コメント
2件
最高すぎる…
はじめに
・この作品はknrbです
・実在する方のお名前をお借りした作品になります。ご本人様とは一切関係ございません。
・腐向け作品、nmmnとなっております。こちらが苦手な方、理解のない方は閲覧をご遠慮くださいますようお願い致します。
・素人の書くものですので口調等おかしなところがあるかと思いますが、目をつぶって頂けますと幸いです。
・思いつきで書いたものなので話のまとまりがありません。暖かい目で見ていただけると嬉しいです
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まだ夜が明けぬ午前2時、煙草の匂いに起こされる。
薄ら目を開ければ月明かりでほんのりと明るい寝室。
隣に人の気配を感じずベランダに目をやれば案の定煙草を吸っている彼。
先程まで互いの混ざりあった体液でベタベタだったシーツや俺の体は綺麗になっていたため眠る前の一服なのだろう。
窓から冷たい夜風が流れ込んできて温もりが恋しくて身震いする。
体が怠く起き上がるのは億劫だが彼の隣にいたいためゆっくりと体を起こす。
自分の体を見れば紅い印がちらほら。
見えるところに付けないでくれるのはありがたいが風呂に入る度見えるのがなんだか情事を思い出してしまい恥ずかしいので数を減らして欲しいなぁと思いつつベッドから足を下ろす。
痛む腰を擦りながら彼の元へ歩を進めればこちらに気付いたのか振り向く彼。
「起こしてもーたか」
「んーん。」
「目覚めただけ」
「そっか」
申し訳なさそうに眉を下げて謝る彼。
2人きりの時だけにするその優しい喋り方が心地よくて彼にもたれる。
「なぁん?」
「ん〜?」
「んふ」
なにしてるん?なんて声をかけながら頭を優しく撫でてくれる。
その大きな手でさっきまで体の隅々まで愛されていたと思うと恥ずかしさもあるけれどこの暖かくて大きな手はとても心地よくてだいすき。
そのまま彼にもたれたまま夜を眺めていると焦げ臭い独特の匂いが何故か気になった。
「なぁ」
「ん〜?」
「それ、すわせてや」
「え??」
口をあんぐりと開いて目を見開くkn。
なんだかお前には吸えへんやろ!と馬鹿にされているように感じて彼が手に持っている煙草を取ろうとすると身長を使われてその手は俺に届かない上に上がった
「ちょ、まてやrbr」
「いやや!すいたい!」
駄々をこねる俺を困った顔でなだめる彼。
いい歳して何騒いでんだか、自分でもそう思うが何故かどうしても好奇心を抑えられなかった。
数分間駄々を捏ねまくっていると不意に彼の顔が近づいて唇に体温が触れた。
「ん、これで我慢しいや」
「rbrは煙草なんか吸うたあかんよ」
ムードもないし甘ったるいキスなんかじゃなくて煙草で苦いキスをして彼はそう言った。
「…にがい、、」
「はっは!」
「煙草も吸い終わったしそろそろ寝よか? 」
と頭をポンポンとされ寝室へ導かれる。
痛い腰を支えてもらいながら寝室に行き布団へ潜る。
彼の腕の中に蹲って温まっていると
「ある意味今のシガーキスやったな」
なんて言われる。
シガーキス、その単語を聞いてどこか恥ずかしくなる。
赤くなっているであろう顔を見られたくないがために彼の胸に頭をぐりぐりと押し付ける
「痛いわ!笑」
なんて笑ってる彼に眠る前に一言。
「そのシガーキスならしてや…」
「え、」
「おやすみ」
恥ずかしくておやすみと一言言って目を瞑った。
俺の一言に興奮しているんだかなんだか騒がしいknの声も遠く聞こえるほど疲れていたようですぐ眠りにつけそうだった。
意識が薄れている中
「いくらでもしたるよ」
「おやすみ」
そう言われたように聞こえた。
腰の痛みに起こされた朝。
時計を見れば11時頃。
しぶしぶ重たい体を起こして朝兼昼ご飯を作りにキッチンへと向かった。
寝起き一食目なので重たくなく簡単なサンドウィッチと目玉焼きを作ろうと冷蔵庫を物色していると足音が聞こえた。
「おはよ」
「はょ…」
「ふは!目ぇ空いてへんでお前!笑」
すごく眠そうな顔をした彼。
普段つり目なその目は寝起きでさらに細くほぼ空いていない。
その顔が面白くてつい笑ってしまう。
「いっぷく、、して、くる、、」
「んふ、はぁーい」
「ご飯作ってるわー」
knは必ず起きたら1本吸う。
そして吸い終わるといつもシャキッとした顔で戻ってくるのだ。
煙草1本でそんなに変わるのかと思うほどスッキリした顔で戻ってくるものだから気になるのもしょうがないと思う。
とかよくわかんないことを考えているとベランダから彼に手招きされているのに気づく。
なぁにー?と声をかけながら彼に近寄ると顎を掴まれキスをされた。
「へ、な、に、、?」
「朝のシガーキス」
「いっぱいして欲しいんやろ?」
「いっぱいとはいってへんわ!!!」
朝の外なんか誰が通って見てるかなんて分からないのだから恥ずかしくて堪らない。
「いっぱいしたってええやろ、俺がしたいんやから」
「俺が吸うてる時隣におったらいつでもしたるわ!笑」
「べつにええわ、!」
「キッチンもどる!」
そう赤い顔を隠しながらキッチンへと戻った。
でも、あの少し苦くてキザなキスがどこか好きな自分もいる。
やめたくてもやめられない、まるで依存しているかのようにあのキスを求めてしまう。
クセになるあの苦さ、これが煙草の依存してしまう理由なのかぁなんて呑気に考えた。
そんなrbrを見計らってknは毎日キスをしてあげた。