※フィンロシ
何度目か分からないロシアとの酒の席
「まだまだ飲めるよな〜ロシア〜?」
「ん…当たり前だろ」
やっぱりロシアくらいの酒豪とじゃないと楽しくないなと心の底から思う
もう既にウォッカを始めとした酒を大量に飲んでいるが2人とも全然酔っていない
「もっと度数高いのって無い?」
「…知らん」
「ちょっとキッチン見てくるわ」
「分かった」
リビングからキッチンへ向かい、食器と酒が置いてあるスペースを眺める
「ん〜…あ、これあるじゃん」
見つけたのは前に日本に貰った日本酒
「日本酒ってヤバいって聞いたことあるんだよな…これでいっか」
日本酒を手に取り、リビングでツマミ食べてるロシアの元へ急ぐ
「ロシア、面白いもん見つけたぞ」
「……嫌がらせか?」
「そう解釈しちゃうか〜…」
ロシアは日本が嫌いらしい
何でかは知らないけど
「まぁまぁ、日本酒って意外とヤバいらしいぜ?飲んでみよーよ!」
「仕方ねぇな…」
パックに入ってる日本酒を開けてグラスに注ぐ
合ってるかは知らん
「ほいじゃ、飲んでみよー」
「…..」
1口飲んでみると、なんか独特な味が口の中に拡がった
「ん〜…俺は他のの方が好きかも…?」
「……」
「ロシアはどうなの?」
「嫌いじゃない」
何ともまぁクールな回答が返ってきた
「んじゃ、それ飲んでてよ、俺は他の飲んでるからさ」
「…ん」
それから俺達は、ひたすら酒を飲んだ
何時間経っただろうか、ずーっと酒を飲みながら話していた
「でさぁその時スウェーデンが…ロシア?」
ずっと話しかけていただけだったロシアに視線を送ってみると…
「んぅ…?///」
「うっそ…」
酔ってたんだ、顔を赤くして
「お前も酔うんだな…」
ロシアを心配する気持ちより、こいつも酔うのかという衝撃が先に来た
「おとうしゃ…?」
「へ?」
「おとうさ…どこぉ…ろし、ひとりやぁ…」
「は、はぁ!?」
酔うと人の性格がガラッと変わるのはよくある事だ
前にアメリカと飲んだ時も彼らしくない発言ばかりしていたからわかる
でも、だとしてもだ
あんな一匹狼みたいな性格のロシアがお父さん?1人はいや?
尊厳破壊にも程というものがあるだろう
「おとうしゃぁ…おと…うしゃ…ん…?」
「ど、どうしたロシア…?」
いきなりロシアが立ち上がったと思うと、辺りを見渡し始めた
「いやぁ…どこぉ…おとうしゃ…」
「…探してるのか…?」
どうやら父親…ソ連を探しているようだ
まぁ、もうその父親はこの世にはいない訳だが
「…ん?待てよ…?」
今、すげぇゲスい事考えた気がする
ま、別いいか
楽しそうだしやったろ
「ロシア、今から俺の言うこと聞いてよ」
「んぇ…なんれぇ…?」
ゆっくりとロシアに近付いて、腰に手を当てる
「まぁまぁ、良いだろ?ベッド行こーよ♡」
「おねんねするの?」
「ふふ、どうだろうね〜」
ロシアの腕を引いて、寝室まで走った
「さぁて、ロシア?」
「…?」
ベッドの上にロシアと上がる
「お洋服自分で脱げる?」
「うん!脱げるよ!!」
服を自分で脱ぎ始めるロシア
腹筋を初めとした筋肉が露出する
(エッロ…)
「これでいい?」
「あぁ、いいよ」
真っ白な肌にピンク色の乳首が目立ってすっげぇエロい
「んじゃあ…初めっか…」
「んぇ…?」
トチュウカラダヨゴメンネ!
「ン゛ァ゛ッ♡ひッ゛、や゛らぁ゛ッッ♡」
「おーおー、んな怖がんなって」
もう抜かずで何発したかなんて覚えてない
けど、ロシアの中が心地よくて、終わらせたくない
「おとッ゛しゃ゛ァ゛ッ♡、たすッ゛けれぇ゛ッ、♡///」
「だからさぁ…お父さんはもう居ないって」
ずっとずっと、ロシアはソ連を求めてる
ロシアを抱いてるのは俺なのに
まさか…いや、流石のソ連でもそんなゲスではないか
「ぃや゛ッ♡い゛ゃ゛ら゛ッ♡いやなの゛ッ、ぉ゛オ゛ッ!?///」
「嫌じゃないだろ、もっとくださいが正解だ。ちゃんと言えるまでするからな?」
それからは覚えてない
気が付いたら朝になってた
全裸で寝てて、頭がボーッとして
数分くらいしたら全部思い出した
「ロシア…起きろ、大丈夫か…?」
「ん…ぁ…?」
隣でクッソエロい体してるロシアを起こす
「フィンランド…?あ?何この声」
「ごめん、俺昨日お前抱いたわ」
「…….は?」
ガラガラの声のロシアに、真実を伝える
「……」
「あのー、ロシアさんすみません…ど、どうされました…?」
「ざけんな…」
「へ?」
「ふざけんなあぁああぁああぁああ!!!!!」
「アアアアアアアやめて情状酌量の余地を頂戴!?ギャアアアアアアアアァァアアアア!!!」
この後、クッソシバかれた
「…あの、ロシアさん」
「何だよ…」
「お前、ソ連に抱かれた事って…」
「無い」
「そ、なら良かった…」