こちら、前回の続きとなっております。
ご本人様とは一切関係ございません
地雷の方、見ないようにお願いします。
センシティブ 〇(たぶんちょっと)
同棲してますが、付き合ってはいません。
💡▶「 」
👻🔪▶『』
その他▶【】
よろしくおねがいします
伊波視点
ロウ、怒ってる?
なんで?
俺、なんか気に触るようなことしたかな。
さっきのやつ?
でもどうして?
意味がわからない。
そう考えながらロウに強く腕を捕まれながら、家へ帰る。
先を行くロウの顔が見えなくて、でもその背中から少しながら殺気のようなものが流れ出ているように見えた。
ガチャ
ドンッボフッ
ロウは家へ入るなり、俺をソファーへ放り投げ、その隣に片足を置いた。
少しの間沈黙があった
ロウの顔が見えない
いや、見せてくれない
どうして、怖い。なにかしてしまったのか
もしかして嫌われてしまったのか
何もわからない
『……スッ
「は?」
ロウが俺の体を触ってきた。
お腹を、胸を、首を
ちょっとずつ優しい手つきで。
昨日貰ったチョーカーを触り出す
「…ロウ?どうしたの?俺…なんかした…?」
『へー自覚ないんだ。』
え?どうゆう事だ。
そんなことを考えていると、
さっき触ってきた手が服の中へ入ってくる。
スルスルスル
「ちょっとロウ!?どうしたの?!」
無言で俺の肌を触るロウ。
そんなことをするなよ
弄ぶな。
さっきの話を聞いて俺で遊んでるんだろ
最悪だ 最悪だ 最悪だ!
「んッ…///ぁ…/」
『………へーそんな声出んだw
ねぇ好きなやつってだれ?女?まさか男? 先輩ライバーさんとか?仲良さそうにしてたもんなw』
不思議なことを言いながら、ロウの触り方はどんどんエスカレートしていく。
「あっ…///やめっ♡んッ…//」
『ハハッ。でもそんな体じゃ女もだけねぇだろw 』
ロウの綺麗で整った顔が 耳元までやってきた
『チビであんまし、力もなくて、
今俺に触られて喘いでるような体だしなw』
「なっ」
遊ぶなよ。
俺を実験台にするな。
勘違いを…させるなよ
『ハハッw諦めた方がいいんじゃない?
絶対に叶わないよw』
ロウが俺から離れて、昨日買ってきた花の中から俺の色の花を取った。
その花にそっとキスを落として
怖い笑みを浮かべて
わかってる。
遊ばれてるんだって
俺なんかが叶うはずがないんだって。
でも、
諦めきれなくて、
切なくて、
悲しくて、
あいつはきっと星導とか、カゲツとかの方がいいって、わかっててもこの気持ちを抑えきれなくて……
泣いてしまいそうだ
いや、もう半分泣いてる
「……でも、俺は諦めないよ。
俺は…好きだから…ずっと」
そうロウに言った
ロウは目を見開いて、でも少し怖い顔をして、
『あっそ。』
そう言ってリビングから出ていった。
なくなってしまった俺の花
それは、このチームからいなくなってしまえという小さいメッセージのようにも感じてしまった。
その日は自分の部屋へ行き、
ずっと泣いていた
失恋したんだって。
俺は遊ばれてたんだって
変な期待をしてしまったんだ。
そんな感情が入り交じり
ずっとずっと泣いていた
声を殺して
気が付くと、俺は寝ていて、もう太陽が登っていた。
もうロウは任務に出かけていていなかった。
きっとしばらく帰ってこないかもしれない
昨日のこともあったし、星導とかカゲツとの家に泊まるだろう
「あーあ。もうおしまいかな…」
そう声に出して、リビングへ向かった
…やっぱりないか。
俺の色の花はなかった
悲しいような虚しいような、
昨日のことは現実だったんだと実感した
朝食を食べる気分にはなれない。
まぁいっか、ちょっと抜かすくらいだったら。そう思って、今日は収録があるな、と事務所へ向かう準備をした。
ガチャ
「…こんにちは〜」
【おぉライじゃん。】
「あ、星導。」
ちょうど時間が被っていたのか、星導がいた。
なんだかあまり同期にはあいたくなかったのにな
【……そういや、小柳くんとなにかありましたか?】
「え?」
なぜ知ってるんだ?
