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「内服薬…?」


rin side


ヴーヴー

「潔…?」

「もしもし」

「__凛」


yoichi side


「今家に居るか?」

「居るが」

「ならこれからお前の家に行く」

「は?」

「何で何しに…」

「鞄学校に置き忘れていたろ」

「んなの別にいいって」

「____それから」




「ちゃんと話がしたい。」


「ほんとに来たのかよ」

「…上がれば」

「え?」

「玄関じゃないんだろ」

「話がしたいんだろ」




rin side


「で何の話?」

「分かるだろ」

「…番の契約のこと」

「前も言ったろ、番を解消しないって」

「このままのほうがお前にとってもいいだろ!たとえ望まない番契約だったとしてもさぁ!」

「凛…!俺はそういう話がしたいんじゃなくて」

「じゃあどういう話だよ!わざわざ解消してほしいって頼みに来たんだろ」

「違う!…聞けってば」


ドンッ

「嫌だ!」

「何で…来たんだよ」

「聞き入れてもらえずにそれどころか、また同じことが起きるかもって考えなかったのか?」

「それとも何?そういうことされたかった?いいぜもっかいするか?」

「バカみたいに気持ちよかったもんな」

「忘れられなくて当然だってなぁ」


「なら何で薬なんか飲んでいるんだ?」

「ハッ」

「お前の鞄の中を見た。あれ抑制剤だろ」

「フェロモン遮断薬まで服用して。最近荒れてるっていうのもそれが原因だろ」

「どうしてだ?」



弁解したいわけじゃない

どうすればいいかずっと考えた。


薬で衝動を抑えるようにしたって


潔を脅かす要因を除こうとしたって

そんなのはただの逃避だ


それでも番の契約の解消はしたくなかった

だってそれに応じたら


潔の気持ちまで紛い物になってしまう気がして


「言いたくないポロポロ」

「気持ちまで言い訳に使いたくないわポロ」

「すまん…すまん…潔」


ギリッ


「ふざけんな」

「俺にはいつも謝るなって言っといて自分はそうするのかよ‼‼」

「気持ちを言い訳に使いたくない?綺麗事を言うんじゃねえよ!俺はした!!」

「ずっとオメガじゃないふりをして吐くほど薬飲んで何食わぬ顔でお前の側にいたよ!」


「な…なんでだ」

「なんで!?なんでってわからないのか?‼‼」




「てめぇが好きだからだよ‼‼‼」



いつか最低なバレ方すると思った

それでも側にいたのは自分がそうしたかったからだ


全部ぜんぶぜんぶぜんぶ


「ぜんぶ…」

「お前が好きだからだ…ポロポロポロ」


「世一…触れても良いか?」

コクッ

「俺…まだ」

「世一に好きって言っても良いか?ポロポロ」


「第2性に関係なくて、ずっと前から世一が好きだ…」


「好きだよ」

ギュッ

「うん…」


「痛くないか?ちゃんと気持ちいいか?ヌプッグチュグチュクチュ」


「あん ッ”!??? ///♡♡ ふ”ぁ_ッ_♡ッッ///あぁ〜〜 ッ !??//“/♡”♡」

「なぁ、ちゃんと聞かせろ」

「い”ッ、 んん”_// “♡♡ 耳元でしゃべんなぁ//」

「嫌だ。もうひどいことしたくないから」

「気持ちよくなれ」

ゴッチュンッッッッバチュンバチュンバッッッチュンッッ♡♡♡

「だめ”“” ッッ !!_ッ_//♡♡ ?!?“” はやい ッ ぃ ッ///_ッ_”“//ッ(反)」

「ッあんま煽んなッッ」

グリグリグリ♡バチュゴリュッゴッチュンゴッチュンッッッ♡ゴポンッ♡♡♡

「お”!??“”“おぉんッッッッッッッ ///_♡_”“”/ビュルルルルルルビュルルルルルッ」

「あぁ”_///” //♡”“ぎ”もちぃッ _“♡♡ッ ////」

「んっ心臓に悪い…」

ズプズプゴリュッパッッッチュン♡♡バッジュンッッゴリュッ♡

「か…”“//_♡♡ん ッッ で “”!??////_♡”“♡_/」

「ん?//」

「ッッ !!?”“??”////♡い //““ぃ” ッッッ っか “ ♡♡ら//♡♡♡」

「フーフーあ?」

「りん!!は ッッ//_“♡♡”/や “_”!!く ♡♡」


ガリッッ

「はッッッ////“”“♡♡!!?_ッッ_ッ♡”/」

「ん ッ ///““♡”_♡///♡」

「ん、、、潔」

ギュゥゥゥ

「へぇりん?///」

「…俺の」

「ふふ///」




ばか




「お前だって俺のだ」



[病院にて]

「そう、番契約を続けることにしたのですね」

「はい」

「まだまだお互い第2性に振り回されてばかりですが、自分の気持ちに振り回されないようにしよう…と」

「とにかく…その…色々心配をおかけしました!!!」

「いえいえ、丸く収まったのなら何よりですよ。」

「それに…実のところそれほど心配していませんでしたから。」

「?」

「ほら、前君がおとぎ話に例えたでしょう?」

チョイチョイ

「???」


「_______…」コソコソ


「ね?」



「はい…」









おとぎ話はいつも





昔々から始まってめでたしめでたしで終わるからね。














ストーリーを書くときのモチベになりますのでハートよろしくおねがいします!

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コメント

1

ユーザー

ちょっと待ってください。ほんとに。神作品すぎませんですか!?ほんとに大好きです!!これからも応援してます!!頑張ってください!!

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