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※ attention ※
・ stnm
・ 青紫/clnn
・ 近親相姦(青(20)×紫(42))
・ 強姦
・ 男性向けЯ
何でも許せる方のみどうぞ
一人暮らしをしている息子から、久々にメッセージが来た。内容は「今度会えない?」と言うお誘いだった。
仕事が忙しくて、大事な息子の授業参観や成人式にも行けなかったから、息子に嫌われても当然だと思っていた。けれど、息子であるころんは優しくて、むしろそんなおれを好きだと言って、ずっと父親として慕ってくれたのだ。
幼い頃なんて、「大きくなったらパパと結婚したい!」なんて言ってきたものだ。普通お母さんとじゃない?と、思うかもしれないが、生憎、母はころんを産んだ際に死んでしまったから、ころんにとってはあまり思い入れのない相手なのだろう。だから、それに関しては仕方ないと思い 「じゃあ婚約指輪はころんが買ってね」なんて返したら、その場にあったシロツメクサを毟り取って指輪を作って渡された時は、スピ婚すぎないかと笑ってしまった。
けれど、そんなころんにも反抗期はあった。中学二年くらいの頃だったか、急に「部屋には絶対入らないで」「僕に触らないで。あと他の人にも触らないで」「洗濯物別にして、洗剤も全く別のやつにして」なんて冷たい目で見られた時は、辛すぎて職場の人によく慰めて貰ったものだ。そういえば、その話をした時、職場の人が異様に盛り上がっていたのは何故だろう。
そんな色々なことを思い出しながら、ころんに「いいよ」と返信を送ると、直ぐに既読がつき、「やった!」と言っている可愛らしいスタンプが送られてきた。と、思ったら、直ぐにころんから電話が掛かってきたので、応答ボタンをスライドして電話に出る。
『もしもし、今大丈夫?』
久しぶりに聞くころんの声は、変わらず独特なカサついた声だったけれど、以前聞いた時の声よりも少し低くなっていて、カッコよくなったなぁと関心した。
「うん。どうしたの、急に電話かけてきて?」
「僕、実はまだお酒飲んだことなくてさ。父さん弱いの知ってるから一緒に〜とは言わないけど、今度会う時に初酒付き合ってくれない?」
その言葉を聞いて、思わず「え?」と声を出してしまった。そんなに意外?ところんには笑われたが、こう見えて結構息子としてころんのことは見てきたから知っているのだが、ころんは所謂陽キャ寄りの人間で、高校生の時なんて毎日誰かと絶対に遊びに出かけ、夜遅くに帰ってくるかなりのパンピ野郎だったから、20歳になった瞬間に友達と居酒屋でお酒を飲むと思ってたから、まだ飲んでいないことも、父親であるおれと初酒を交わしたいと言ったことにも、失礼かもしれないが驚きを隠せなかった。
「別にいいけど、おれとでいいの?」
「うん、父さんとがいい。嫌?」
「全然!おれは飲まないけど、ころんの気が済むまで付き合ってあげる」
パンピ野郎だとは思っていたけれど、それでも大事で大好きな息子だから、そのお誘いは素直に嬉しくて、声のトーンが少し上がった。おれが喜んでいることがあからさますぎたのか、ころんがそれを察すると、小さくくすくすと笑う声が聞こえ、途端に恥ずかしくなってきた。
「な、なんで笑うの…!」
「いや、相変わらず可愛いなぁって思って」
「父さんをからかわないの。てか、そんなことおれなんかに言ってたら結婚出来ないよ?」
息子に可愛いと言われたことが少し癪で、おれも少しからかってやろうと、ころんにそう告げ口を言う。だが、思っていた反応は返って来ず、変わりに返ってきたのは、おれの想像していた言葉と全く逆のことだった。
「別に…結婚できなくてもいいし、父さんだからこそ言いたい」
