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すお←さく
すおにれが含まれます………大丈夫な人だけ…………
蘇枋「桜くん、ごめん別れてほしい」
桜「え…」
蘇枋「ごめん、じゃあまた明日」
桜「え、すお」
桜「は…………なん、で」
お前が離れないって言ったんじゃないか
桜「………………嘘つき」
次の日
蘇枋「おはよう、桜くん」
桜「っ!お、おう」
桜「…蘇枋昨日の「楡くん!おはよう!」
楡井「おはようございます!蘇枋さん、桜さんも」
桜「……はよ」
楡井「桜さんなんか元気なくないですか?どこか体調でも」
桜「………何でもねぇ」
蘇枋「大丈夫?無理しないでね」
お前のせいだろ、とは言えなかった
楡井「ほっほんとに無理はしないでくださいね!」
桜「だから何でもねぇって」
ちょうどいいタイミングでチャイムが鳴る
蘇枋も楡井も自分の席に戻っていったのを確認したあと机に突っ伏してそのまま眠りについた
その後昼休みに起こされ5時間目が始まった時座学が苦手なせいかすぐ眠くなってしまうのでまた眠りについた
目が覚めた時には教室には誰もいなかった
誰も起こしてくれなかったのだろう
桜「あいつら……どこいった?」
桜はまだ重い瞼をこすり蘇枋と楡井を探した
少し歩いた時空き教室から物音が聞こえた
なんだと思い見てみると蘇枋と楡井が何か話しているようだった
すぐ声をかけようとしたが蘇枋の一言で言葉が出てこなくなった
蘇枋「俺、楡くんが好きだよ。恋愛として」
桜「………え」
嘘だ昨日まで自分と蘇枋が付き合っていたのに
恋人ふられた次の日に恋人が他の人に告白している現場をみてしまったのだ
嘘だと信じたかった
だって昨日桜をふってこの1日で楡井を好きになるなんて可能性は低いから
もしそうだとしたら蘇枋は桜と付き合っている時もいつからかは分からないが楡井のことが好きだったのだろう
そんなことを考えていたらいつの間にか家だった
無意識に逃げ出していたのだ
バレてないかが不安だがそんなのことを気にしている余裕はなかった
多分先週のデートも蘇枋は頭の中では桜ではなく楡井のことを考えていたのかもしれないのだ
デートの時に向けられた笑顔ももしかしたら桜と楡井を重ねていたのかもしれない
そう思った瞬間気分が悪くなった
その日は一晩中泣いていた
次の日
朝鏡がないので前教えてもらったスマホのカメラ機能で自分の顔を見ると目もとは赤くひどい顔をしていた
こんな顔で楡井たちに会ったらどこのどいつにされたのかと尋問を受けるに決まってる
しょうがないから今日は休もうと楡井のメッセージに
『きょうはやすむみまいもいらねえ』
と送った
今までなら送っていなかっただろうがクラスの奴らに口うるさく言われて最近やっとやるようになった
送ってすぐ
『わかりました!でも辛くなったらすぐ連絡くださいね!絶対ですからね!』
ときた
相変わらずだなと思いつつ昨日のことがどうしても気になってしまった
『きのうあききょうしつですおうとなにしてたんだ』
やっぱり長文を打つのには慣れないが前よりかはマシになった
そしたら楡井から電話がかかってきた
桜「どっどうした」
かかってくるとは思わなかったのでびっくりしてしまった
楡井「すみません、あの大事な話なので口で言いたくて」
その一言だけで桜は察した
付き合ったんだ蘇枋と楡井
これ以上聞いたらだめだとわかっているのに桜の口は止まらない
桜「大切な話って…」
楡井「はい!実は蘇枋さんと……」
やめてくれと心で叫んだ
楡井「付き合ったんです!オレも蘇枋さんのことがずっと好きで嬉しいです!」
あっ終わった
と思った
桜「そっそうか」
楡井「では桜さんまた明日!!」
あの申し訳ないんですけど一旦切ります
続き決まってるんですぐ出ると思います…多分……
まぁでなかったら主忙しいんかな〜くらいに思ってくれれば
ここまで見てくれてありがとうございます!
続編は気長に待っててくださいね!