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『 終わりの合図は君の呼吸が止まる時 』
赫 × 桃
気づいたら俺は赫の部屋のベッドに縛りつけられていた。
両手首は赤く擦れ、口は布で塞がれている。
赫 : なんで逃げようとするの ? 笑
赫は笑っていた。
でもその目は冷たかった。
俺は視線を逸らした。
昨日まで赫の愛はもっと優しかったはずだ。
だけど、ほかの男と会っているのを見られてから全てが狂った。
赫 : 赫だけを見とけばこんなことにはならなかったのに
君は俺の髪を撫でる。
撫でて、撫でて、そのまま首筋に手を滑らせる。
俺は必死に首を振ったけど赫の指先はじわじわと力を込めた。
赫 : でも桃くんは俺のものでしょ ?
布越しに漏れる呼吸が少しずつ荒くなっていく。
赫の耳はその音を逃さず拾っていた。
この瞬間が何よりも愛おしい。
赫 : 終わりの合図は桃くんの呼吸が止まる時だよ。
耳元で囁きながら赫は笑う。
俺は恐怖で目を見開いて必死にもがく。
だけどその動きもだんだんと弱まっていく。
赫は俺の唇にそっと触れて囁く。
「 これでずっと一緒だよ 」
部屋には2人だけの秘密が残った。
𝑬𝑵𝑫__ .
よくわかんない駄作が完成致しました🙃❕
また次のお話でお会いしましょう♩