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❤️高校生💛塾の先生(大学生)
snt side
「仁ちゃん、付き合って」
「付き合わねぇよ、あと先生って呼べ」
俺は今、通っている塾の先生に対して愛を伝えている。マンツーマン塾であるため、俺たちふたりの他に人はいない。今、高校3年生で受験勉強の時期である俺にとって、仁ちゃんとの塾の時間は幸せで息抜きのようなものだった。
「お前問題解いたのかよ」
「全部解いたよ!丸つけして」
「………全問正解じゃねえか」
仁ちゃんは溜息をつきながら俺の解答用紙に全て丸を付けていく。
「お前こんな頭良くて、志望校もA判定だし、俺が教える意味ないんじゃ……」
「だめ!仁ちゃんがいるから俺は頑張れるの!」
そう言うと仁ちゃんは少し顔が赤くなる。本当にかわいい。いつから仁ちゃんのこと好きになったのだろう。初めて会った時は素っ気なくて冷たい人かと思ったけど、俺がテストで良い点とるとご褒美をくれたり、落ち込んでるとすぐ気づいてくれたり、そんな面を見ているうちにどんどん好きになっていた。
「ねぇ仁ちゃん」
「なに」
「俺が大学受かったら何かご褒美くれないの?」
ご褒美がなくてもそりゃ頑張るけど、やっぱり仁ちゃんがご褒美をくれるってなればやる気もアップする。
「いいけど、何か欲しいもんでもある?」
「んー、あ!大学合格したら俺と付き合って、仁ちゃん」
「おい……」
仁ちゃんは溜息をつきながら俺を見る。大学合格したら仁ちゃんが付き合ってくれるなら俺まじ1日20時間勉強できちゃうよ。
「………お前が合格したら考えてやるよ」
「え!ほんま!?やったー!俺仁ちゃんの彼氏になれるんや!」
「ちょ、付き合うとは言ってないだろ!!考えるだけ!!」
仁ちゃんは慌てながら俺にそう言ってくる。でもさ、仁ちゃん。
「考えるだけとか言ってるけど、仁ちゃん付き合ってくれるやろ」
「なにを根拠に……」
「だって、仁ちゃんも俺のこと好きやん」
「はぁ!?」
仁ちゃんは既に大きな目をさらに見開く。ほんま表情豊かやな。
「仁ちゃん顔に出やすいねん。俺のこと好きだって気づいてるよ」
「………まじか」
「仁ちゃん」
俺は仁ちゃんを壁に追いやって顔の横に手をつく。いわゆる壁ドンみたいな状態。
「絶対合格するから。待ってて」
「……約束な。絶対合格しろよ」
俺は無事大学合格。仁ちゃんと付き合って幸せな日々を送り中。
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