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knnk

『感情の消え時』

地雷 注意

まじでなんにも考えず、作っていた作品です

長いので時間がある時にでも…

______

nk.said

「…….」

空を見上げて居るだけ。 ただそれだけ。

今の時間帯はみんな学校であろう月曜日の朝10時。いわゆるサボりだよね…笑

きんときはちゃんと学校行ってんだろうな。それに比べて俺は…。

最近になってよく考えてしまう。頑張れる人ってどうしてそんなにも時間を費やせるのだろうかって。

確かに俺も頑張っていた人だと思う。何とかしようと考えたり、人の意見もしっかり取り入れて頑張ってたのに。いつの間にか





















『燃え尽きちゃったんだ』





















____

kn.said

学校も終わり、帰り道。なかむは今日もいなかった。ケーキでも食べようと誘うつもりだったのにな。明日は来てくれることを願うか。なんて事を考えてる。

そういえば久々に行きたいところがあったから行こうかな。俺らの秘密基地って言ったら子供っぽいけど…


「あ…」


そこには滅多に人は来ない。っていうか来れない。ここまで来るのに複雑な道を通らないといけないから。よく来る人でないと…

大きな桜の木の下で寝っ転がっている人がいる。まぁ、言わなくてもわかるよね笑

「なーにしてんの?」

「ん?きんときじゃん」

「またサボりかぁ…笑 懲りないね」

「仕方ないじゃん」

「そっか」

そんなたわいもない会話をしながら隣に座る。そして軽く頭を撫でた。

______

nk.said

きんときが急に頭を撫でてきた。そんなことするような人だっけ?

「なんで頭撫でてんの?」

「え?あ、無意識。やだった?」

「いや別に。もうちょっとやってて。」

「ふっ笑。可愛いね」

なんか照れるじゃん。軽々しく言うなよって思ってるけど撫でられんのは好き。きんときのは落ち着くから。

「で?悩み事あるなら言って?」

バレた笑。きんときにはすぐ気づかれゃうんだよな。

「んー…全部疲れちゃったんだよね。自分がどれだけ頑張っても駄目だった。」

「頑張ったね。 なかむは凄いね。何にでも努力を怠らないからね〜…燃え尽きちゃったんだね。」

「…うん」

いつの間にか泣いていた。なんで泣いてんのかもわかんないし、勝手に溢れ出てくる涙を止められなかった。


____

kn.said

「…俺はどうすればよかったの?」

なかむから聞いた弱音。俺はすぐにハグをした。辛そうな声だったし何よりも、

『泣いてたから』

言いたいことは山々だったけど、泣き止むまで待ってから話そうと思った。

























____

nk.said

きんときにハグされたまま20分くらいたったかな。涙も止まり始めた。息とかしづらかったけど、今はもう随分と落ち着いてきた。


「大変だったね。もっと早く頼って欲しかったなぁ笑。なかむが泣いてんの、見たくないよ?可愛い顔が台無し。ちゃんと笑って?」


俺は恥ずかしさもあったけど、それよりもきんときの優しさに触れたくてさっきより強く抱き締めた。

「そーゆー事いわないでよ。恥ずかしい」

「可愛すぎるなかむが悪い…笑」

「…//」


















それからハグはしたまんま、もう10分くらいこの体制のままだ。

「なかむ?ちょっと上向いてくんない?」

「ん?…!」


『 チュ』


「ん、可愛い」

「な…/」

「何?もう一回して欲しいの?」

「ち、ちがう!」


急に…まさか…キ、キス…されるなんて思ってもいなかったからマジでびっくりしてきんときから勢い良く離れてしまった。

きんときは何かニヤついてるし…流石に恥ずかしい。


「さ!そろそろ帰ろーか。あ、うち泊まる?」

「え?あ、うん…..ん?泊まるの?」

「やだ?」

「んー…じゃあ泊まる」

「OK。帰ったらまたしてあげようか?」

「ん?何を?」



『え?キス』



「ば、ばか!」

「笑笑、も〜可愛い」


そんな話をしながら帰る。きんときのおかげで燃え尽きちゃった炎が復活してきた気がした。

きんときのことを好きな気持ちは 多分





















『消えることないんだろうな…』





















____

長くてごめんなさい。きんときさんの優しい姿がただ描きたかっただけです。

こんな相手を見つけてみたいものですよ笑

さてさて、本当にお疲れ様でした。

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