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pkkmn side
「 っ…、!?いった、、」
朝日がカーテンの隙間から入り込んで、それに照らされ目を覚ます。 起きたと同時に感じる腰からくる痛み。そして体のあちらこちらからくる少しピリピリとした痛み。そのせいでまだ少しあった眠気も全部吹き飛んで。
昨日、そういえば俺の家で恋人であるふぇにと酒を飲んで、それから … 。 正直お酒の飲みすぎてそれ以外の記憶はあまりないがこの腰の痛み、そして何より下着だけ着ていると俺、隣で規則正しい寝息をこぼして俺と同じ格好でねてるふぇに。 これだけで昨日何があったかなんて想像出来てしまって。
でも一つだけ納得が出来ないことがあった。 腰が痛いのは行為後なら仕方の無いことだしいいんだけど、それ以外から来る少しピリピリとした痛み。 いつもはこんな痛みないんだけどな 。なんでだろ 。 そんな疑問を頭に浮かべ その痛みがくる1つの場所の足を見つめてみる。
「 … は 、」
そこには虫刺されのように少し赤く腫れ上がった肌。
… もしかして 、
足だけではなく背中 、 腕、太もも、 そして胸や鎖骨あたりからも同じ痛みがする、 もしかしなくてもこれって 、 キスマ 、というものを付けられたんじゃないか 。
慌てて近くにあったスマホを取りだし鏡代わりに使うカメラを起動する。 ただの虫刺されであってくれ 、と願うも神様はそう簡単には願いを叶えてくれないわけで。カメラに映し出された自分には体の至る所に キスマ がつけられていた。
「 っ〜〜、、ふぇに !!! 」
顔は一気に熱を集め、その原因となった張本人を叩き起した 。
『 っ、い”った、ぁ、!?え、なに、なんだよポケ、!!! 』
かなり本気で叩いたからか案外直ぐに起きた原因となったそいつ。 急に叩き起されたことに理解が追いついてないのか頭にはてなマークが見えそうなほど困惑している。
「 なに、じゃねぇよ!!!これ、お前どうしてくれんの!? 」
あいつには悪いけどこちらも冷静に対応できる心は今は無いわけで。 特に何も説明しないまま恥ずかしさで声を荒らげながら 鎖骨あたりにあるキスマをゆびさす。
暫く俺の方を見つめ目をぱちぱちと何回か瞬きをしてやっと理解ができたのか あぁ、と納得したような声をこぼす。
『 付けすぎたとは反省してる、でも半分原因お前にあるんだけどそれ。 』
「はぁ、!?嘘つくなよ、!!」
口を開いたかと思えばそんな嘘。俺が酒飲んだからって記憶が無いことをいいことに 。 だって俺キスマつけてとか言うわけないし、
そんなこと考えていると頭の片隅にあった記憶が急によみがえってきた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
酒を飲んで 、 気づいたらそういう雰囲気になっていて。 最近はイベントで忙しくて全くそういう行為をできていなかったから溜まってきてはいて。だから別にいいか 、とそのままふぇにに身を任せた 。
「 っ…ぁ、”ッ 、♡ 」
『 ほら 、 ここポケ好きでしょ 。 』
場面も終わりに差し掛かってきたとこ、もう頭は快楽を求めることしか考えられなくなっていて与えられる快楽に声を漏らすしかなかった。 ふぇにはもう俺が1番快楽を得られるとこなんて知りきっているからかそこばっかり攻めてくる。
「 ん“ 、ぅ“ ぁ、ィっちゃ 、 でちゃ“、っ“ 〜〜〜 ♡♡ 」
既に疲れきって萎えた自分のそこからは少しずつ白い液体が溢れ出ていて。それすら恥ずかしいのにそれを気にする暇もなく ずっと攻めてくるふぇに 。打ち付けるたびに後ろを締め付けてだらしなく声を漏らすことしかできなくて。
