしくなる。
K「申し訳ないな、アダムに」
R「明日謝る」
K「うん…まずはそこだな…」
早めに食べないといけないスイーツがテーブルに並んでいる。
それを2人で黙々と頬張る。
R「…これ、アダムにも持ってく」
K「食べないんじゃない?」
R「うん、でも持ってく…」
きっとこのスイーツ達は、タイキやゴイチの腹の中へ吸い込まれていくだろう。
そんな事を思いながら、小さく丸まってシュークリームを食べるルイを見つめていた。
(おわり)
(数ヶ月前から書いてたのですが、ルイさん酷すぎてなかなか完結できず…!中途半端ですみません😂)
コメント
6件
⚡のドロドロの愛は最高ですね酷いことしちゃってからの♨️の扱い方がかわいいと思ってしまった笑🐨が2人のこと全てお見通しな感じが解釈一致です!!!!
うわぁぁぁ新作待ってました! こんなドッロドロな感じでも結果的に甘々になるの流石です✨️ 嫉妬重いルイくんもそれに気づかないカノンくんもめっちゃ好きです笑笑 長編との両立はきっと難しいはずなのに、更新ありがとうございました😭
お疲れさま、さちこさん!第6話読んだわ……もう、ルイの重すぎる執着と嫉妬が痛いほど伝わってきて、胸がギュッてなった。カノンの蕩けた反応と、それでも「違う」って抵抗する心の乖離が切なくて、ラストのスイーツと汗だくの謝罪で少し救われた気がしたよ。ルイの泣きそうな顔、あれ本心なんだろうな……。完結おめでとう!🔥