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☔「すっちー!」
☔「遅刻するよー!」
🍵「んん゛…あとちょっと、」
……重い。
跨がられている。
今ので完全に起きた。
本人は能天気だし…。
☔「いっつもそれ言ってるー!」
☔「ほんと隣の家がこさで良かったね!」
🍵「ほんとにね」
これは別の意味。
それだけな訳がない。
こういうのも、この子は言葉にしないと分からない。
それでいい、それがいい。
🍵「……降りて、?」
☔「ごめんごめん!」
☔「今降りる!」
ひょい、と降りる。
その表情はにこにこそのもので、今の天気にはとても似合わない。
🍵「もう準備終わってるの?」
☔「ばっちぐー!」
ふふん、とドヤっているが普通だ。
俺が言えることじゃないんだけど…。
早く準備しなきゃ。
☔「ぁ、今雨だ…」
🍵「こさめちゃんは俺の傘ね」
☔「もう決定事項なんだ!?」
🍵「まぁほぼ?」
☔「絶対嘘なやつ!」
すっちーが朝ご飯食べてる間にプリンでも食べてよ〜。
🍵「え、それ俺の抹茶プリン…」
☔「すっちーもこさん家の冷蔵庫から勝手にアイス取って食べてたもん!」
🍵「別にいいよ笑」
🍵「どうせまた買うし」
☔「ん、うま…!」
🍵「でしょ?笑」
☔「てか早く行かないと!」
☔「今日全校集会あるよ!」
🍵「ぇ〜、たまにはサボんない?」
☔「生徒会長が何言ってんの!」
☔「ほら行くよ!」
そう言って俺の手を引いてくれる。
本当にサボっても良かったのに。
🍵「そういえば、らんらんといるまちゃん最近仲良くない?」
🍵「ずっとだったけど最近なって距離近なってる感じして」
☔「分かる分かる!」
☔「なんかありそうよね!」
🍵「ね〜、意外」
🍵「でもさ、こさめちゃんは俺だけだもんね?」
☔「ぇ、急だ…」
☔「…うん、すっちーだけ」
珍しく歯切れが悪い。
こさめちゃんは大体照れる。
こういうのに慣れていないのだろう。
でも、こっちのが可愛くて好き。
俺が「始めて」なんだって分かるし。
☔「今日雨なの恨む…」
🍵「そうだね、耳赤いの近いとバレちゃうし」
☔「……すっちーってたまに意地悪よね」
☔「まんまと踊らされてるのなんかや」
少しこちらへ引き寄せる。
こさめちゃんに雨が当たらないように、だ。
決して近くに居たいとかそういう邪な考えからではない。
いや、半々か。
☔「……まぁ、許したげる」
☔「…すっちーだし」
🍵「どんな理由?笑」
くすっと笑うすっちーの横顔は年相応で、眩しくて、可愛くて、本当にこさの心を鷲掴みにする。
まぁ、可愛いなんて言ったら拗ねられるかもだけどね。
こんな何てこともない日常も、すっちーがいれば色付く。
きらきらって、光って見える。
楽しい。
すっちーだけのおかげじゃないのはそうだけど、すっちーが居ないと色褪せるのは確か。
ずっと、隣に居させてね。
彼氏君。
隙間時間に書けました…。
未だに一番好きなペアは書けてないんです…。自己満なのでペアには偏り有。
雑食なので多分色々書くと思います✍️
ここまで見てくれた方Thank you🫶
コメント
2件
緑水だぁぁぁぁぁぁぁぁ!尊い‥
るあさん、第1話読ませていただきました〜! 朝のあたたかいやりとり、すっちーとこさめちゃんの距離感がすごく絶妙で、読んでいて自然と口元が緩みました☺️ 特に「すっちーだけのおかげじゃないけど、すっちーがいないと色褪せる」って一文、すごく刺さりました…。こんなにも相手を大事に思える気持ちが溢れてて、可愛いし羨ましいし。雨の日がこんなに素敵に見えるって、素敵な日常ですね✨ 次のエピソードも楽しみにしています!