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魔法のオ〇ホの話

🐷×🍌

もろ🔞です

感覚共有系の話なので 苦手な方は見ないことをおすすめします。

完全なるご都合主義です。リハビリも兼ねているので大目に見てください🙇‍♀️💦

誤字脱字ありましたらコメントしてくださると幸いです🙌🏻




ピンポーン

少し間の抜けたようなインターホンの音が鳴る。こんな変な時間に何なんだと思ってしまうが、別に大した用がある訳でもないのでのそのそと玄関まで歩き、覗き穴から外の様子を伺ってみる。

外はもう暗く、遠くの方のビルやその辺の建物に少しだけ明かりが残っているのがわかる。そういえばインターホンを押したであろう人物が見当たらない。タチの悪い悪戯のようなものだったのだろうか。だとしたらとんだ嫌がらせである。

けれど、万一のことを考えドアを少し開けて外を見ようとした…が、何かにあたる音がして下を向く。そこにあったのは比較的小さめのダンボール箱。何かを頼んだ記憶は無いし間違いかと思ったが、宛先などはなく仕方なく貰うしかない状況のようだった。

小箱を抱え、先程と打って変わってそそくさとリビングへ戻った。丁度一番小さいであろうダンボールのサイズ感のもので思い当たるものが何一つ無い。カッターでガムテープを切り、箱を開けると何やら手紙と、また箱。

その箱を中身まで開けて、別にマトリョーシカだった訳では無いと安堵すると同時に中身への不信感が何倍も募る。中身は言わばオナホと言うやつだった。さすがに何かの間違いだと思い、もうひとつ同封されていた手紙を思い出す。少し古風な手紙の封を切って中を見てみると一枚の紙があった。そこに書かれていたのは「おめでとうございます。あなたは選ばれし人です。」から始まる怪しげな文章だった。続けると「これは魔法のオナホで、好きな人やお気に入りの女優を思い浮かべるとその人とつながることができます。」だと。

んなわけあるかい、なんて思いながら意味不明すぎる怪文書を全て読んでしまった自分も大概かもしれない。

ところでこれは何故俺の所へ来たのだろうか。とりあえず新手のセールとかその様なものだと思うことにしよう。


そういえば最近恋人と会っていないことを思い出した。今おんりーは何をしているだろう。そう思うと、考えるほどムラムラしてきてもうダメだった。

そこで目の前のアダルトグッズに目をやる。製品自体はそこまで怪しいものではなく、今までに見たことがあるものと形状が合致していた。

1回くらいなら…なんて思い、ローションを直接垂らす。塗り広げるように中に指を入れてバラバラと動かす。中は思っていたより熱く、本物かのように締め付けたりしてきた。当たり前だと言うようにに前立腺のようなしこりがあったので、少しだけ弄ってみる。押したり指で挟んだり、いつもおんりーにするような動きをしてみると中がぎゅーっと締まったりして最近の技術は進化してるんだな、なんて年寄りじみたことも考えてしまう。


「ま、こんなもんだろ」


適当なところでそろそろ挿入にかかる。くぱくぱと開閉する入口に先端を押し当てると少し蕾が開く。この動きもまた愛しい恋人を彷彿とさせた。

おんりーの事を思い描きながらぐーっと腰をゆっくりと押し進めて行く。びくびくと断続的に動く中はまるで本物ですぐに持っていかれそうになる。


「…っ、きつ、は……ッ、おんりー…っ」


名前を呼びながらオナホを好き勝手に動かす。びゅるるる〜〜〜〜っっ!びゅ〜〜っ!!

本人にやったら確実に翌日こっぴどく叱られるであろうことを仕出かしても大丈夫。そんなことを思いながら2回戦目に入ろうと考えた時、スマホが振動した。電話だ。




「そうなんよ〜!美味しそうなイタリアン見つけてさ〜」 「えーいいね〜」

「そうそう!ね!今度おんりーと一緒に行きたいんやけどどう?」

「いいよいいよ!いこ〜……っ!?」


唐突に秘部への違和感が走り、会話を止めてしまう。


「ん、おんりーどうかした?」

「ッ、や…なんで、もなぁッ、ひぅ

ご、めッ…も、きる」

「大丈夫か?不安なんやけど、」

「だい、じょッぶ…だからぁ…っ」


そう言って申し訳なく思いながら半ば無理やり通話を切った。


「な、なに…?これ……っ」


まだ消えない違和感のある場所を触ってみるが、何かある訳では無い。その方が余計意味がわからないが今は僅かに与えられる快感に耐えるしか無かった。これが一体何なのか、誰なのか、今入っているものはおそらく指だ。


「…んッ、ぅあ、は、ぁ…っ♡」


確かめるように肉壁を触られている感覚に自分の彼氏であるめんを思い出す。今の感覚が気のせいであったらいいのに。触っているのがめんであればいいのに。色々なことが頭を過ぎっていった。はくはくと呼吸をしながらベッドシーツをぎゅっと握りしめる。

漸く指が抜けて一息つけると思った頃、明らかに先程と違う感覚が伝わる。多分だけどこれは男性器。まだ入って来ていないけれど、デカいし硬い。それに熱くて恋人との情事を思い起こさせる。肩で息をしながら次に来る衝撃に耐える姿勢をとる。

