※さところ(桃青)
⚠︎地雷様、純粋様は読むのをご控えください。
通報御遠慮ください🙇♀️
・ころんくん視点
突然彼から連絡がきた。
お泊まりかな?と浮かれすぎた妄想をしながら、手馴れた動きでスマホを持ち、L○NEを開き、彼とのトーク画面に移動した。
その内容を見てみると、
『明日家これる?真面目な話があるんだけどさ、無理だったら次会える日教えて。』
カレンダーを見てみると歌の収録もなく、さっきまで作業をしていたので動画のストックもある。
カレンダーからスマホへ目をうつし、
『OK!』という昔彼に買ってもらったスタンプを送る。
送って数十秒後、真面目な話とは何か気になってスマホをみらめっこしていると、スマホのバイブ 音がなった。
すると、画面には彼からの返事がうつしだされていた。
『わかった。12時半集合で、』
直ぐに返事をする。
『了解』
いつもは絵文字や、スタンプをセットで送ってくる彼が今日は送ってこなかったので自分がスタンプを送ってしまったことに今更後悔しながら、彼には送ったことのない「了解」という文字を打った。
作業して動画もだいぶできたし、今日は寝てしまおうか。
作業部屋からでてたぴを抱っこしてから、寝室のドアを開けてベッドへダイブする。
たぴとじゃれ合う時間もなく、疲れきった僕の体は眠りについた。
翌日
急に会議が入ったので、その会議が終わった後2人で事務所で話し合うことにした。
『』←ころんくん
「」←さとみくん
『急にどうしたの?真面目な話って、』
そう言って見つめていると彼が深呼吸をして、こちらに視線を合わせてきた。
「っころん、距離置かない?」
『えっ?』
正直凄く驚いた。
でも彼にめんどくさい彼女って思われたくなくて、真剣な眼差しで彼に問う。
『なんで、?』
「先日るぅとから最近ころんと距離近すぎないかって、」
「付き合ってるし距離は近いのは当然だけど、限度があると思う。」
『確かにっ、』
最近L○NEで会話するのもしょっちゅう。お泊まりが中止になって号泣したときもあったな。
『っでも!』
「だろ?これ以上俺ところんが共依存になったら仕事にも支障がでるよ?」
「ころんは迷惑かけてでも俺と一緒にいるの?」
話し合いで言い合いになっても、優しく問いかけてくれる君。そんな君ですら怒っているように見えて
『だって好きなんだもんっ!』
「っ笑、なぁんで泣くのー?」
あぁーあ、迷惑かけちゃった。
自分が情けなくなって、さらに涙が出て視界がぼやけてくる。
「怒ってないよ。こっちおいで、」
彼の胸板へ思いっきり抱きつく。
「迷惑なんて1ミリたりとも思ってないよ、」
『っ!』
まるで僕の考えが見えていたかのようにいってきた。
こんなに彼は僕のことを理解してくれるのに、僕は何にも理解していない。
馬鹿だなぁ。涙も止まんないし、情けない。
彼は僕が泣き止むまでずっとハグしてくれていた。
「さっ、話に戻ろっか。」
『うん、』
「無理にとは言ってないよ。ちょっとでもいいからL○NEの頻度とかもそうだし、ころんのことが嫌いなんじゃなくてこれはころんの為にいってるの。約束できる?」
僕の心を傷つけないように、言葉を選びながら話してくれている。
『わかった、約束ね?』
「うん。」
「でもなんかあったら連絡しろよ?」
『分かってるよ笑、ありがと。』
決して連絡をするなって事じゃないし、第1彼が自分の為に考えてくれたんだから頑張るしかないでしょ。
「じゃあ今日一緒に飯行く?」
『えぇー?笑、距離置くんじゃないの?』
「明日からにしよ。今日はころんと一緒にいたいし。こういう甘えが駄目なんだけどな笑、明日から頑張ろっか。」
『なにそれー笑。都合良すぎ笑。そうだっラーメン!ラーメン食べに行こ!』
「お前も乗り気じゃん笑」
『いやいや。やっぱり、闘いの前日はラーメンでしょ!』
「あっ。ちなみに今日ころんの奢りな」
『なんで!笑まぁいいけど、笑』
「やったぁぁぁ!」
今日は僕の為に色々考えてくれてたんだし、しょうがない。奢ってやるか。
明日からお互い頑張ろうね。
お疲れ様でした〜!!
今回はノベル挑戦してみました!
前回のお話にも沢山の♡ありがとうございます🙇
前回は甘々だったんですけれども、ちょっと書き方も変えて、話し合いみたいなものを書いてみました!
元々見る専だったので他の方の表現とかを参考にさせて頂いたんですけど、やっぱり難しい、、、
これからも頑張ります💪🔥