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お前が憎い。

6 - 第六話 表と裏

♥

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2025年06月23日

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イギリス目線です

ーーーーーーーーキリトリーーーーーー✂︎



『じゃあどうしろって言うんだよ!!』



そう言ったのは違う次元から来た日本だった。



見るからに裏の日本は精神的にヤバい状態だと思う


数秒間沈黙が続いた後、裏の日本が口を開いた。


『…なんで、どうしてこうなったんだよ』


と泣きながら言った。


『…なんでだろうな。一つの行動で

歴史は変わる。』


『そうですね』


『そしてお前は何がしたいんだ?』


『…多分羨ましいかったんだと思います。

私は鏡を通して何十年も見ていました。

恨みもありましたし、その中に

羨ましかったんです。』


そうゆっくり涙を堪えながら言った。


また沈黙が続いたと思ったら吹っ切れたのか

口を開いた


『もう諦めます。

ここにいても何も変わりません』


『…そうか』


『それでは体は返します。』


そう言って日本の体から出てきた。


こちらの日本は死体のように眠っている。


『…すみませんが意識が戻る

可能性はありません。』


『…は!?』


『やはり体を乗っ取っていましたので

体を動かすほどの体力は無いと思います。

意識が戻っていようと目を開ける可能性

は少ないです。』


『そうか…

わかったそれじゃあまた辛くなったら

来ていいからな

もちろんその時は

裏の日本としてだけどな』


『はい。

色々とお世話をかけました。

ありがとうございました』


そう言って裏の日本は鏡の中へと

消えていった



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