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ほしのはな
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らーゆ
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それからもこいつはそれからもこいつは死んだような、全部諦めたような、そんな目をしていた。
俺は何をするにもこいつを連れ歩た。
手を繋いで、風呂に入って、飯を食って、その度にこいつは綺麗な顔を歪ませて、嫌そうな、死にそうな目をしていた。
夜、寝る時もあいつを抱きしめて寝た。
最初は何度ベットに入れても気づけば床で寝ていた。
まるで自分の居場所なんて無いみたいに俺よりでかい背中を丸めて小さくなって床に張り付くように寝ている。
毎日のように悪夢を見るようで、気づいて横を見るとガタガタと震えながら何度も何度も謝っている。
その度に俺はあいつを抱えてもう一度ベットに入って背中をさする。
数分ですーすーと寝息が聞こえる。
それでもあいつは朝起きると横にいない。
「ねぇ。なんでベットからでていくわけ?嫌なんだけど。」
そういうと不思議そうに、言っている意味がよく分からないというばかりの目線を向けてくる。
「は?俺なんかが寝ていい場所じゃねぇもん」
「穢れる」
こいつはちょくちょく「穢れる」や「汚れる」など自分をまるで存在してはいけないもののように話してくる。
しかも、まるで当たり前みたいに。
誰かにそう言われ続けたんだろう。当たり前になるくらい。聞かなくても分かってしまう。こいつの自分を蔑ろにする癖は異常だ。
いい気はしない。
もう俺のなのに。
そんなどす黒い感情がまた自分の中をぐるぐるする。
「何それ。俺が一緒に寝たいって言ってんだけど。」
「だって,,,」
ーガバッー
「そんなしょうもない理由なら離してやんない。」
俺はぎゅうっと離してなるものかといわんばかりにあいつを強く抱きしめる。
ムカつく。
俺の事で頭いっぱいになればいいのに。 あれ?俺ってこんなに幼稚かったっけ?
まあいいか、とあいつの頭を撫でる。
「だっから、こんな汚ぇのがあんたに触れちゃダメなんだって!」
「あのさぁ。」
ビクッと体が跳ねる。
「そんな綺麗な顔引っさげてどの口が言ってんの?」
「は?何?誰の話?」
「お前以外いないだろ。」
もうその後はめんどくさそうだったので「はいはい。」といいながら自分の胸にあいつの顔を押しやって寝ることにした。
「,,,ぅぅーん,,,」
目が覚めて横を見ると初めてあいつが隣で寝ていた。
「はぁ。」
目を閉じているとさらに際立つ美形にため息がでる。
「買うつもりなんて、無かったのになぁ。」
ぼそっと呟き、目にかかった前髪をさらさらと触って耳にかける。綺麗な顔。
もう絶対に手放すことの出来なくなったこいつを抱きしめ直して俺はもう一度静かな眠りへ落ちていった。
読んでいただき嬉しく思います。
今回の名Daybreakは夜明けという意味です。シンプルに初めて一緒の朝って感じだからです。
あとjnsnではなくしっかりsnjnです。でも日常はじんちゃんリードみたいなのが好きなのでそうなるかなぁと思います。
次の話もよろしくお願いします。
コメント
1件
うわあああ……これ、すごく好きなやつ……😭💕 「俺のなのに」って言い切っちゃうところ、もう完全に覚悟決まってる感じがダダ漏れでヤバい。 相手が自分を“汚い”って思ってるのに、それでも抱きしめて離さない執着がエモすぎる……。 タイトル「Daybreak」、初めて一緒に朝を迎えた夜明け、って意味なんだね。 その選び方、すごく沁みる……次の話も楽しみにしてるよ🌸