皆さん今日もお疲れ様です。
第1話から急展開でしょうけどお許しを。
ああでもしないと進みませんから…。
気を取り直して、そろそろ行きましょうか。
今回は少し短いんですけど許してください。
では、また会える事を願って。
あれはえっと…2ヶ月前、かな。
次のショーの演出を考えていたんだ。
今思えば、そのままで良かったんだろうけどね。
僕は更なる演出を求めちゃったから。
未来のスターの活躍を求めちゃったから。
それが駄目だったんだ。
類)司くん!少し来てくれないかい?
類)新しい演出を試したいんだ!
司)いいぞ!
類)じゃあこの装置に入って待っていてくれ
司)入っているだけでいいのか?
類)ああ!そのままで大丈夫だよ
あの時、寧々が装置に少しぶつかっていた。
だからかは分からないけど、制御の為の部品が落ちてしまっていた。
僕がもっとちゃんと見ていれば良かったのに。
僕のせいで司くんが…
司)お、おい類
司)本当にこのままで大丈夫なのか?
類)っ!
僕は急いだんだ。
司くんが早く逃げられるように、って。
類)外れた…!
類)早く逃げてくれ!
司)なっ…類はどうするんだ!?
類)僕は大丈夫だから!
類)はや…
言い切る前に爆発音が鳴り響いた。
全身が痛くて、顔を動かすのが限界だった。
周りを見渡したけど、煙で何も見えなかった。
ようやく煙が晴れた頃に見えたのは、
地面に倒れている司くんだった。
類)ぅ…
類)ここ,は…?
ああ、そうだ。
ここは屋上で、僕は教室から逃げてきたんだ。
類)司くん…
…あれは事件なのか、事故なのか。
どっちであろうと、寧々のせいにするつもりは一切無い。
起動させる前に確認しなかった僕のせいだから。
類)…いつの間に、夜になっていたんだろう
空は真っ暗で、月と星だけが頼りだ。
あれ…夜…ってことは
類)母さんが、帰ってきてる…
どうしよう
怒られる
ご飯作っておかなきゃだったのに
母さんは疲れてるのに
どうしよう
どうしよう
どうしよう
類)とりあえず…急いで帰らないと
投稿日 4⁄13
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