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この世界 には 怪物 が いて
それを 倒すのは ヒーロー の 役目
僕は 怪物 と 人の 間に 生まれた
人 と 怪物 の ハーフ
人では ない 見た目 怪物 は 持たない 感情
人にも 怪物 にも なれない 僕は どこに いても 忌み嫌われた
母は 僕を 産んだ時に 死に
父は どこかへ 消えた
どうやって ここまで 生きて 来たのかなんて わからない
ただ 怪物 の 血が 入っている おかげで 食べなくても 生きれるし 痛みも 感じない
だから こそ 生きてこれたのだろう
でも 、それでも 僕は 死にたかった
誰かに 認めてほしかったのに
こんな 僕は 誰にも 認めてもらえない
なら いっそ 死んでしまえば
消えて しまえば 生まれ変わって
今度は 、人に なりたい
そう願って 湖に 飛び込んだ
なのに 目覚めてしまった
ak ) あ ! 起きた ? 大丈夫 、?君 、あそこで なにしてたの … ?
こいつが 僕を 助けたのだと 瞬時に わかった
cl ) っ なんで ! なんで 助けた ! ! お前は 人間だろ !? こんな 醜い 怪物 なんで 助けた ! っ
「 こんな やつ 殺してしまえ ! !」
人は いつでも そうだった
それなのに
ak ) 君は 怪物 なんかじゃない 確かに 普通じゃないかも しれない でも 俺は 君の 鱗も 瞳も 全部 好きだよ ( 微 笑
cl ) それでも 、! 僕も 他の怪物 みたいに人を 殺すかもしれないよ … ?
怪物 とは 人を 殺す 欲求 の ために 生きる
こいつ だって わかってる はずだ
ak ) ん 〜 なんて いうんだろ ? わかるんだよね 殺意 ? って いうのかな ? 君には それがない
cl ) 、わか … る ?
ak ) うん ! いままで たくさん 怪物 と 戦って 来たんだ 、そのくらいは わかるよ それに 君は 優しい 目を してる
cl ) っ 〜 ゛ ( 泣
初めて 認めてもらえた 気がした
僕 自身 を 、
僕の 心を ちゃんと 見て 、判断 してくれた …
そう 、思った
でも … 俺を 助けて くれたのは
怪物 を 殺す ヒーロー だ