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笑顔 / rchsr

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笑顔 / rchsr

1 - 笑顔 / rchsr

♥

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2024年08月19日

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onkn / rchsr

しっかり見間違えて逆CP書いてた。

最近漢字間違えとか見間違え多い。

すみません…

センシティブ通ります。

初夜のお話。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


「ねえせんせー、」

「…なんや、…」

ベッドに座ってだらだらと話していた時。

置かれた俺の手に相手の手が重なったと同時に、口が開く。


「…していい?」

「…、っ…はい…」

付き合って数週間。

数回目の泊まりの日。

あまりの緊張に身体が固まり、息苦しくなる。


「…じゃあ、目…閉じて?」


返事も返せず、無言のまま目を閉じる。


「っ…、んん、…、!?」

さすがは性欲の塊。

すぐさま舌を絡めてくる。

頬に添えられた手が擽ったい。


「ふ、っ…はあ…だ、大丈夫?」

終わるなりかなり不安そうな目が向けられた。

身長が俺より低い為、上目遣いになっていて、何か心にくるものがあった。


「…おう、…大丈夫…」

「ほんと、じゃあよかった」



「服、脱がすね、…」


身体を任せる。

シャツのボタンを外す手が、

なんだかたどたどしくて愛おしい。


全て外し終わり、そっと撫でるように服を脱がされた。

上半身が露になる。


「うわ…白…、」

まるで慣れていないものでも見るかのように目を丸くして俺の身体を見ている。

改めて相手が年下だと実感する。


「流石に…慣らした方がいいよね、」

「…うん、」

言われるより早く姿勢を崩して、他の服を脱いだ。ゆっくりと横になる。

見上げた姿も綺麗。

他の服を脱いでいる間に彼も脱いだらしくて、細く白い身体が露になった。

筋肉がついているか、と言われるとまた違うが、なんかこう…色気が凄い。

相手の年齢に対しては大きいアレ。

目が離せない。


「…ふは、勃ってんじゃん」

「…うるせえ、お前だって…、」

「俺だって男だからね…可愛い子見たら…ね?」

「…ん、!?…」

唐突過ぎる褒め言葉に不覚にも照れてしまう。


「力、抜いて」


「う…っ、んん…、」

あまり慣れない感覚。

違和感が凄くて、気持ちいいかと言われると難しい。

相手の唾液が絡んだ指があるという事実は悪くないが…


「んー、…前と一緒に弄っていい?」

「ん…?、」

「とりあえず、足…開いて?」

「あ、はい…、」

緊張もあるけど、今はこいつに身を任せるしかない。

そっと足を開いた。



「…う、っ…♡ んあ…っ、…はあ、♡」

「あー、可愛い…まじで可愛い…おかしくなりそう…」

ずらずらと流れる愛情表現。

他人にされる行為は普段の何倍にも感じた。


「…、んや…っ、♡ ああ…、っ、♡」

「普段暴言ばっかなのに…ほんとに可愛い…いつもこんななの?」

「っ…ん、♡」

「はー、ダメだよ、おかしくなるってば…」

頭を抱えているようだが、あまり頭が働かず、なんでなのか理解が出来ない。

自分の甘い声が脳に響く。


「ああ…っ、♡ りぃちょ、…っ、♡」

「ん、なあに?」

「ん、…♡ イきたい…っ、♡」

「…いいよ、出して?」

「あ、っ…んん、♡ は、ふ…♡」

「痙攣やば…まじでえろい…可愛い…」

言葉に甘えて、呆気なく果てた。

一回果てたからか、少しは頭が回転するようになった。

と言ってもほんの少し。




「じゃあ…挿れるね、…」

「ん、… 」

慣らしたとは言えど、あの違和感は消えない。

指の何倍ものものが入るとなると、恐怖が凄い。


「うう…っ、ん…、」

「大丈夫?痛くない?」

「うん…まあ、…」

痛くは無いけど。

本当に大丈夫だろうか…演技が必要になるかもしれない…


「あ”ぁ”っ、!?♡」

前言撤回。要らねえ。

身体に電流のように快楽が巡る。

味わったことの無い、快楽。


「奥の方好きなの ?」

「っ、ん…♡、わかんない…っ、♡」

「そっか、」

奥を狙われて、情けない声があがる。


「あ”ぁ”…ッ、♡、ん”う”…っ、ふ、…♡」

「あー、可愛い…声、我慢しないんだね」

「っ…、♡ 、がまん、…できない”…、♡」

「ええ…なにそれ、ほんとに可愛いんだけど…どこで学んだの…」

「ん”…♡ りぃちょが、…初めて…っ、♡」

「あー…もうダメ、ちょっと我慢して」

もう滲みまくった視界の中で、相手の雰囲気が変化するのがわかった。


「やあ”ぁ”、ッ…!♡ だめ…っ…あ”~ ッ、♡」

「めっちゃ感じるじゃん…変態、♡」

「っ…、♡ ん”や”…ぁ”…ッ、♡」

初めてだと言うのに、かなりの勢い。

けど逆らえない。

この行為に感じてる自分がいるから。


互いに理性を飛ばして、ぶつかり合った。




「せんせー、終わったよ、生きてる?」

「っ、…ん…♡」

「はは、まだ感じてる?」

「う、…っせ…、♡」

止まらない痙攣。

甘く溶けそうな言葉と、

引き裂かれそうな衝撃。

感じたことの無い快感。


全部が癖になりそうだ。




「…ごめんね、」

「…、?、なにが」

「いや…やっぱ男同士は難しいなー、って」

「…うん、」

顔を覗くと、笑ってはいるけど、不安そうな顔をしていた。



確かに難しいには難しい。

本来なら使われるはずのない器官だから。


手こずるのも当然。



「…俺は、お前とするの好きだよ、…」

「え?」

笑顔で取り繕った不安そうな顔をした彼の表情が一変する。

不意打ちを食らったかのような、驚いた表情。


「…またしたい、」

「…んは、いいの?」

「いいから言ってるんですけど…」

「ごめんごめん、嬉しくて」

安堵したのか、優しい笑顔が咲く。


全部好きだけど、俺はその顔が大好きだ。



待ち合わせの時に不意に出たあの笑顔。

飯を食い終わるまで見ていたあの笑顔。

昔泣いた時に抱きしめてくれたあの笑顔。


全部俺を待ってくれているかのような気がして。


俺の事を置いていったりしないんだと。


さっきだって、俺の意見も聞こうとしてくれていた。

長い期間居れば、それくらいわかる。



いつもクソガキムーブかましてるけど、

実際、凄く優しい。



「りぃちょ?」

「なあに、せんせー」


あの笑顔。

俺が話すのを待ってくれている。


「俺の事置いてったりしない?」

「えー、…さあねー、笑」


あまり流されたりする方ではないし、

信用する方では無いけど、

こいつは俺の事を置いてったりしないと

謎の自信 がある。



今だって、



逃がさまいと抱きしめられているから。







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