それだけ言うと、ころんは通話を切ってしまった。おれだからこそ言いたい。ということには理解出来なかったが、女好きとして有名だったころんが、結婚できなくていい。なんて発言するとは思わなくて、切れた通話の画面をしばらく唖然と見つめていた。
「へぇ、意外と綺麗にしてるんだね」
「息子の家入ってまず一言目それ?」
あれから数日後、案外早くも予定が噛み合い、ころんの家へ招かれたおれは、一人暮らしをしている息子の家へ上がってみると、思っていたより綺麗にしているようで、少しばかり無礼なことを言ってみると、ころんは笑いながらそう答えた。
ころんと言えば、昔からやんちゃボーイだったもので、部屋はよく散らかすし、まともに片付けもしないから、よく教科書やプリントが無いと騒いでいたものだから、一人暮らしなんてしたらゴミ屋敷のような部屋が待ち構えてるのかと思っていたが、そんなこともなく、整理整頓が出来るようになったことに成長を感じる。ただ完全に綺麗かと言われればそうでもなく、所々散らかっていたりする所は変わってない。そこがまた可愛らしいと、我ながら親バカなことを思った。
「父さんにはコーラ用意してるから、よかったらこれ飲んで。飲みたくなったらいつでもお酒あげるけど」
「いや、お父さんはコーラだけでいいかな。わざわざありがとね」
リビングに案内されると、早速呑もうかと言わんばかりに、颯爽と冷蔵庫へ向かうころんが、大量で多種のお酒とおれ用のコーラを冷蔵庫から取り出し、おれのコーラは手渡し。自分用の酒は乱雑に机に置かれる。おれのコーラよりも、自分用に買った大量のお酒を大事に扱って欲しかったけれど、言ったところでもう遅いと分かったので、そのことには目を瞑ることにした。
「それじゃあ…カンパーイ!」
楽しげにお酒の缶を開ける息子に合わせ、おれもコーラの蓋を開けた。
それと同時に、これから悲劇が開幕するとは、まだこの時のおれは思いもしなかった。
ちゅっ…にゅる、じゅるる……
少し汚い水音が部屋に、おれの耳元に響く。実に不愉快であったけれど、その音に耳を塞ぐことは出来なかった。
「ん、ふ…ぅ゛……っ」
酒臭い息が、口の中に広がって気持ち悪い。けれど、擦れる舌は案外心地がよくて、何とも言えない絶妙な気持ちになった。
……今、何が起きているかなんて説明したくない。これは夢だと現実逃避したくなるけど、受け止めろと言わんばかりに口内に流れ込んでくる唾液と、止まらない接吻から目を逸らすことはできなかった。
おれは、酒に酔った息子_ころんに、盛大なディープキスを喰らわされていた。
「こ、ろ…ぅ゛、ん…っあ……」
いくら不愉快で嫌でも、我が子を無理やり引き剥がすことなんて出来なくて、唇が重ならないように顔を逸らしながら、どうにかころんを正気にさせようと声を掛けてみるが、声を発することすら許されないと言わんばかりに、口を開けば舌を侵入させてくるころん。いい加減本気で辞めさせなければ。そう思い、可哀想だがころんの肩を掴んで引き剥がしてみると、ようやくころんと目が合った。
その眼差しは、まるで獲物を見つけた獲物のような鋭さをしていた。その瞳を見て、分かってしまった。
ころんにはきっと、好きな人がいる。でも、以前にころんが「結婚できなくてもいい」と言っていた。ということは、ころんが好きな相手はもう結婚している。だから相手との結婚は叶わないけど、好きでいたい。という想いがあるのだろう。
「…すき、ねぇ……お願い。僕のこと愛して、一回でいいから、本気で…『婚約者』としてさ……? 」
「ころん…」
息子が叶わぬ恋をしているのに、このまま押し退けられるほど薄情ではない。けど、このままころんのされるがままにされるのは正しい選択では無い気がする。
