TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

次の日


冬弥 「お邪魔します」

杏 「上がって上がって〜!」

今日は、勉強も教えるけど、俺も恋愛について学ぶんだ。インターネットを信じて白石を喜ばせるんだ…。

杏 「冬弥?硬い顔してどうした?緊張しなくて大丈夫だよ!」

冬弥 「いや、なんでもない。ここが白石の部屋か。」

杏 「あ、あんまりジロジロ見ないでね?ちゃんと掃除はしたつもりだけど…」

冬弥 「あぁ、わかった。」

杏 「じゃあお水持ってくるから待っててね!」

冬弥 「あぁ。」

女子の部屋なんて初めてだから落ち着かないな。こういうのは、可愛いって言って部屋を褒めるべきだろうか?

杏 「お待たせー!」

冬弥 「白石。白石の部屋、とっても可愛いな。女の子の部屋って感じだ。」

杏 「本当!?やったぁ〜!冬弥に褒められちゃった!♪」

冬弥 「ふっw可愛いなw」

杏 「っっ…へっ??」

冬弥 「あっ…す、すまない。喜んでる姿が可愛くて、つい。」

本当にポロっと言ってしまったが、さりげなく可愛いって言うとこれで女性はキュンとするそうだ。

白石に効果はあるだろうか…。

杏 「えっ……////(顔を赤くする)えへへ//」

効果ばつぐんだなw

杏 「ま、まあ勉強ちゃちゃっと終わらせて歌おうよ!」

冬弥 「あぁ、そうだな。」

…さりげなくボディタッチ、か。俺にはハードルが高いな。でも、白石の為なら。


数分後


杏 「あ〜!分からないーー!!」

冬弥 「ん?どこが分からないんだ?」

杏 「えっと、ここ!」

冬弥 「………」

杏 「…冬弥?」

冬弥 「もっと近くにきてくれ白石。遠くて見えない。」

杏 「えっ、?」

(隣同士で座っているので距離は十分近い。)

冬弥 「…。(自分の方へ引き寄せる)」

杏 「ひゃっ……!??」

冬弥 「で、どこなんだ?」

杏 「ちち、近いよ冬弥!?///」

冬弥 「あぁ、ここか。ここなら……」

杏 「(勉強どころじゃないよー!冬弥の顔が、めっちゃ、近いよー!泣)」

冬弥 「……って感じだ。って、白石。顔が赤いぞ?」

杏 「だだ、だってぇ〜////」

はっ!白石が泣きそうな顔になってる。俺としたことが…

冬弥 「す、すまない白石!!」

杏 「…へ?」

冬弥 「白石を喜ばせるつもりが…悲しませてしまうなんて…」

杏 「…ん?」

冬弥 「本当に、すまない。」

杏 「あ〜…。今日の冬弥いつもより積極的だなって思ったけど、私を喜ばせる為だったんだ…!」

冬弥 「あぁ、俺は恋愛経験がないから、白石をドキドキさせる方法も知らない…。」

杏 「はははww冬弥真面目だなぁ」

冬弥 「何に笑っているんだ白石?」

杏 「いつも、てか毎日私はドキドキしてるよ。w冬弥ってほら、自覚ないかもだけど天然じゃん。だから、私が予想できないことをいつもしてくるから、毎日ドッキドキだよw」

杏 「ん…でも今日は本当にドキドキしたな〜私、冬弥に引き寄せられた時、ドキドキしすぎて心臓飛び出るかと思ったんだからね?」

冬弥 「白石…」

杏 「ん?」

冬弥 「ガバッ(杏を思いっきり抱きしめる)」

杏 「ちょっ!??///」

冬弥 「よ、よかった!俺は白石をドキドキさせられたんだな!!」

杏 「そうだ、けど…!意識しなくても私はドキドキしてるって…!こう、急に抱きしめてくるところとか…!!////」


この作品はいかがでしたか?

374

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