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⚠️ハイパーレーザー×カタナ、不穏…?、カタナがフクロウ(ミミズク)
「カタナ」
珍しく酔い潰れてフローリングの上で背を丸めて眠る友を見下ろし、彼の名を呼ぶ。声だけが部屋に残ったかと思うと、すぐに消えてしまった。彼の耳には、脳には届かない。
柔らかな羽毛にそっと手を入れる。ふわふわした毛が肌を撫でる。
酔っているのかもしれない。
感触を気に入り、しばらく撫でていると、不意に指に硬いものがあたる。なんだろう、と触れると、つまむことができた。深く考えずに手前に引くと、何の滞りもなく、ずるりと大きな羽が一枚抜けた。
友はまだ寝ている。
目を見開き、硬直する。予想外の出来事だった。神聖なものを触るように、恐る恐る目の前に羽を持ち上げる。ところどころ汚れているが、綺麗な白だ。芯である硬い部分もなかなか立派だ。どこを取っても彼らしさが表れていた。
ところで、フクロウが羽を渡すのは求愛の意があるらしい。
「…カタナ」
もう一度呼びかけるが、返事はない。
「…そんなに無防備に寝ていたら、起きた時大変なことになっているかもしれないよ。」
非難を込めきれない声は次第に小さくなっていく。あまりにも、好都合だ。
カタナ、君は僕を信用しすぎている。
僕が本当はどんなインフェルナルなのか、君は知らない。
沢山人を殺して、かつての友人を失って、既成事実を捏造しようとさえする僕を見たら、君はなんて言うだろう。
「…」
羽をそっとテーブルに置く。
もしブラックロックに君を殺すよう命令されたとして、きっと僕は首を刎ねられることになっても銃を取らないだろう。
…
僕は君が好きだ。
窓から差し込む朝日で目を覚ます。体を起こし、時計を見ると午前七時。今日仕事がなくて良かった。
「カタナ、朝だよ。起きて。」
隣で寝ている彼の体を揺すって起こす。
彼の規則正しい寝息が止まり、むくりと上体を起こす。
「ん…あ、ああ、すまない…ありがとう…」
「よく眠れた?」
「ああ、とても…」
彼の言葉が止まる。その顔が向けられているのは僕の背後、テーブルに乗った彼の羽だった。
「…ああ、これのこと?」
それをひょいと持ち上げる。
「…すまん、抜け落ちたんだろう。捨ててくれて構わない。」
彼は額に手を当てて申し訳なさそうに言った。
…
躊躇した。でも、ほんの数秒だけだった。
「すっかり忘れてしまったんだね。」
いけないことだとはわかっている。
「…は?」
「昨晩、君が…」
でも決めたら止められなかった。
「…まさか」
「…僕にこれをくれたんだよ。」
…
「…忘れてくれ…」
「どうして?」
「…頼む…」
彼は顔を覆って小さく震えた。
「…嬉しかったよ」
「…」
「本当か?」
「もちろん。」
しばらく黙った後、彼は僕の手を取った。
「…」
しかしなかなか言葉が出ず、喉から溢れてすぐ止まる声と掠れた息遣いだけが聞こえてきた。
「…カタナ」
「…」
「…好きだよ。」
握る手に力が入るのがわかる。
「…俺もだ。」
彼は震えた声でそう答えてくれた。
ふへ、へへへ。Hypertana尊い。助けてくれ、栄養価が、高、た、高すぎる‼️❤️🔥
カタナ→→→(→→→→)←←←←←←←ハイパー
コメント
2件
とても尊いっ! ……僕の生涯に悔いなし…( ˘ω˘ )チーン…