『 っ“ 、 俺も出そう ····· っ、 』
打ちつけるたびに少しずつ顔を顰めイきそうなのか少しずつ打ち付けるスピードを早くしてくる。 もう何度もイってる俺からしたらそれから来る快楽が苦しくて,でもやっぱり気持ちよくて。
「 ぁ“ ッ、ん“っ、♡ 一緒 、 いっしょ イく …ッ“ ♡♡ 」
そんなめちゃくちゃ恥ずかしいセリフも今じゃ無意識に口から出て。 ふぇにの体にぎゅ、と抱きつく。
『 っ、は、お前可愛すぎ …っ、 ♡ 』
その言葉と同時に鎖骨あたりに口付けが落とされ ぢゅ、と音を当て吸われる。今はそれですら快楽を得てしまって。 キスマつけてくれたと言う事実に嬉しくなりそれだけめまた軽く中を締める。
「 ふぇに 、 もっと 、 もっとつけて ッ“ 、 ♡ 」
もっとあいつの印をつけてほしい、そう思ってしまって無意識に口に出す。ふぇにもそれに答えるかのように鎖骨や首周りにキスマを何個もつけてくれて。 やっと満足したのか口が離れ。終わりかと思ったら次は唇へと口付けを落とされて。軽いキスとかじゃなくてお互いを求めるかのような長いディープな方。 下も上もふぇにに犯されてるという事実に余計頭がくらくらする。
「 ん、ぅ“ 、ぁ、っ、ふ、 ♡ 」
『 ん 、 は、 ♡ 』
二つ同時に来る快楽に耐えられるわけもなく、あっけなくイってしまう。 それとほぼ同時に 強く腰を打ちつけられごちゅん 、と自分の体から出たとは信じられないほどの音が部屋に響き渡る。
「 っ“ひ、ぁ “、、っ、!? ♡ 」
『 っ、出すよぽけ …っ、 ♡ 』
自分の声とは信じられないほど高くなった喘ぎ声が聞こえたと同時にゴム越しに温かいものが中に注ぎ込まれた。
何度もイった後だから体力はほぼなくて息は乱れ、余韻で体はまだびくりと震える。 肩で息をするときにたまたまさっきつけてくれたキスマが目に入ってそれが嬉しくてへにゃり、と笑みをこぼす。
『 … 、 ポケってキスマとか嫌じゃないんだ。 』
そんな俺を見たふぇにが中からモノを抜きながら聞いてくる。 それが抜けるだけで少し声が漏れる ,
「 … なんか、独占欲みたいなの感じられて好き。 」
普段なら絶対に口に出さないこともあまり頭が回ってないせいか無意識に口から出て。
『 … へぇ、そうなんや。 じゃあさ、もっとつけてもいい ? 』
「 、 ダメって言ってもつけるくせに 。 」
拒否権なんて俺にないなんて経験からわかってるから、了承するかのようにあいつの首に手を回した 。
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一つ一つ思い出していくうちにどんどん顔が赤くなる。お酒を飲んでたとはいえ キスマつけて欲しいとかそんなことを口走ってしまった自分が恥ずかしくなり顔に熱を集める。
『 ほら、思い出しただろ? 俺だけのせいじゃねぇんだって 。 』
「 っ〜〜、うるさい、!!! そもそも最初につけたお前悪い !!! 」
めちゃくちゃ理不尽なことなのはわかっているし俺が半分原因なのもわかっているけど今は恥ずかしさでそれどころじゃない。
『 はぁ、!?意味わかんねぇんだけど、もっと付けてって言ったのはポケだろ!! それに別に今もついてて嫌じゃないくせに!! 』
俺の思ってること全部見透かしてるようなセリフをいうふぇに。 何が1番ムカつくって毎回そのセリフが合ってるということ。
「 っ、、、 うるさい!!!! ふぇにのばか!!! 」
そう言って布団に潜り込む。 ふぇにが言ったとおり正直ついてて嫌な気はしないし、なんから嬉しい。
… まあふぇにには絶対直接言ってやらないけど 。