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変わらない。いつもと同じ時間、同じ場所で
僕はまた一口、二口とコーヒーを、飲む。
ゆっくり、ゆっくり。まるで針が遅れた古時計のように。
僕が六口目を飲むと同時に君は角のカウンター席にすわる。周りを見渡してからそっとメニュー表を見る。今日は新作のコーヒープリンが発売している。君は静かに今日の新作とホットミルクを注文した。あまり苦いのは得意ではないのかもしれない。
僕はコーヒーを飲み終わり席を立った。また明日も君に会えるだろうか。僕はまたこんな感情を抱きながら、この店に来るだろう。