じゃあ、ころんのために出来る『正しい選択』は一体何をするべきなのか。正気に戻すために水を飲ませてやるべきなのか。それとも、おれは父さんだよと声をかけてやるべきなのか。それらしい答えを探し、色々な考えを浮かべてみるけれど、身体は何か行動を起こそうとしようとせず、むしろ金縛りになったかのように動かなかった。いや、動けなかった。
嫁を失い、同時におれを愛してくれる相手が消えた。だから長らくおれは愛に飢えていた。それは事実だった。だからこそ、ころんが求めているこの先の行為を無理に引き剥がすことが出来ないのだろう。
確かにころんはおれのことを愛してくれた。でも、それはあくまで『家族愛』であり、『恋愛感情』ではない。それではおれが空いた心の穴は埋められなかった。おれは意外と欲張りだから。
「……いいよ、さわって」
本当はこんなこと駄目なのに、許されないことなのに、一度思い出してしまった心の穴と、妻がおれを愛してくれたあの日々が、おれの脳裏に染み付いて離れなかった。だからおれは_
「…ありがとう、大好き」
ころんの行為を、この身で受け止めたのだ。
ぐちゅ、ぱんぱんっ、ずちゅずちゅっ♡♡
肉と肉がぶつかり合う音が、2人きりしかいない部屋に嫌という程響いている。もう、後戻りなんて出来なかった。
「は、ぁ…っ、気持ちい……?」
「ン゛ぉ゛、ほ…ォ゛っ♡♡きもぢ…ィ゛い゛♡♡♡」
そのくらい、ころんとのセックスはかなり気持ちよかった。
ころんが腰を動かす度に埋まっていく、心に空いた『愛情』の穴。段々、溺れていくのすら感じていた。
実の息子とセックスをしているという背徳感が、何より気持ちを昂らせ、興奮すらしていた。
ごめんね、ころん。
「はは…顔、滅茶苦茶になっちゃってるね?可愛い。もっと、汚い声で喘いで、ぐしゃぐしゃに腫れた目で僕のことを…僕だけを見て」
涙が零れて止まらないおれの頬を、手で拭ってくれる優しい息子に申し訳なくなって、けれどセックスをやめたくはなくて。そんなおれを許して欲しいとは言わないけれど、正気に戻った後も、出来ればこんなおれをまだ父親として見て欲しいなんて傲慢なことを思った。
ぱんぱんぱんっっ♡ごりゅ、ぐりゅっ♡♡
「ォ゛っっ♡♡そ、こ…ォ゛♡らめ、らめェ゛え゛っ…!!♡は、ぁ゛あ゛〜〜……♡♡♡♡」
ころんのちんこが、おれの奥へと侵入していくと、コツン…♡と何処かに当たった。その瞬間、おれの目の前がチカチカとフラッシュした。
「子宮まで来ちゃった?ここに射精せば、僕との子供産まれちゃうね…♡♡」
「っ!?」
おれは男だから子宮なんてないから、絶対に孕むことはないのだけれど、それでもここに射精をされるのはよくないと言うことは分かった。だからおれは焦ったのだ。
最悪、おれの身体が壊れるのはまだいい。でも、場所の名前も分からないけど、ハッキリ気持ちいいと分かっている所に中出しされてしまえば、おれ自身は確実に壊れてしまう、狂ってしまう。
「や、ぁ゛っ♡だめ、だめ…ェ゛っ♡♡」
「そんなこと言っといて、子宮きゅうきゅう♡締め付けてんのバレバレだよ?素直に『子宮にころんのザーメン注いで孕ませて下さい♡』って、頭垂れる代わりに子宮下ろしてろよ…♡」
嫌々と口で抵抗してみるが、その度にころんのちんこはさらに大きくなり、セックスも激しいものに変わっていく。それだけでなく、逃げられないように、逃がさないように。おれの両脚を持ち上げてころんの肩の上に置いた。
「ほぉ゛とにだめェ゛っっ♡はなして、ェ゛♡♡♡ころ、ォ゛♡はな、ひて…ェ゛♡♡♡♡」
「嫌だ…今度こそ、絶対に離さないから……♡」
今度こそ。という言葉が引っ掛かって仕方ないが、家族だとしても、人に干渉しすぎるのはよくないし、それに、今はそんなことを考えられるほど、おれも身体に余裕がなかった。
激しく乱暴に膣内を攻められ、それでも足らず「中出しする」「孕ませる」などと言って離さない。無理矢理で無茶苦茶な行為だけど、そんな激しくも恋愛感情とはまた別の愛によって犯されることに、段々ハマっていく自分がいる。
