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#ご本人様には関係ありません
ち び
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🍼💙
さっきまで部屋の中で一番うるさかったのは、もちろん太智だった。
「なあ聞いて!今日ほんまにさ――」
「それさっき聞いた。」
「聞いて!まだ続きあるから!」
「長いよ。」
「なんでやねん!」
そんな調子で、散々喋っていたくせに。
「……。」
今はもう、ソファの端で、完全に寝落ちしている。長いまつ毛が頬に影を落としていて、普段の騒がしさからは想像できないほど静か。
「……寝たね。」
柔太郎が小声で言う。
「寝た。」
舜太も覗き込む。
太智は横向きになっていて、頬が枕に押しつぶされていた。むにゅ。
片方のほっぺが、いつも以上に丸くなっている。そして。口が、ほんの少し。
「……ぽかーん。」
「……。」
四人が黙る。
柔太郎が笑いを堪えながら、じっと見る。
「普段あんなにうるさいのに。」
勇斗がそっと指を伸ばす。
「触っていいかな。」
仁人が見る。
「起こさない程度なら。」
勇斗の指先が、太智の頬に触れる。
ぷに。
「……。」
太智は起きない。
「うわ。」
勇斗が嬉しそうな顔をする。
「もちもち。」
「俺も触りたい〜。」
今度は柔太郎がもう一度。ぷにぷにぷに。
今度は少しだけ頬が押される。
「……ん。」
太智の眉が少しだけ動く。
「ほんとだ。もちもち笑」
舜太が笑いながら、
「だいちゃん、かわええなぁ。」
勇斗はもう何度目か分からないくらいスマホを取り出す。パシャ。
「また撮った。」
「うん。」
パシャ。
「また。」
「だって今しか撮れない。」
仁人が呆れる。
「勇斗、太智の寝顔の写真何枚あるの?」
「いっぱい。」
「いっぱいってどれくらい?」
「分かんない。」
「整理した方がいいよ。」
「でも全部かわいい。」
そんな会話をしていると、太智がもぞっと動く。
「……ん。」
「起きる?」
全員が一瞬静かになる。
太智がゆっくり目を開ける。
「……何?」
「起きた?」
「んー……。」
まだ寝ぼけている。
勇斗がスマホを見せる。
「だいちゃん。」
「ん?」
「今の寝顔、めっちゃかわいかった。」
太智は画面を見る。
そこには、頬をむにゅっと潰して口をぽかんと開けて眠る自分。
「……。」
「どう?」
「何が?」
「いや、だから。」
勇斗が笑う。
「かわいくない?」
太智は写真をもう一度見る。
「……普通やろ。」
「普通じゃないよ。」
「そう?」
「ほっぺすごいじゃん。」
「寝てたらこんなんなるやろ。」
「口も開いてた。」
「……そうなん?」
「うん。」
太智は特に気にした様子もなく、スマホを返す。
「じゃあ消さんでええよ。」
「いいの?」
「うん。」
「嫌じゃない?」
「なんで?」
「寝顔。」
「別に。」
太智はあくびをして、また勇斗の肩に頭を乗せる。
「はやちゃん、眠い。」
「うん。」
「ちょっとくっついてていい?」
「いいよ。」
勇斗が笑って、太智の頭を撫でる。
その様子を見ていた仁人がぽつり。
「……何も気にしてないんだ。」
「何が?」
「それ。」
「?」
「いや、もういい。」
太智はよく分からないまま、勇斗にくっついて目を閉じる。
「……。」
数秒後。
また口が少し開く。
「……。」
勇斗がそっとスマホを構える。パシャ。
仁人が笑う。
「また撮った。」
「うん。」
「何枚目?」
「分かんない。」
「太智、知ったらどうするかな。」
勇斗が眠っている太智を見る。
「たぶん。」
少し笑って。
「『何がー?』って言うと思う。」
「それはそう。」
四人で小さく笑う。
そして太智は何も知らず、今度は勇斗の腕にすっぽり収まったまま、また気持ちよさそうに眠った。
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起きててもかわいいんですけど、寝てたらもー!おもちもちもちで。吉田さんもお餅属性なので塩レふたりとも可愛くて。
コメント
4件
もうだいちゃんのほっぺがもちもちで可愛すぎる!!だいちゃんのほっぺ一回でいいから触ってみたい~(無理に決まってんだろ!笑)あとちゃのざきがちゃのざきしてて尊い!ねむ子ちゃんが書く💙愛されめっちゃ好きです!🫵🏻🥹💕
うわあ、この回、めっちゃほっこりしました……! 太智くんの寝顔が「おもち」って表現、ぴったりすぎて笑いました。普段あんなに賑やかな子が無防備に寝てるギャップ、反則級ですね。勇斗くんがひたすら写真撮ってるのも微笑ましいし、「何枚目?」「分かんない」のやりとりに仲の良さがじんわりにじみ出てて、読んでるこっちまで温かい気持ちになりました。塩レふたりともおもち属性ってくだりがねむ子さんらしい愛情たっぷりで、ほんと好きです。