わんく
とくになし
この話は葛葉視点で進みます
いつものように夕方近くまで屋上で時間を潰す
その時ガチャリと音がなった、
チラリと見るとふわっちがいた
なんだふわっちかと思いそのまま、スマホを見る
それから数分後
またガチャリと音がなった
ふわっちは帰ったのかと思ったら
「湊先輩、来てくれてありがとうございます」
『にゃはは〜全然大丈夫だよ』
「あ、あの実は」
「私湊先輩のことが好きです」
うっっわぁぁぁ告白タイムかよ、
なんちゅうタイミングやねん
でもふわっちおめでとう
ついにお前は付き合えるんだぞ?
「あの時覚えてますか?」
「私が重たい荷物もってる時」
「”手伝おうか”と言ってくれたの」
『……』
「なので、」
『ごめん』
『告白は嬉しかったよ?』
『でも、俺』
『好きな人いるからさ』
なに!?その多分すごい展開
てかふわっち好きな人いなの?
以外だわ
「そうなんですね、」
『ごめんね、』
「わ、分かりました」
そのままガチャリと音がなり
多分女は出たのだろう
いや気まず〜、このまま《あ、ふわっちじゃーん》って行けるわけないやん
『そこにいるのずは?』
!?!?
〖え?あ、〗
『いいよ、来て』
〖あ〜、 うん〗
うん、普通にビビった
ふわっちの近くまで行くと
笑顔になった
『ハハッ、どこまで聞いてたん?』
〖スッ–、全部!!〗
開き直って言うとふわっちは
にゃはは〜と猫のように笑う
〖てか、お前好きな人いたの?〗
『いるけど、』
〖同じクラス?〗
俺はどうしてもふわっちの好きな人が誰なのか
気になってしまった
俺は実はふわっちが好きなのだ、
いや去年は特に思わなかったよ?
でも今年になってから
なんかその〜、
ふわっちの話すと鼓動が早くなる感覚がしたから
『違うクラスだよ』
〖そか、〗
誰なんだろう
誰なんだ
そんな疑問だけ
『あのさ、』
〖なに?〗
俺の頬を触るふわっち
ドキッとしたが、顔に出さないようにした
『俺さ、』
『”ずは”のこと好きなんだ』
〖え…〗
一瞬俺は固まってしまった、
だって両想い!?だと!?
と心の中はバクバックだ
爆笑しそうなぐらい
『俺と付き合って、くれる?』
〖お、おれでよければ?〗
『え!?』
『いいの?』
〖いいよ、〗
『束縛とかするかも』
〖別気にしない〗
『毎日、ずはのクラス行くよ?』
〖逆にありがたい〗
『本当にいいの?』
〖いいよ〗
『ありがとう、』
『ずは、』
こうした俺は見事に両想いで付き合うことになった
抱きしめてくれるふわっちは
甘い香りがした
落ち着く香りだ
雲の隙間から太陽が
俺達を祝福するように
俺達を照らした
コメント
4件
あ ッ ~ 、 と ッ て も 神 ✨
新しい作品最高すぎます!! めっちゃ好きです♡