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そしてその数カ月後、
僕は知った。
彼女がもうすぐ引っ越してしまうということを、、
正直それを聞いて悲しかった、、、
そして数日後、彼女はとうとう引っ越ししてしまう。
そんな最後の日、
僕はいくつか彼女に聞きたいことがあった。
そして彼女を人気(ひとけ)のないところに呼んで質問した。
「どうして、、こんな「幸せ」も持っていない僕と友達になってくれたの?、、」
「こんなに小さい僕をどうして慰めてくれたの?」
「君には、、なんの得もないのに、、、」
彼女は少し驚いた顔をしてから、、、、微笑んだ。
女神のような笑みを浮かべて、、、、、
そして、僕に言う。
「ふふっ、、、君にはこの花が必要だね?」
そう言って僕にスミレの花を渡した。
「えっ、、?、、どういうこと?」
「まぁ、、それが”本当の”君だよ」
このスミレの花が本当の僕?
意味がわからなかった。
意味を教えてもらおうとするが
彼女は教えてくれなかった、、、