もしかしてロウがもう言ったのか?
【いや、小柳くんから今朝電話がかかってきまして、2日ほど家に泊めろだとか】
「あぁ。そっか」
やっぱりだ。2日は帰ってこないな。
【…なんか言いにくいことですか?】
「あ…いや、ちょっと昨日いろいろとあって喧嘩?しちゃったんですよね 」
【そうなんですか…まぁ小柳くんがなんかしたんだとは、思いましたがね!】
「フッそーなんだよね。あいつが悪いんだよね。」
ちょっと話せて嬉しかったかもしれない。
収録が終わったあと、駅に向かおうと思って、歩いてると、マナがいた。
【お!ライやん!今帰り〜?】
「あ!マナ!そうだよ。一緒に行く?」
【ええの?いくいく〜】
2人で道を歩いていると、ふとマナが口を開く
【昨日大丈夫やった?ロウに連れてかれるように帰ってたけど】
「…だ、だいじょぶだよ〜!」
笑顔でそう答えると、マナは、ならええかと言った。
ふと、ある場所で立ち止まった。
駅前にある花屋
きっとロウはここで花を買ったのだろう。
【ライ?どうしたん?あぁ花屋か
ちょっと見てくか?】
「あ、うん」
マナにつられるように入った花屋だったが綺麗な花が沢山咲いていて、見ていて飽きないような空間だった。
「あっ」
一段と目を引く青いバラ
少し明るいが、小柳のイメージカラーにも似ている。
【なんやライ、それ気になんの?】
「えっうん。まぁ」
【そーいや、青いバラの花言葉って、奇跡とか夢叶うとかじゃなかったっけ】
「そうなんだ。」
いいなこの花、花言葉もなんだか励ましてくれるような感じがした
【買って見れば?1本だけでも 】
「…そうしよっかな。」
そう言って迷いつつも、その花を買った
【じゃ、ここら辺でな〜】
「うん。ばいばい」
マナと別れてから、ちょっとショッピングセンターによって、その花にあう花瓶と長持ちするように花用の薬も買った
家に帰ったが、やっぱり誰もいない。
まぁそうかと思い、さっき買った花瓶に
青いバラをいれた
どこに飾ろうか迷ったけど、少し恥ずかしいので自分の配信用の机の上に置いた。
「ちょっと華やかになったかも 」
そう思った。
今日はその後配信をちょっとだけやり、
眠気が襲ってきたのですぐにねた。
早く帰って来ないかな、
でも気まずいか。
そういや今日何も食べてないな
そんなことを考え、眠りに落ちる。
翌朝、というか 昼。
ちょっとしたゼリーなどをたべた。
今日は何もない日
暇だな、いつもなら、ロウとかとゲームしたりしてたんだけどな。
そう思っているとちょっとずつ悲しくなってくる。
「はぁ」
空気が重くなるように深いため息をついた。
気を紛らわすために昨日買った花を手に取り、リビングへ持っていった。
あーあ。なんだかもっと悲しい気持ちになってきた。
こうやってすぐに触れたら、触れられたら。
ずっと一緒にいてくれたのなら。
そう思ってしまう。
ちょっと音楽でも聞こう。
失恋ソングとかがいいかな
そう思ってヘッドホンで音楽を聴く
歌が自分の心に染み込んでくる
悲しさと、悔しさと、むなしさと
ソファに小さく座る。
涙が落ちてきて、悔しい気持ちになる。
手に持ってる青いバラを見つめ、
こうやって自分から出来ればなと思い、
そっとキスをする
ガタンッ
何かが落ちる音がした。
廊下の方だ。
そっちを見ると…
「………ろ…う」
何故かいるロウ。きっと音楽を聴いていたから、帰ってきたのに気づかなかったんだ。
無言で近ずいて来る。
なんだ?どういうことだ?
