テラーノベル
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Thank you for answering.
💚「そんなの…決まってるだろ」
🩷「だよね。…代償は痛いけど」
🩵「大丈夫でしょ、俺らなら」
💚「まーなっ!」( 笑
💚『…つまり?』
「「「しゅうとを助ける」」」
💚『ふーん。まあ、頑張れよ』
🩵「余計なお世話だわ」
🩷「俺らの絆なめんなよ」
💚「絶対、助けてやるからな…syu、」
( タッタッタッ…
💚「っ、どこだ、!?」
🩵「まじで…広すぎだろ…!」
🩷「はぁ…きつぅ、」
( 〜っ、!ぁ…〜
🩷「…ん?まって!」
💚「おお、?どうした?」
🩷「なんか、声する」
🩵「…??」
( 〜、ーん、ー、_〜、っあ、!
🩵「え、まじじゃん、」
💚「え、なんか、この声…喘い__」
🩷「きも…」
💚「なんでだよ!!」
🩵「…そんなことどうでもいいから、この声辿るのが1番だろ」
🩷「まぁな、とりあえず向かお」
💚「なんか俺にだけ当たり強くね〜…??」
🩷side
いつからか、俺の隣はsyu、という固定概念が生まれていた。
リアルで会った時、隣にいるのはいつもsyuだし
何か相談する時は、まず最初にsyuに報告するし
…いつのまにか、誰にも取られたくないと思ってしまっていた。
__ずっと、好きだった奴を誰かに奪われるなんて、考えたくないんだよ。
🩵side
あんなに優しい人に初めて出会った。
言葉が強くなる癖がある俺に優しく微笑みかけてくれた。
初めましての俺にも積極的に話しかけてくれた。
俺が落ち込んだとき、親身に寄り添ってくれた。
そんなsyuに、いつのまにか、惹かれていた。
💚side
出会った時から特別な感情を抱いていた。
笑いかけてくれただけで、胸がドキドキしたり
さりげないスキンシップに、いちいち期待したり
最初はわからなかった感情に、ようやく名前がつけられる。
これは…"恋"だ。
No side
🩵「こっちじゃない!?」
🩷「おい!fu早くしろよ!!」
💚「えなに!?お前ら今日めっちゃ足早いじゃん!!」
🩵「いつも足遅いみたいな言い方だなそれ」
🩷「ふざけてる場合じゃねぇんだって!」
🩷「?…ここ曲がれ__」
「っあ!♡んんぅ、ッ!♡」
🩷「__は、…??え、あ、ぇ…??」
🩵「…えなに__は?な、ん…うそ、だろ」
💚「…っ!!"syu"!!」
_____________
🩷『ん?あれ、逃げられた?』
🩷『なかなかやるじゃん』( 笑
🩷「っ…は、ぁ、?…はっ、ふ、ぅ、っ…」
🩵「kz、…落ち着け」( 肩叩
🩵「ッ__返せよ!!俺らの…俺のsyuを」
🩷『えー、無理』
💚「……さっき、契約してんだよ」
💚「syuを返す代わりにsyuの俺らの記憶リセットっていう契約。」
💚「…返せよ。早く。」
🩷『へぇ、随分凄い条件飲んだね。』
🩷『まぁ、いーよ?契約ならしょうがないよね』
🩵「!なら__!!」
🩷『ただし。決めるのは、syuだから。』
💚「っ、syu、!」
❤️side
…あれ、おれ、なにしてたんだっけ
なんか、きこえる…?
…だれ…?
「syu__!!」
💚「syu、聞こえるか、!?」
❤️「…ん、…?だぁ、れ……?」
🩵「朦朧としてんな…俺らのこと見えるか?」
🩷「っ、…syu……」( 手握
…_fu、rm、kz…
❤️「…みんな、……ん、みえる、」
💚「!!syuーーー!!」
🩵「!よかった、わかるんだな…」
🩷「っ、はぁ…〜…よかったぁ…まじ焦った、」
❤️「んぐ、おも、…」
❤️「え、寒いと思ったら…下、ないんだけど」
🩷「っ、あぁー…もしかして覚えてない系?」
💚「おい!!思い出させないようにしてたのに!!」
🩵「あ、kzおわったな」( 笑
…あ
❤️「…!!!へんたい、!!!」( //
___________
💚『…kz、時間。』
🩵『はー、まちくたびれたわ』
🩷『はいはーい。俺も思ってた』
🩵「syu、どっち選ぶんだろ」
🩷『俺らかな!あんなに堕としたんだし♡』
💚『…早く行くぞ』
🩷『はーい、リーダー』
___________
🩷『…ねー、そろそろいい?』
…え、そろそろってなに…?
💚「…あぁ」
🩵「…もう覚悟してるしな」
🩷「__syu、」
そんな真剣な目で…一体何を言おうとしてるの?
こわい、けど、きくしかないか…
🩷「元の世界、帰りたい…?」
❤️「!…帰れるの…」
💚「…ん、そう。」
💚「でも、決断はsyu次第なんだよ」
🩵「…syu、っ…」
❤️「おれ、は…」
____。
💚side
目が覚めると、事務所のスタジオだった。
ふと横を向くと、寝ているrmたちの姿。
…よかった。いた。
❤️「…っんん…?…あれ、ここ…」
💚「!…syu」
沈黙が苦しい
頼む、頼むから。
あれは嘘だと言ってくれ
❤️「…え、」
❤️「だれ…ですか…」
…そうだよな
現実から目を背けちゃ、いけない、よな
ごめんな…
そして、ありがとう。
syu…おかえり
True End…….
⁇??
数ヶ月後
「ありがとうございました〜」
季節は冬。
イルミネーションで囲まれた外の世界。
ふぅっと、息を吐けば、白く染まる。
コンビニで買ったコーヒーが手の中で温まる。
コーヒーを飲んでいると、集合場所に到着していた。
…今日も、昨日も、無彩色。
何度も心が折れかけて、この世に生まれた意味を問うたとき。
助けてくれるのは鮮やかな色。
でも、俺はその色を知らない。
…ねぇ、誰なの。
俺の色を教えて。
何も覚えてない。思い出せない。
いい加減、教えてよ。
「「「syu」」」
そう言って現れた3人。
赤色の花が色とりどりに咲いている花束。
確か…"彼岸花"。
「なぁ!ここめっちゃ綺麗じゃね!?」
「すげぇ!一面赤!」
「え、これって毒あるやつじゃね…」
「は!?まじかよ!!!」
「"⁇"触ってみろよ!」
🩵「は!?無理だわ!!」
🩵「それなら"⁇"が触れよ!!」
💚「やーだね!!…おい!!"⁇"逃げようとすんな!!」
🩷「うげ、バレたんだけど…」
💚「はーい、逮捕〜」
🩷「最悪最悪!!まじ俺触んないから」
🩵「!……"syu"?いかねぇの?」
💚「"syu"!はやくこいよーー!」
🩷「"syu"、おいで〜笑」
______、、
❤️「っ、ぁ、あ、…っ」
そうだ。みんなだ。
俺の色を教えてくれたのは。
彼岸花の花言葉。それは。
「「「また会う日を楽しみに」」」
Happy End__♡
コメント
10件
初コメ失礼します!!🙇🏻♀️ 全話拝見させてもらいました!!とても面白くて書き方凄く好みです 🥺🥺 彼岸花の花言葉に鳥肌 。。🥹
もう素敵過ぎるッッ !!! 泣かせてきますねッッ、"!!!! しゅうと彡もう皆と離れないでッ !!
やばいなんか感動した…