○注意
・作者はONEPIECEにわかのため、原作からソレたり、キャラ崩壊する可能性があります。
・ご都合主義たっぷり(救済)であり、シリアス少なめギャグ多めの物語です。
・恋愛要素は皆無であり男主愛されです!
・会話分多め
・誤字脱字があっても許してね!
以上の方でも大丈夫な方はどうぞスクロールしてください!
『ONEPIECEの世界に行ってくんね?転生特典2個付けるからさ』
そう耳をほじりながら言った神様(?)は結構残酷なことを言った。
俺は10万人のファンがいたゲーム実況者だった。
ある夜の日。徒歩で夜食を買いにコンビニへ向かう時、信号待ちしていたら後ろから誰かに背中を押されて死んだ。
そして目が覚めたら真っ白な空間にだらけきった神様が「大海賊時代に行ってくんね?」と言われたのだ。
「えーーーーーと……つまり俺にもう一度死ねと言っていることでOKな感じ?」
『?君、ONEPIECE好きだよね?好きな世界に転生するとしたら喜ぶもんじゃないの?』
馬鹿なのかな?この神様は!!!
確かに俺はONEPIECEというお話は好きだ。しかし俺はガチ勢じゃない。漫画は読まずアニメは飛ばし飛ばしで見る程度。
そんな中途半端な知識で原作や海賊に会える訳ないだろう!!!死ぬぞ?2つの意味でな!(推しに会ったら・肉体的に)
『えー?でも君元々の人間性が危なかしいから馴染めるんじゃない?』
「俺は他より好奇心が強く実況が好きなだけだ!!血と血で争う世界に馴染めるか!!」
『でも君、自分に関係ない立てこもり事件で犯人と警察の様子を実況して、警察に殴られる前に犯人に突っ込まれていたよね?「お前のせいで緊張感無くなるじゃろがい!!」って言われてなかった?』
「しょうがないだろ。犯人さんと警察のおっちゃんの反応が良かったんだから」
『ホント君って奴は普通の人間じゃないよね…』
解せぬ。ただ人より野次馬根性が凄いだけなのに……
『力とかは転生特典で何でも付けてあげられるよ〜?覇王色の付与とか、悪魔の実の付与とか!外見や立場も僕に願えばあげられるよ』
『ただし2つだけね。』
「そうだなぁ………」
1つ目はあれだとして………もう2つ目は悔いがないようにしたい……………
「決めた。」
『お、どんな転生特典がいいの?』
「1つ目は海楼石を食えば食うほど”海楼石人間”になれる特性にしてくれ!ジャンゴっていう催眠術が使える個性的なモノで悪魔の実の力じゃないモノがいい!」
『えぇ……(引)』
『いや、普通の人間と違って狂っていると思っていたけど海楼石人間?特性?とか何で思いつくの?普通ONEPIECEの世界に行くなら好都合の悪魔の実を望むでしょ………』
「海楼石になれば能力者相手にある程度有利しなるし俺は可笑しくないだろ。悪魔の実無くても強くなれるということは鷹の目やルフィの爺ちゃんが証明しているからな!」
『うーん…まぁ分かったけどさぁ。2つ目の転生特典は?』
「2つ目は…」
「転ばし屋がいい!」
『殺し屋?』
「転ばし屋だ!!」
『え、本当に言ってる?』
「転ばし屋…青い猫型ロボットが出す秘密道具の1つ。転ばし屋が撃つと相手場転ぶ平和な道具!俺の推しの秘密道具の力!!」
「この力を六式のように出来ないか?
なんかなかったか?指で攻撃する六式技!」
『えぇ…(引)。無機物を推し認定するとか変わった性癖を持ってるね……』
「性癖じゃねぇよ!!like(好き)=推しだろ!好きな秘密道具の力を願って何が悪い」
『いや、悪くは無いんだけど……うぅん。君が言っているのは指銃の応用技である撥のことだよね。うん、まぁ出来るよ』
「よっしゃ!」
なんか神様が頭抑えてブツブツ言っているが、気にすることないよな。だって望んでいいって言ったのは神様の方なんだから!!
転ばし屋の能力は確かに好きな秘密道具だが、もう1つ理由がある。
例えば、もし赤犬に殺された時
転ばし屋の力で赤犬を転ばしたら「俺は唯一赤犬に背中を地面に叩きつけた男」となる。例え死んでもそれは変わらない。
ONEPIECEは大柄の男が多い。大型の男がたった一人の指1本でコケる姿は大変面白く、もし動画を撮ったら大バズりするだろう!
俺は生まれ変わっても実況者になる。
少なくともドレスローザで一緒にあの人と実況したい!解説役でもいいから実況したい!!
俺はどの世界でも実況者になる!
『さてと最後に確認するよ。』
『君はONEPIECEの世界に行く?』
「あぁ!推しのように世界を見るんだ!!」
『転生特典は海楼石人間と転ばし屋で間違いない?』
「間違いない」
『後悔はしない?』
「後悔はきっとするだろうが立ち直って見せるさ」
『そう。』
『じゃあ行ってらしゃい』
『大海賊時代へ』
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