リト「お前の事,好きだわ」
私はその言葉に目を見開いてスカートを握る
私はきっとリト君をそういう目で見てはいない
どうやって受け流して,いつも通りに過ごせるの?そんな事ばかり考えてしまう
『わ,私は…………』
リト「仮でも良いので,付き合ってください」
抱きしめられ,そう云われた
『私には,好きって気持ちが正直いって分からない
リト君を辛い気持ちにさせてしまうかもしれない
それで良いのなら』
私は弱虫だ。リト君との関係が壊れるのが怖い
リト「〜〜〜〜〜!!!!
俺はそれでも構わねぇ!よろしくお願いします!」
リト君は嬉しそうに更に私を強く抱きしめた
『い,いた……』
健屋「終わった〜(ガラッ)
…………健屋,お邪魔だった?」
物凄いタイミングで健屋先生が帰って来てそう云う
リト「先生!!!俺たち付き合いました!!!」
『健屋先生違います!
私達は仮交際を始めたばかりで…!!』
私はリト君から頑張って離れて健屋先生に 頑張って事情を話した
健屋「そ,そういうことなんだね……」
健屋先生は困惑しながらそう言った
『ずっと保健室にいるのも迷惑だし早く行こっか! 』
私はリト君の腕を引っ張って外へ出る
『もう!あの言い方じゃ健屋先生誤解しちゃうでしょ!?』
リト君に詰め寄る
リト「付き合ったってのはある意味そうなんだし嘘は言ってないだろ?」
『そりゃそうだけど……』
不破「なになに?
君みゆゆとお付き合いしてる人?」
『うん,まぁ一応……ふわっち!?』
自然に話しかけるから気付かなかった
不破「まゆゆどんな反応するんだろ
楽しみやわ〜」
ふわっちはにこにこと笑いながら云っている
『何でふわっちが此処に…!?』
私は驚いて目を見開いていた
コメント
1件