何故か怖い雰囲気だった。
なんでこんなに早く帰ってきたの?
星導のとこにいるんじゃなかったの?
俺の目の前に立った。
下を向いている。
『へ〜。俺が居ないうちに何してんの』
「…別に…花買ったから見てただけですけど」
『ふ〜ん。それ、好きな人に見立ててんじゃない?だからキスしてた。違う?』
「なっ」
図星だ。何も間違ってない。
そうだよ。これはお前だよ
耳が赤く染る
『やっぱ当たってたんだ』
スッ…ロウは俺のつけてるヘッドホンを外す
『耳真っ赤じゃん。』
「…」
『その花、青ってことはマナとか?
やっぱ叶わないってわかってるけど諦めきれないんだ。』
やめろわかっているだろ。
ロウが俺の持っている花を奪い取る
『無理に決まってんじゃんwあきらめなよ』
「ツッ返して…」
『あ〜あ。もういいや。』
そういうとロウは急に俺をお姫様抱っこした
ニコッそう俺に向けて笑うが、完全に目が笑っていなかった。
ロウは歩き出し、ロウの部屋へと向かう
ガチャ
ドアを開けると、あまり見かけない風景
ロウの部屋の窓は全部締め切られてて、光が入っていない。そんな暗闇に光る小さなライト
その隣には無くなったはずの俺の色の花があった
ロウはそのまま俺を布団へ布団へ置いた。
『あぁ、もうしょうがないよな。
ライ、手だして。』
俺は従うしか無かった
『はぁ。不用心だな。ほんとに』
ガシャン
「え?」
なんで手錠が?
どういうこと?
こわい。こいつが何を考えているか全く読めない
『…びっくりしたか?そうだよな急に手錠なんてされたらな。しかも俺に』
「…ロウ外して」
『それは無理』
「なん…で」
『お前逃げるだろ』
わからない。本当に
「俺…は……す…………」
『は?』
「俺はロウが好きなのに!!!!!!!
それを知っててこういうことをするのはっよくないでしょ…弄ばないでよ…」
「…勘違いしちゃうじゃん。……やめてよ
もう、これ以上…俺を……苦しめないでよ…………」
もう全部伝えるしかない。そう思った。
『らi「もうやめてよ!これ以上好きにさせないでよ!その綺麗な顔も声も強さも、意外と優しい性格とか!」
「全部…好きになっちゃっ『ライ!』
「…なに」
『なんだよ。マナじゃないのかよ。星導とかじゃないのかよ』
「は?」
『ライ。よく聞いてくれ。
俺が好きなのは…』
『お前だよ。ライ』
「え?」
『お前がすきなんだ。ずっとずっと。
出会った時から一目惚れだった。
そんなお前は色んな人と距離が近くて、仲が良くて、俺は結構嫉妬深かったから』
『でも最近お前が好きな人がいるって聴いて、俺じゃないって勝手に思って。勝手にその怒りをぶつけてた。きょう帰ったら花にキスしてるし。
泣きそうな顔してるし。だから、奪われる前にお前から全部奪ってしまえばって思った。』
「…つまり、両思いだった…の?」
『そういうことだな。』
「ウッウワァァァァンなんだよ。もう」
『っは馬鹿だな俺ら』
「ウッほんとだよ」
グスッグスッ
「じゃ…あ…付き合ってくれる?」
『もちろん』
なんだよ。もう。馬鹿だったな。俺ら
ありがとう。ほんとにほんっとーに
終わり(?)
次回 R-18番外編!デュエルスタンバイ!
ばいばい(^_^)/~~
コメント
5件
ひゃー!!!!!大好きすぎます~🥹🥹🥹🥹🩷🩷🩷🩷🩷
最高に好きッ
ありがと(*´꒳`*)