「こ、ろ…ぉ゛っ♡♡」
あぁ、駄目だ。
そんなこと、許される訳がないのに。あくまでもおれらは家族という関係で、それ以上でも以下でもないのに。
腕を伸ばし、ころんを息子だとして抱き締められるのはこれが最後かもしれない。そんな想いを抱きながらも、おれはころんの首に向けて腕を伸ばすと、呆気なく捕まらせてくれた。
お願いだから、拒絶してほしい。でないと、おれは本当に_
「すき、すき、ィ゛っっ♡♡♡♡」
「…はは、僕も大好きだよ。昔からずぅっと…愛おしくて、僕のモノにしたくて堪らなかったんだから……♡♡」
びゅるっ、びゅくく……♡♡
「は、ァ゛あ゛〜〜〜っっ…♡♡♡♡」
お腹の中に、ころんの熱いザーメンが入ってくるのを感じる。それが愛おしく、尊いものだと思った。
だけど、お腹に溜まった熱いものが冷めていくと、途端にまたお腹が寂しくなった。もうとっくにころんのザーメンはたっぷり膣内に入っているはずなのに。一度その熱を覚えてしまった身体は、またそれを媚びてきゅんきゅん♡と疼かせた。
「…んふ、まだ物足りなさそうにヒクヒク♡してるね?」
ころんはちんこを抜くと、おれの肛に指を挿入れて膣内を刺激してくる。そんなものでは今のおれに足りないことなんて、口に出したヒクヒク♡と呼吸をしている肛を見れば一目瞭然だろうに。ころんはどうしても、おれにあの台詞を言って欲しいのだろう。
…おれに。と言っても、実際の相手はまた別の誰かなのだろうけど。
「…っ、こ、ろ…ぉ゛っ……♡」
「んー?」
でも、初めにころんは言っていた。「婚約者として自分を愛して欲しい」と。それを言った相手がおれじゃなくても、言われたことは事実だから、都合よく素直に受け止めよう。でないと、明日の言い訳ができない。
「しきゅぅ゛♡に…ころん゛♡のざぁ゛めん゛♡そそいで…っ、はらませてくださァ゛っっ……♡♡♡♡」
40のいい歳したおっさんが、何息子にチン媚なんてしているんだと一瞬正気に戻ったが、先に襲ってきたのは息子だし、やってることは変わらないだろう。
「……はは、お望み通りに_♡」
実際、おれが今の行為に興奮しているように、ころんもおれとの行為に興奮しているのだから。
(…なんて、ただの言い訳にすぎないけど)
長年に渡る、二回りほど歳上の彼…父への片想いを何も無いまま終わらせたくなくて、僕は勇気を振り絞って久々に父に連絡を落とした。初めは、ただ本当に会いたくなっただけだった。そのときはまだ、やましいことは考えてなかったと思う。多分。
でも、彼からの返信が返ってくると、また一つ欲望が増える。今度は「声が聞きたい」というもの。それくらいなら許されるだろうと、電話をかけてもいいかと許可を取り、OKを貰った僕は早速電話を掛けた。
久々に聞いた父の声は、低くて落ち着く。けれど心臓は馬鹿みたいにうるさくて、ポンチ野郎の僕はまた一つ、一つと欲望が増えていく。
“父さんを滅茶苦茶に抱き潰してやりたい”
欲望が増え続けた結果、最終的に出た答えはこれだった。けれど自分の性欲に抗うことも出来ず、父を犯すために、あわよくばそういう意味で好きになってもらうために、僕は賭けだらけの作戦を決行することにした。
まず彼には一つ嘘をついた。「初めての酒に付き合ってほしい」という、しょうもない嘘だ。この作戦の意図としては、僕が酒に強いのか弱いのかを、彼に勘づかせないことだった。
そう。僕は、全てを酒のせいにして彼を犯してやろうと思っていた。
本音を言えば僕は豪酒だから、家には大量のお酒が置いてあるし、なんなら結構年がら年中お酒を飲んでいるけれど、それが気づかれないように役を演じるための台本を考えていた。結果、完璧にこなせたから、愛おしい父には気づかれることなく、あっさりキスの流れまでもっていけてしまった。
