いつの間にか目の前には阿部ちゃんが跪いている。
💚「マカロンには『あなたは特別』って意味があって」
💙「それって…」
💚「どうしても今日お返しして言いたかった」
阿部ちゃんが俺の手をとる。
普段なら触るなってトゲトゲする所だけど、今日はされるがまま。
むしろこの状況でこの手を離してはいけない事は、さすがの俺でもわかった。
💚「翔太がチョコくれて何より嬉しかったよ。俺、翔太がずっと好きでした。だから、俺の特別な人になってくれませんか?」
嬉しくて嬉しくて、舞い上がりそうだったけど出た言葉は
💙「いいよ」
だけ。
つくづく嫌になったけど阿部ちゃんは嬉しそうだ。
💚「ねぇ、ギュッてしていい?」
💙「いいけど…」
阿部ちゃんはすごくあったかかった。
ソファで抱き合って、おでこにキスされて、俺もそーっと阿部ちゃんの腰に腕を回すと阿部ちゃんが抱きしめ直してきた。
💚「翔太、好き、大好き」
💙「あんま言うなって」
💚「言わせてよ」
甘い時間は苦手だったはずなのに、阿部ちゃんが帰ってまた1人になった部屋は妙に寂しく感じた。
思わずメッセージを開く。
💙『ありがと、今度またゆっくり』
送ってからムズムズして、ベッドにダイブして枕に顔を埋めてワーッと叫んだ。
後日全員の収録で会った時に涼太が俺たちのキューピッドになった事がバレ、しばらく涼太はメンバーから縁結びの神様みたいに崇められたとかなんとか。
終
コメント
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いや、尊いわ。 でも、しょっぴー照れすぎると物事前に進めないから操縦がむずいわ💙 あまあまなしょぴ💙も書きたいんだよなあ(結局こうしてまた量産してしまう)
あべべとしょっぴーか〜♡どんなラブストーリーを紡いでいくのでしょうか✨ 続きがあればそっと覗いてみたいな🙏しょっぴーは見られていると素直になれないだろうからそっとね笑
ねえ!!!!! もう!!!!!!! 続き読みたくなるがしんどいからあと10回は読むわ😭😭😭😭😭