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【ねぇ、ママ】
【なによ?】
【幼馴染だったらさ、ずーっと友達みたいな感じじゃん?】
【まぁ、そうね。(´~`)モグモグ】
【…ちょっと!!娘の大事な話なんだよ!?ひどい!!もう部屋戻る!ご飯いらないから】
【あら、どうしちゃったのかしら。あ、もしかして幼馴染の横臥(おうが)くんに恋をしているとかなのかしら?】
部屋に戻った沙羅。(さら)
(調べてみよう…幼馴染って、ずっと友達みたいな感じだしね…)
検索結果。
『幼馴染に恋をしているあなた。あっちがあなたに恋をする確率は非常に低いでしょう。ですが、アプローチをすれば…』
見た瞬間に電源を切った。
(幼馴染だから何よ…!?確率が低い…?じゃあ、無理じゃない…横臥を、諦めないといけないってことなの?)
ガチャ。
【誰!?】
【ごめんね、沙羅。私、あなたの気持ちに気づいてあげられなかった。でもね、今わかったの。遅くてごめんね。あなた、横臥君が好きなのでしょう?】
【…そうだよ。やっと分かってくれたんだね。】
【…確率が低いのも、調べたんでしょう。そんなの見て悲しむんじゃないの。アプローチをすればいいのよ。だって、あなたのパパも私の幼馴染なんだから】
【えっ…そうなの!?】
【そうよ。パパったらね、「僕、絶対君と結婚して幸せにするよ!約束ね!」ってアプローチしてきたのよ。ママは本気じゃなかったけどね、パパの優しさに惹かれたわ】
【ふふっ。私も、そんな約束したら良かったよ】
【でも、あなたは可愛いから大丈夫よ。横臥君を、惚れさせちゃいなさい】
【うん、頑張ってみるよ】
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短くてごめんなさい…終わりです。