あのトラウマは…
確か2年前
学校帰りの夜
電柱だけに照らされた道を1人で歩いていた
🎀「きゃっ!?」
誰かに体を掴まれた
電柱も何も無い暗闇に連れ込まれた
体を掴んでいた手は私の服を脱がしていった
怖すぎて、体に力が入らなくて声も出せず抵抗もできなかった
私はどんどん体をいじられていった
ハァ…ハァ…と言う声と私の体から出る音を聞いていることしかできなかった
そんなとき
●「おい」
●「その女を離せ」
低い声で言ってきた
私なんかを助けてくれるんだ…
そんなことを思っていると私の体をいじってきた人は逃げていった
●「大丈夫か?」
🎀「は、はい…」
その時、出せなかった声が出た
とっても震えていたと思う
それなのに…
●「服着れるか?」
🎀「う、うん…」
●「無理にしゃべらなくていい」
●「頷くだけでいい」
●「ゆっくりな」
●「落ち着くまで一緒にいる」
●「着れるか?力入る?」
あの人はとても優しかった
●「あーもう」
🎀「え…」
●「はい」
服…着せてくれた…?
●「歩けるか?家まで送ってくぞ」
🎀「ひ、1人で…帰れます…」
●「まともに服着れないやつが帰れるんか?」
🎀「…っ!?///」
●「背中に乗れ、家まで送ってやる」
🎀「だ、大丈夫です!///」
●「いや、乗れ」
●「どうにかこうにか乗せる、送ってく」
🎀「は、はい…」
私は断れず家まで送ってもらった
🎀「あ、ありがとうございました…」
●「いいよ」
●「んじゃ、俺も帰らないと」
🎀「え…あっ…」
●「バイバイ」
名前…聞かなきゃ…
🎀「あ、あの!」
🎀「お名前…なんですか…?」
●「ん?あー君は?」
🎀「わ、私は…🎀です…祭🎀…」
●「🎀かー」
●「可愛い名前だね、🎀」
●「🎀自身も可愛いけどね」
🎀「え…」
初めて言われた…
●「んじゃ、今回こそバイバイ」
🎀「ばい…ばい」
私はこのとき
助けてくれた人に恋をしたのかもしれない
フードをしてて顔もわからなかった
名前も、年齢もなにも聞けなかった
知れなかった
だけど
助けてくれた人が隣にいる気がするんだ
そう…その人は…
コメント
10件
うん神すぎる☆続きを待ったかいがありましたわ☆続きまた1年でも待ってますん☆
こういう時の展開は👾さんっすね✨続き待ってます.ᐟ
私の予想はいむさんだと思う( ᐡᴗ ̫ ᴗᐡ)💭