『お前、今追われているぞ。』
突如匿名から連絡が入る。
…
tn「追われてる?…誰から?」
そう思いつつも
任務が完了したので自分の家としているところに帰る
小さい人影。
誰だアイツら…。
tn「…お前ら誰や?」
話しかけると一人の男がこっちを振り向く。
なにか慌てている様子だ
??「ぁ”…あなた、は…」
??「エミさん離れろ。俺がいく。」
なんだ?
…追われてるって、こいつらの事か…。
tn「別に戦う気は無いんやけど…」
zm「うるせぇ、依頼されてんだよこっちは」
何故かキレ気味に返してくる
…そっちも依頼系かよ…
…いいぜ
tn「かかってこいよ。相手になってやる」
煽るような表情を作り、
ナイフを構える。
1
2
3
このリズムと同時に
高く飛び上がり、
突如始まる空中戦。
大きな銃声音、そしてナイフの擦る音が
響き渡る
攻撃、かわす、攻撃、かわす…
それを何回も何回も繰り返す
??「渋てぇな…ッ」
tn「…ッハ…、こんなもんじゃねぇだろ」
お互いけなしあいながら戦いをつづける
10分経っただろうか
…そろそろ体力が切れそうだ
そう思った瞬間、
ナイフが相手の腹部に直撃する
??「かは…、ッ…」
目の前で血を吐かれる
tn「…ッ、はァ…もう降参やろ…」
??「…まだ…ッ、や…、、」
そう吐き捨て
俺に飛びかかる。
…心痛いが銃を取り出し、
狙って…
パァンッ!!
??「ッ…かは…ッ、、、!」
腹部に銃弾が突き刺さる。
完全には殺せてないだろう。
だが深い傷を覆わせた。
…俺もそろそろ限界や。
はよ戻ら…
パァン…ッ
tn「ぁ”…」
反射的に胸部を見ると
血が溢れていた。
撃たれたのか?
撃たれた方向を振り向く。
アイツの所に駆け寄った仲間がいた
そうや
そうやった
…もう1人おったんや…。
心臓にかすったか、血が大量に出てくる
大丈夫。
大丈夫。
こんなもの痛くない。
tn「ぁ”…ッ、が、…ぁあ…」
あかん
地面に倒れ込む。
だめや
俺はこんなところで
…ッ
約束したのに
あの人のヒーローに…っ
…
意識が途切れそうだ
…
??「ぉ、ッおま、血だらけやん…っ!!大丈夫か、!?」
??「ほんまやん!止血しな…っ」
もう永遠の眠りに突入しようとした所で
誰かに話しかけられてしまう
…
もう、いい…
寝かせて…くれ…
そして俺は瞼を閉じた
tn「は、…っ、」
目を開ける
…そこには知らない天井が。
??「んお、起きたやん。おはざいますー。」
小さい男が目の前にいる。
…誰やこいつ
??「シャオローーン!!こいつ起きたで!!!」
キーー…ン…
声でっか…
目の前で叫ぶなや…
sha「え、まじ!?おっけー飯もってくわ~」
遠くからそう聞こえ、ジタバタと足音が近ずいてくる
sha「よぉ!俺はシャオロンや!…お前は?」
tn「…トントン。」
rb「豚みてぇな名前してんな。俺はロボロや。よろしゅう頼みますー。」
tn「…」
みるからに…いい人っぽそう、や。
rb「ほれ、昼飯食いながらでもええから、質問したいことあんねんな。」
質問…
tn「分かった。」
rb「じゃまず1個目。…トントン、お前は何を目指しているんや?」
tn「…」
なにを目指しているか?
そんなこと考えなくたって…、
tn「あの人に…俺のヒーローの姿を、見せつけたい…」
そう。
ただそれだけ。
sha「あの人って?」
あの人は
…
あれ
…あれ?
tn「思い…出せない、…」
名前……、、なま…え、
sha「んーと、じゃあ見た目は?」
…
tn「わ、……から…ない…」
なぜ
なぜ思い出せない
…
rb「…思い出せない?そんな事あるか?大事な人やったんやろ?」
tn「……居たはずや…。…、、」
記憶のどこかに…
名前が、
…
なにをどう考えても答えは見つからない。
sha「…それ妄想ちゃう?」
tn「…は?」
コメント
2件
「かかってこいよ、相手になってやる」 tnのセリフだなーとは思っていたけれど、まさか繋がるとは……!!
同じ世界線……!?!?!? 妄想なのは悲しすぎるっぴ…😭😭 続き待ってます…!✨