コメント
2件
うぅん
こんちくわ。おおふくと申します〜
さてですね、今回も切ない(?)系書いていこうと思います〜
では早速。
⚠️本人様には一切関係が御座いません。
切ない(?)㌃🍐
わんく
山本「」
ねっぴー『』
「は、っ、、はっ」
肩で息をしながら小走りで急ぐ。
今は一月。雪も降っている。
そんな寒い中を薄い羽織だけで走っている俺は、はたからみればおかしいかもしれない。
「どこ、っ」
俺が走り回っている理由__それは、大事な友達兼恋人が居なくなったからだ。
最近はいなくなる事が増えてきた。彼は一体どうしたのだろうか。
「ぁっ、!!!」
ふと空を見上げると、視界に入った1つの廃墟ビルの屋上に、人影が見えた気がする。
「行かなきゃ、っ」
そう口にしていた時には既に走り出していた。
勢いよく扉を開ける。
「ねっぴーッ、!!!」
大好きな彼に今すぐにでも抱きつきたかったから。
『ぇ、?』
君は、なんで?
って顔をしているね、。
そりゃそうか。家から大分離れているところにある廃墟ビルだからな。
さて、本題に入ろう。
「ねっぴー。」
『ッ、なに、?』
「俺って、もうすぐ消えるんでしょ?」
『ッ!!!』
大きく見開かれたその目が、今の言葉を肯定しているようだった。
このことを知ったのは、この前。
ねっぴーのスマホの中がちらっとみえてしまい、そこにはメモが。
その内容は、こうだった。
『・山本を助ける
・幸せに終われるように、何度でも死ぬ。
・俺の名前はねっぴー。
大事な人の名前は、山本。 』
これをみて、だいたいを察した。
きっと、ねっぴーは何度も死んで死んで、死んで。
それを繰り返して今俺の前にいる。
この後も、死ぬ予定だったんだな、この感じは。
でも、俺はもうさせない。
「俺さ、思ったんだ。」
「生まれ変わって、また、山本として生きればいいんだ。」
『そんなこと、ッ』
うん。しってる。夢のようなことだって。
でもな、
「今までねっぴーが成功してんだから、俺がやっても変わんねぇだろ、!!!w」
『ぇ、、でも、』
『山本が辛くなっちゃう、じゃん。』
いっつも君は人のことばっかり。たまには自分も優先したほうがいいと思うけどな、
でもきっと、彼が人気なのもこのお人好しの性格があるからでもあるだろう。
でも___
「俺は、」
「ねっぴーと死ぬまで一緒に居れたら幸せだな。」
『ッ!』
おれの幸せはねっぴーといることだから。
「だからさ、最後まで一緒にいよ、?」
『、、、うん。』
無言で手を握り、それを握り返してくる。
『山本。』
呼ばれて振り向くと、最高の笑顔で、
『愛してる。』
愛の言葉を伝えられた。
「、俺も、、愛してる。」
そう言うと、一層手の握る力が強くなった。
『じゃあ、行こっか。』
「うん。」
俺達はまた1歩。
また1歩、少しずつ進む。
そして最後は笑顔で雪に飛び込んだ。
「また、会おうな。」
『約束。』
「うん、。」
こんな言葉を交わしながら。
「ん”ん、、?」
なにか長い夢をみていた気がする。
タイムリープしててなんか凄かったな、、、
というかねっぴーはどこだ?
あ、買い物か。
「ふふ、笑」
今思い返して見れば、ねっぴーと初めて会った時、話したこともないのにタメ口で話しちゃったな、。
もしかしたら、今見た夢は俺らなのかもな、笑
だとしたら。
「ねっぴー、」
「俺、幸せだよ、、!」
俺はきっと世界一の幸せ者だ。
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『何度離れても君に会いにゆく。』
完結です〜。
ちょいながめ?かな。
はい、リクエストあったらばんばん言っちゃってください〜!
では、閲覧ありがとうございました!
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