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軽く4、50人くらいある人影は大柄で少し迫力があった
距離は数メートル離れているが
地下街に入ると足音で気付くだろう
しかもマフィア
今逃げたら後で面倒になるのは確実だ
静かにかばんからタガーナイフを取り出し 構える
それを見たフリスクは少し頷いて
人影の視界に入らないように地下街の入口から離れた
それを確認し地下街に入った
カツ…コツンと音がなる
音がなった瞬間人影は一斉に振り返った
もう少し見えるように進む
人影も構えているようだ
上から光が当たると
人影…モンスターがはっきりと見える
『あぁ?……何だガキか』
モンスターは大人だと思っていたのだろう
構えていたのを元に戻し
モンスターの一人が 見下ろすように見てきた
『なぁチビ 』
脅す声が地下街に響く
ニヤリと笑いながら言ってきた
モンスターの下半身にナイフをかざす
『そんな事しても意味ねぇぞ』
『それ、おもちゃなんだろ』
「本物だよ」
ナイフに指をさしながら言われて
少し睨みながら話した
『本物だとしても、お前みたいなチビが』
『俺を殺せないだろ』
「殺せるさ」
『ハッ』
『馬鹿にしやがって』
「そっちこそ」
『マフィアで有名な俺を馬鹿にするとはいい度胸じゃねえか』
「いや、知らなかったさ」
『じゃあ…体に刻み込んでやるよ』
モンスターが殴り掛かってきた
「この状態で何言ってるの?」
少し馬鹿にするように言って
モンスターの右足を切った
『ぅああああああああぁぁぁ』
モンスターが切られた痛みでうずくまって居るのを合図に一斉に襲いかかってきた
弾幕を避けながら
襲いかかってくるモンスターを切った
それを何度も繰り返した数分後
地下街からモンスターがいなくなった
「結構強かったなぁ」
「流石マフィア」
「…でも、思ったよりも弱かったよ」
少し微笑みながら言った