だが、そんな努力は虚しく次の瞬間、つま先から脳天まで駆け巡るような快感が走る。ゆっくりと入って来ているのにずっと気持ちよくて仕方がない。


「っ、あ♡…ひッ♡♡やば、い……めん、めん…♡」


うわ言のように恋人の名前を呟く。本気で今自分を犯している人間がめんである事を祈ってしまっている。突然、びゅくびゅく〜っとナカに熱いものを出される感覚がした。


「…!?、ちょ、らめ…っ、!」


慌てて臀部を抑えても何も無いし、ナカに出された白濁の感覚はまだあっても確実に自分の体には入っていない。それでもナカに出されたことが衝撃で、もし知らない誰かに犯されているんだとしたらめんに縋りたくなってくる。

そう思ったら居ても経っても居られなくなり、なりふり構わずスマホを掴み、めんに電話をかけた。


数コールの後一旦オナホを抜いてスマホを手に取った。抜く時に離すまいときゅうきゅうと閉めてくる中が愛おしくて仕方なくなってしまった。


「…もしもしー?おんりーだよな?」

「う、うん……めん…」

「ん?なんだ?」

「っ……」


突然だんまりになってしまったおんりーを不思議に思ったが、何か言いづらいことでも有るのかと思ってしばらく待とうと思った。とはいえ手持ち無沙汰になってしまったので右手の指でオナホの中を広げようと試みる。


「…っ、ん……ふ」

「どうしたんだよ、ほんとに」

「め、んの…声がッ、ぁん…聞きたく、なって…」

「…なんだ、可愛いヤツめ」


何かおかしい。おんりーの言葉が途切れ途切れになっている。回線はどっちも悪くないはずだし、吐息すら聞こえてくるときた。もしかすると喘いでいるのを堪えていたりするのか?


「なぁおんりー、誰かといんのか?」


もし誰かといるのならその人と行為に及んでいる可能性が高くなってしまう。少し怒りを孕んだ動きで中を掻き混ぜる。


「誰もいな、ん、ッあ!?ひ、♡」

「なあ、嘘だろそれ、絶対誰か居るよな?」


本格的に喘ぎ始めたおんりーに嘘をつかれたと思い、中のしこりをぎゅっと摘んだり虐めるような動きをすればきゅうきゅうと中が締まった。


「…ちが、!んっ♡ふ、あ゙ッ!?♡♡ゃめ、んぁ…っ♡」

「…!そうか…」


不意に指の動きとおんりーの喘ぎ声が同じタイミングなことに気づく。もし本当なら、と思い指を抜いてみた。


「っ……はーっ、めん…?」

「…やっぱり」


本当にそうだったがこれをどうやって伝えようか。


「…好きな人とかを思い浮かべると、その人と繋がれるんだって」

「??、な…なにッ?」

「今俺が指突っ込んでるオナホの説明書き」

「は、はぁ?…ッあ♡ん」

「ほら、今前立腺掠めたでしょ」

「…うん、っでも、なんで繋がっ、あぅッ、ん♡♡」


俺も分からないような質問をされても困る。


「折角だし、ほら…」


そう言って指を抜き、そそり立ったソレを入り口に宛てがう。ひくひくと物欲しそうな動きをしている当の本人は、俺の名前を呟きながら呼吸を繰り返しているらしい。


「めん、めんっ…」

「何回も呼ばなくても聞いてるぞ…もう、いれていい?」

「……っ、ぅん、」


か細い返事だったが、了承の意を感じた。宛てがうだけだった先をナカへとゆっくり挿入する。通話相手が息を呑んだのを感じ少し止まってみる。


「…おんりー、大丈夫…か?」

「は、ぁ……ん♡」


甘さを含んだ声が腰の方にずっしりと重く落ちていく。それに耐えきれなくなり一気に奥まで自身を埋め込むように挿入する。


「ッあぁ!?♡♡ひ、んぅ♡ぁ、は…っ♡♡」


スピーカーから聞こえてくる声がおんりーの存在を確かに感じさせた。これは夢ではないということが最早おかしく感じてきた。


「俺たち、本当にシてるみたい、だな」

「ひ、んッ♡♡っ、は…そう、っだから…ッ♡♡」

「そうだな、?っ」

「はやく、いけって…ッひ♡♡っあぅ♡」

「おんりー、もう…イきそうなのか?」


手に握ったオナホの奥の方までぐりぐりと刺激してやれば、ナカはきゅうきゅうと締まって、持っていかれるのもすぐだと感じる。


「…ッん、ぅ♡ひ、あ♡ぁ、あ、やば…ッ♡♡」

「っはー、やべ……ッ」

「は♡、──ッッ♡♡♡く、ぅ…♡♡」

「っ……ふ、」

「はぁーっ♡、はー♡」


おそらく全身を使って呼吸しているであろうおんりーは最も疲労困憊、という感じで吐息も途切れ途切れに聞こえてくる。ずるりとオナホを引き抜き、おんりーに話しかけようとしたその時。


「…もう、使わないでね」

「へ?」

「その…おなほ、を使うの禁止だから」

「…は、はい」


案の定。この大人の玩具は一切の使用を禁じられ、お蔵入りになったのだった。俺自身はこういう特殊なプレイもたまにはアリとか思ってしまったが、口が裂けてもそんなことは言えないだろう。



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