※不穏、自殺、暴力、自傷、等など注意
また本家には一切関係ありません
syp「少し、お話しをしよう、」
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物語とは人生のほんの一部でしかならない
その人生で、一番の大盛りのところだけが
切り抜かれ、物語にされる
そんな人生から創られる物語とは
無限大
だからどんな作家でも
最後には物語に終止点を撃たなければいけない
例え、最後がバッドエンドでも
誰かにとってのハッピーエンドでも
だから、
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syp「だから、俺はここから
消えなければいけない、…」
言っていることはわかった
でも心が受け入れられない
syp「な、?笑えよ….」
そんな状況で”笑えよ”なんて、
ci「笑える訳無いだろッ!!!?ポロポロ」
嗚呼、なんて子供なんだろうな
俺は、
最後までコイツに迷惑掛けてばかりか、
syp「なぁ、聞けよ
最後くらい、笑ってくれよ
そうじゃないと、
ちゃんと成仏出来ないだろ?、!wニコッ
ポロポロ」
!
彼の目には涙しか浮かんでいないのに
顔は笑っている
辛いのに、
俺を恨むはずなのに
呪うはずなのに
一番、自分が悲しいはずなのに
ci「嗚呼、っポロポロ」
syp「!、wありがと、チーノ!ニコ」
俺とショッピは、
俺とチーノは、
お互い手を繋いで、
呪いなんて、掛けてないから、
嘘やから!
そもそも
お前に掛けれないし!
お前と居る、その全てが宝物だった
また、来世でも会おうな、!
今度も、ライバル同士で
でも、こんなことが起きないようにな、!
楽しく過ごして、
また、宝物のような全てを持って、
また、な
彼の最後は
当然のように
綺麗に
消え去った
濁らずに、な
最後、
俺が消える前に見た景色は
ガラスように綺麗な涙を
流して
笑って
光を取り戻していたチーノが居た
嗚呼、
ありがとう神様
最後に、いや
コイツと出会えた人生で
また、
二人が最後に交わしていた言葉は
“また”
だった、_____
彼等の2度目の最後は
とても良い
最後だった
えぇ〜、ニュース速報です
六月頭に我々県○○市で起きた
男性殺人事件の犯人が今
逮捕されました。
まるで不思議な梅雨でしたね
では次のニュースです
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