だが、僕の賭けはここからだ。 父の名前を一切呼ばず、他の誰かと勘違いをしていると思わせる。これに関しては、父が思い込む空想の『僕の好きな人』への行為を匂わせておく。もし、僕のことを気にかけてくれている父であへば、そんな僕の『架空の相手』に嫉妬させる。台本が出来すぎていたのか、今回もそれは成功し、しかもあの父さんにセックス中に「すき」だなんて言われたのだし、これはもう確定だ。最後の仕上げをするまでもなく、案外と僕のこと大好きなんだな。なんて思った。
そこからのセックスは最高潮だった。僕は言い寄られた女に「セックスしてあげるからお金頂戴?」 と、言ってそこら中の女とセックスして慣れたから、当然父も気持ちよくおほおほ♡と汚く喘いでいたのはしぬほど興奮した。だから、僕もつい匂わせる発言をしてしまったが、それに父が気づくことはなかった。それも全て、僕の想定内だった。
まだ僕の恋物語は終わらない。その終わりが来るのは、父さんが泣いて酒の抜けた僕に告白をしてくる時だろう。
「ん…」
隣で眠っていた父が起きる。大好きなアメジストの瞳に呑まれそうになる。酒には強いのに、どうしても彼には弱かった。それは、昔からずっとだ。
特に酷かったのは中学二年生の頃、僕が思春期で父に異常なほどの劣情を抱き、ほぼ毎晩父をオカズに抜いていた。流石にこの生活が続くのはよくない。この頃の僕は、父との関係が崩れる方が嫌で、手を出してしまわぬように父から距離を置いたのだ。
…この頃は、そうだった。
でも、今は少し違う。
「おはよう、父さん」
僕は演じる。まるで昨夜は何も無く、ただ二人で一緒に全裸になり、硬い床のリビングで寝てしまっただけかのような、そんな口振りで。ただ、流石にそれでは誤魔化せないことは分かっているから、だから前提として付け加えていた『酒に弱い僕』という設定を、ここでもう一度使いまわす。いや、正確には『付け加える』だろうか。
「こ、ろ……」
「どうしたの父さん、顔青いけど…もしかしてお酒飲んじゃった?」
顔を青くさせる父の背中を摩り、昨日のことなんて何もなかったかのように、全て“忘れている”かのように振る舞う。こうすることで、父さんには僕が『酒に弱く、酔った時の記憶が無くなる子』だと認識させる。そうすれば、僕は酒を飲めば、今後から父に何をしても『息子だから』『お酒に酔っているから』と許される。
今後、何をしても。だ。
「ぇ……あ、そ、そう…!ころん、楽しそうに飲むから、つい…」
「もう、何してんの。お水取ってきてあげるね」
「ごめん……」
僕は台所に走り、父への水をコップに注ぐ。ゆっくりと、時間をかけて、コツコツと。
(……ごめんね、父さん)
今の僕は、例え『親子』の関係が崩れてもいいから、一度だけ『親子』ではなく『夫婦』として、彼とセックスがしてみたかったのだ。
いいや、一度だけ。なんて嘘。酒に呑まれている時は、あわよくば毎日でも彼を犯したい。僕のせいで滅茶苦茶になったらエロい身体と顔を、ずっとずっと眺めていたい。もっと欲を言うのなら、出来るならそんな彼の瞳に映る相手が、死んだ母親じゃなくて僕になってくれたらいいのになんて、これはまだ、ただの高望みだけれど、手応えはあった。そんな高望みは、きっとあともう少しで叶うはず。
「はい、これお水 」
「あ、ありがとう……」
だから
「ねぇ、またヒマなときあったら、一緒にお酒飲もうよ。いいでしょ、父さん?」
その望みが叶うまで、父さんが僕のことを好きになってくれるまで。
「…………うん、いいよ」
「やった、父さん大好き!」
「…もぅ……」
もう暫く、僕に付き合ってよ。
コメント
2件
久々の青紫摂取最高 薬入れたみたいに気分ブチ上がる
よーし、書き終わったのでまたしばらく消えます‼️ また青紫書きたくなったら戻りますね、では✋