何もかもがスランプでもうどうしようもないので詩を無理矢理投げます…御免なさい…

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刺青

僕の心には、ピエロが住んでゐるのです

そのピエロは、御調子者で

カッタァナイフなんてクルクル回して

偶ァに、誤って自分の腕をグサリと……

唖々、痛い！

やめてくれぃや、僕は強かないんだ

阿呆なピエロには痛みは判らぬと

舌をちろと見せてはまた踊りまする

バレエ・リイナみたいに流麗な

踊りで周りを笑かすと

セエルス・マンみたいに流暢な

言葉で周りを惑わすと

ピエロは僕を無視無視無視無視……

あら、ピエロさん、泣いてるのッ？

声掛けやうと、ピエロは僕なぞ、見やしない

また、カッタァナイフなんてクルクル回す

口元は笑ってゐるが、哭いてゐる

どうしてどうして、泣いてゐるのに、

痛い事なんてするの？……